提供されるのはドコモnanoUIMカードで、カード台紙の裏面にはアクティベーションに必要な電話番号やパスワードがシールで貼り付けられている。
今回、寝室にエリアメール受信機として置いているらくらくスマートフォン F-12Dで利用するため、SIMカードアダプタでドコモminiUIMカードのサイズに変換してカードスロットに差し込んだ。ただしアダプタをかました利用は推奨されておらずあくまで自己責任となるので留意が必要だ。
あわせてデジモノステーションの記事を参照して、APN設定(アクセスポイントの編集)を行っておく。このあたりはの設定手順は他のMVNOとなんら変わることはない。
0 SIM by So-netの利用にはアクティベーションと呼ばれる開通手続きが必要で、住所や氏名、メールアドレスのほか、クレジットカード情報の登録も求められる。
らくらくスマートフォン F-12DではIIJmioのプリペイドSIMを利用していたこともあり、特段のトラブルはなく設定が完了しモバイルネットワークによる通信が正常に行われることを確認した。すでに発売から4年が経過しているLTE非対応端末であり、用途を限定しているので通信さえできればまったく問題はない。
このSIMは3か月間通信がないと自動的に解約になるのだが、通電しSIMを差したままであれば何らかの通信が行われるのではないかと思っている。
エリアメール受信機にはこれまで3か月ごとに1,500円のリチャージを繰り返していた。月あたりでは500円以下で大した負担ではなかったのだが、この0 SIM by So-netならさらに負担の軽い、というか負担のない0円運用ができそうだ。
【参考】
- Rakuten miniを緊急速報メール端末に仕立てて0円運用する (2021/4/18)
- エリアメール受信機をらくらくスマートフォン3に更新した (2016/8/20)
- らくらくスマートフォン F-12Dをエリアメール受信機に仕立てる (2015/3/11)