KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒中の美

2024年01月26日 | お散歩写真
天気 晴

寒い・・当たり前。大寒過ぎて節分までは、とにかく寒いのがジョウシキです。それでも今年は明日から少し気温が上がってやはり暖冬気味とか。写真は、以前居住のマンションからの、10年前に撮った今頃の富士山。富士山は10年前と変わらない。
今日、高尾山へ行った後輩から送られてきた、山頂からの富士山。

そして、「氷の花」とも言われるシモバシラ。高尾山は良く見られるところとして知られている。こんな見事に美しいシモバシラは見たことがない。

以前、近所の都立庭園で見たものは、もう崩れかけていたのだと知った。
(シモバシラ=シソ科の野生植物で、茎から出た水分が氷ると花のようになることから、シモバシラ、というらしい)

さて、ラウンジの窓からも富士山は見える。毎朝来る鴉を撮ると、スマホの富士山はこんなに迫力がなくなる。

今日の昼食は、別料金を加えると天丼が出る日。400円の加算で海老・鱚の天丼が食べられるなら・・と楽しみにしていたら・・

「冷し天丼」だった。
今までにも天丼や天ぷらは出されたけれど、揚げたてでないことは承知している。でも、ですよ、この寒のさ中に冷した天丼はないでしょ。給食会社から配達されたものを、そのまま丼にのせたのだ。毎日保冷車で来ているのを、私の部屋から見下ろせる。この寒さではよく冷えて当たり前だ。せめて、レンジでチンくらいはしてくださいよ。茄子・ピーマン・サツマイモ・・ご飯も野菜も冷え冷えで美味しい訳がない。暖かいのは、いつもの味噌汁だけだった。
何だかねえ・・そんなに貧しい施設へ入ったつもりはないのに、侘しくなった。明日になったらこの侘しさを忘れてしまいそうだったので、食べ終えてすぐに事務室へ。所長は居なかったけれど・・食事担当の介護士とケアマネは居たので、「寒中に冷し天丼は食べたくなかったわ、よく冷えていました」とひと言だけ言ってきた。文句があっても、陰で言うだけで、私のように声にする者があまり居ない。ま、何も考えない人が多いけれど。
ほんと、お腹も気持も冷えたランチだった。同じテーブルの二人は注文し忘れた、とかで、良かったですねえ。

定位置は街を一望寒鴉  KUMI 
コメント (6)
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