昨夜11時過ぎに寝室に上がってTVをつけたらNHKが
「日本一美しい庭」(だったと思う)に15年連続で「足立美術館」が1位に選ばれ
2位が「桂離宮」、3位が「柴又 山本亭庭園」だという。
「足立美術館」には2度行ったが確かに手入れが行き届いていて美しい。
最初は夫と皆生温泉、隠岐で2泊、三朝温泉という4泊5日のあわただしい旅だった。
皆生温泉でマツタケ三昧の夕食を食べた記憶がある。
横山大観の六曲一双の絢爛豪華な「紅葉」が観られるのは秋だけで、その後義妹と
鳥取へ「砂の美術館」を見に行ったとき、彼女に付き合って皆生、三朝の両温泉に
泊まり「足立美術館」にも行ったけれど「紅葉」はなかった。
季節ごとに入れ替えがあるので「紅葉」を見せたかったけれど残念だった。
熱海のMOA美術館も光琳の「紅白梅図屏風」は特別な時を除き春だけの展示である。
「桂離宮」は宮内庁に申し込んで「修学院離宮」、「京都御所」「仙洞御所」
とともに2日がかりで拝観した。
夫もわたくしも有休をとって京都に出かけ、大学生だった息子の分と3人の
許可をとっていたのに息子は来られなかったので彼はせっかくの機会を逃した。
まだ観る機会を持てていないと思う
御所はその後解放され、桜の季節など何度も訪れる機会があった。
昔は日本三名園と言えば「金沢の兼六園」「水戸の偕楽園」「岡山の後楽園」
だった。
金沢は1昨年北陸新幹線ができて孫の希望で、水戸は袋田の滝の帰りに、
岡山は鳥取に行く途中に義妹が行っていないとのことで再訪した。
どこも以前行ったときとほとんど変わっていなかったが、金沢の駅は大きく変化
していた。
ただ柴又帝釈天と矢切の渡しまでは行ったのに「山本亭」は知らなかった。
時代とともに、また外国人の目に映る名園は変化してきている。
造園美ということであれば確かに「偕楽園」より「足立美術館」の方が
上かもしれない。
「兼六園」は大勢の人が来ていたけれど「偕楽園」「後楽園」の人出は
今一つだったように思う。偕楽園へは梅まつりの季節に行ったのに。。