KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地ばら園

2018年05月24日 | 俳句
昨日の話です。

毎年恒例になっている、定例句会の5月のばら園吟行。
前日までの爽やかな初夏から、薄ら寒いような雨もよいの空。雨が降りだすというので雨具必携の吟行になった。荷物が重い。先月も雨に遭い、雨女が居るの?と思ってしまう。私ではありません・・多分。

今年は早く咲いてしまったので、あまり期待していなかった。でも何とか遅咲きの花が残っていて、ボランティアの方たちの手入れがとても良いのでまだ見応えがあった。それでも、近づくと花の傷みの目立つ株があって。


雨の来る前に句を作らなくては・・と焦っても、どうにも薔薇は苦手な句材。
そのうちにぽつぽつと雨が落ちてきた。小雨のうちに・・と、雨があまり落ちてこない薔薇のパーゴラの下のベンチで、傘を差しての早めのお弁当。この季節にしか開かないばら園、食堂などはないのだ。
それでも、この句会は出す句数が自由なので、いつもの他の句会のように10句という強制のないのがありがたい。句会場へは歩いたら30分以上はかかりそうなので、タクシーを呼んだ。タクシー待っている間にやっと撮った花。




11人の参加者で、一人平均11句以上は出したことになった。選句が大変。私は9句しか出していないのに・・なんて文句は言えない。駄句、と思いつつ出した句にも点が入って、何とか切り抜けることが出来た。

さて、帰宅途中の電車の中で何だか体調がだんだん悪くなり、帰宅したら、頚椎がものすごく重たく痛くなった。それにプラス眩暈と動悸。気温の高低差と低気圧が過ぎるときの、気象病の重症の症状だ。一人暮らしだったら寝込んでしまうところ。でも、私も空腹、食事は作らねば、と鼓舞して切り抜けた。
という日で、ぐっすりと眠ったら今朝はすっきりと治っていた。

薔薇を打つ雨ほつほつとわが頬へ  KUMI
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紫のペチュニア

2018年05月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ベランダに咲き誇っていたプランターのパンジーを片付けたら、残った花は銀行の景品のペチュニアだけになった。紫色が珍しい。冬も咲いてくれるゼラニウムは今が休止期。ちょっと寂しい。何か苗を買ってこなくては。

今月最後のからりとした天気になる、と予報された。ベランダの奥行があまりないので、洗濯物を干したら布団が干せない、という不便な暮らし。今日は布団を優先した。
お散歩日和、昨日は出そびれたので今日こそ・・と思っていたのに、掃除をしたらい何やかやとしているうちに又午前の時間がなくなった。早起きすればいいこと・・それが出来ないままに一生が終わりそう。
明日は薔薇園へ吟行句会なのに、天気は雨の予報だ。天気は、本当にうまく噛み合わない。

物少しだけ捨ててきし薄暑かな  KUMI
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いよいよ紫陽花

2018年05月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

二日家を空けると、やはり疲れが溜まる。頭も疲れる。
と、家事だけをそこそこに片付けて。午後、買い物が少しあったので紫陽花の成長を見ながら家を出たら、本当に大分色づいてきていた。
昨日の百花園でも、山紫陽花が咲いていたし。


まだ五月なのに・・と思いたくなる。天気図も梅雨前線が南の方にちらちらしてきた。
今年こそ久しぶりに薔薇園へカメラ持って行きたい、と思っているのに、どうも薔薇はお終いに近いようだ。紫陽花に切り替える方がいいのかな?と。
季節の速さについていけない。

西日射すカフェや昭和の歌流れ  KUMI
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吟行句会・向島百花園

2018年05月20日 | 俳句
天気 晴

蒸し暑かった昨日までの天気が一転して、風は冷たいもののすっきりと晴れた吟行日和。
昨日の午後は俳句文学館での句会、今日は吟行・・隔月の吟行句会なので、年に何回かは連日のお出かけになる。メンバーが全く違うから仕方がないものの、最近はちょっときつくなってきた。かといってどちらも休みたくないので、いずれは究極の選択になってしまいそうだ。

緑緑緑、の園内、どこへ行っても青葉若葉で、空は真っ青で、初夏の季語をちりばめたような環境。とあれば良い句が出来そうなものの、着いてから1時間くらいはまったく句が出てこなかった。
写真を撮りに来たかった~~ と、一眼カメラの人を見ては羨ましくなり・・これではいけない、と気を取り直してはみたものの・・やっぱり緑が眩しいばかりで。


今日は昼食は弁当にしよう、と思って、バスに乗り換える亀戸駅の駅ビルの地下で弁当を買った。ここのお弁当は地元では大きい料亭のものらしく、なかなか美味しい。でも、私の欲しかったご飯の少ない小さな弁当は売り切れていて、これはご飯が多くて半分残してしまった。
お茶屋さんで煎茶を注文、木漏れ日の眩しい外テーブルで。


弁当持参のおかげで食べながら句作が出来て、何とか10句を取り繕った。
とはいえ、最近はどうにもヒットするような句が作れない。作れました、というだけの平凡過ぎる句ばかりでうんざりする。
それでも、薫風に吹かれて気分の良い半日の吟行だった。

小判草なんぞを揺らせ風過ぎぬ KUMI
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広島城

2018年05月18日 | 旅行
5月11日、広島の旅の最後の日。あら、もう一週間も経ったことになる。時間の経過の早いこと
午後には帰るので、ホテルの部屋から見下ろしていた広島城公園へ行くことにした。無論、徒歩で行ける。もう一度、ホテルの部屋から見下ろして。


楠木の若葉がむせかえるほどの公園、城は無論、原爆で飛ばされてしまい、戦後に再建されたもの。でも石垣は見事に残っていて大藩浅野本家の城らしく威厳があった。「鯉城」と言う。広島カープ球団の名前の由来にもなる。


城の中には、入らなかった。理由は・・階段が急で、腰痛持ちの夫にはちょっときつそう。私も視野狭窄があって下りは危険が伴う。それに、天守閣へ登っても景色はホテルからの方が良いはず・・ と、理屈を付けて。何しろ、二人で一人前という体力の後期高齢者の旅だ。
その代わりにお濠を巡る屋形舟の観光をした。これは案外良かった。


原爆で、天守閣は吹き飛んだ。のちに解ったそうだが、天守閣は一度空に飛び、そのあとでドスンと下へ落ちたという。恐ろしいこと。原爆投下の理由の一つにもなった軍の駐屯地があったから、その惨状を思うと・・






泊まったホテル、リーガロイヤル広島を下から見ると、やっぱり大きい。スマホ写真。


広島城を楽しんで、ホテルと城の間にあった「ひろしま美術館」へ寄った。
ネットで調べたら猫の絵を色々展示しているという。浮世絵から藤田嗣治、その他色々。結構楽しめた。時間が残ったら、旅先の美術館を楽しむのも面白い。


せっかく広島まで行ったのだから足を延ばせば尾道とか岩国とか・・でも、日程もコースも、我々にはちょうど良かった。忙しいツァーにはもう行く気力はないし。
身体障がい者手帳を得てから3年目、実は、長距離の鉄道に乗るのは初めてだった。JRは運賃が同伴者も含め、半額にしてもらえた。指定券などは別。でも助かった。宮島のゴンドラもかなり割り引いてくれたし、その他、入場券も東京と同じく無料にしてもらえた。外から見たらどこにも障害なんか見えないので後ろめたい・・と思ったりしたこともあったが、最近は慣れた。
心臓を器械で動かしての暮らし、って、見た目よりもあまり心地良いものではないから。

城跡の石垣堅固樟若葉  KUMI
コメント (4)
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