KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒くて昏くて

2019年11月28日 | 俳句
天気 曇のち雨

わが家から見下ろすと、散り残った桜紅葉が雨に濡れて色を鮮やかにしている。
昨日は曇天、でも朝には久々に山の見える時間があった。雲の消えていくさまがなかなか綺麗。とはいえ、とにかく寒い。おまけに陰鬱な空が続いて、気分が抑えつけられたように重くなる。
今日掲載の写真は、カメラです。




昨日は、姉が姪と一緒に来てくれた。葬儀の時は術後の膝のリハビリ中で来てもらえなかった。80歳を越えて膝の手術をした姉の勇気を讃えたい。まだ痛そうだったが、以前の歩行よりもかなり楽になっているようだった。
その姉親子とは別に、田舎に住む亡姉の娘も来てくれた。春には入院している夫を見舞ってくれた。また来る予定だったのだが・・施設入所中の90歳過ぎた父親(亡姉の夫)の具合が悪くなったり、房総半島を襲った台風の後始末があったりで、連絡も途絶えていた。何かあったのだろう、と思いつつも、こちらも危篤状態が続き、田舎の縁者に気を配る余裕がなかった。この姪は早めの夕食を共にして、明日は父親の通院の付き添いがあるから、と帰宅した。

6人兄妹の上の4人はもう居ないが、どの家も色々と高齢化の問題を抱えている。
唯一独身だった亡姉が、いちばん恵まれていたかもしれない。独身貴族を貫いて何も終活をせず、何もかもを妹やら姪たちにゆだねて勝手に逝ってしまい・・
私の身内が集まると、結局は夫の話よりもその身勝手だった亡姉の話になっていく。で、その身勝手さが反面教師となって、これから相続、という姪に色々伝授することになった。
さて、私も体調を取り戻して自分の「終活」をきちんとせねばならない。

散るために今日も山茶花咲き競ふ  KUMI
コメント (4)
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