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Xperia Z5 Compact SO-02Hとの6か月間を振り返る

2016年05月19日 07時22分36秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H
 2015/11/13の発売日から使っているソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォンXperia Z5 Compact SO-02HからGalaxy S7 edge SC-02Hにメイン端末を入れ替えることにした。
 6か月間の利用を通じての使用感を記しておきたい。

■少々厚みのあるコンパクト端末

 Xperia Z5 Compact SO-02Hは約4.6インチのディスプレイを搭載した、高さ127mm×幅65mm×厚さ8.9mm、重さ138gの現時点においては小型の端末だ。兄弟機のXperia Z5(無印)が高さ146mm×幅72mm×厚さ7.3mmであるのと比較すると、やや厚みを感じるが片手でガッチリと掴めるホールド感は高い。iPhone SEの例を引くまでもなく、このサイズの端末には一定のニーズがある
少々厚みのあるXperia Z5 Compact 片手でのホールド感は高い


 コンパクトな筐体だが、おサイフケータイや防水・防塵機能といった毎日の生活に必要な機能が備わっている点は心強く、どの端末からの機種変更であっても安心して選択できる。
 約2,300万画素(インカメラは約510万画素)のカメラにもスペック上の妥協はない。ただ、0.03秒を謳うオートフォーカス自体は確かに早いのだが、実際に写真が撮れる(シャッターが切れる)までに若干のラグがあり、動きの速い被写体を撮影するのには難儀する。
おサイフケータイ搭載 カメラの撮影画面


■Android 6.0アップデートでサクサク感が向上

 発売から4か月後の2016/3/13に、海外版に先駆けてAndroid 6.0(Marshmallow)へのOSバージョンアップが提供されたことは特筆に値する。機能の追加・改善に加え、全体的な動作にサクサク感を感じるようになる極めて満足度の高いものだった。なかでも指紋認証機能の認識率や速度がこのアップデートで大きく改善されたのは日々実感できる。
いち早くAndroid6.0アップデートが提供された Android6.0アップデートで指紋認証も機能向上


■購入前の懸念は杞憂で終わる

 発売前にはSnapdragon 810(MSM8994)を搭載することによる発熱を危惧する向きもあったが、SNSアプリやブラウジングを中心とした私の利用スタイルでは何の問題もなかった。4Kビデオ撮影前には本体の温度が上昇するとカメラを終了することがありますという事前警告が表示されるが、何度か試してみても発熱によって撮影が終了する場面には遭遇しなかった。。
 Xperia Z5(無印)に比べて内蔵メモリが2GBと少ないことも問題にならなかった。ディスプレイの解像度が1280×720ピクセルのHD画質にとどまっていることさえも正直に言って差が分からず、実用上の不満はない。電池の減りは期待するよりは少し早いが、STAMINAモードを設定しなくても2日は運用できそうだったので必要十分といえるだろう。
 細かな点に言及すれば、前モデルZ3 Compactから引き続いている「充電時に電池残量が満充電の100%まで達しても点灯し続ける仕様」は、やはり不満だ。改善を求めたい。
4Kビデオ撮影時には温度についての事前警告が表示される 内蔵RAMが2GBでも動作に支障はない


■万人向けの優秀な端末だがワクワク感に欠ける

 こんなに優秀な端末であるのに短期間で選手交代をすることにした理由を自分なりに考えてみると、Galaxy S7 edgeの引きが強かったことに加えて「飽きが来た」ことが多くの部分を占めている。
 もっともZ3 Compact S0-02Gから通算すれば、形状がほとんど同じ端末を1年間使い続けた、「期間による飽き」もあるのだが、もう一つ感じるのは、Xperiaならでは…という尖った特徴に欠けていることにあると思う。
 Xperiaはソニーが得意とする映像や音楽の使い勝手では一日の長があると思うし、背面などデザイン面での処理にもそれなりの美しさを感じるのだが、ディスプレイ側のデザインや操作体系や通信などのコミュニケーションといった日常的に実感できる部分は平凡だ。
 たとえば、幾度となく指摘しているおサイフケータイロック設定が指紋認証に対応しないことに加えて、ソニーがおサイフケータイビジネスを進めるフェリカネットワークスの母体企業であるならば、その使い勝手を向上させる提案をXperiaに実装し発信することは考えられないだろうか。

 Xperia Z3 Compact SO-02HからXperia Z5 Compact SO-02Gまで1年間、現行モデルのXperiaを使ってきた。ツールとして必要十分な性能と信頼性があり、万人に勧められる端末であることは存分に実感できた。Xperiaの新しい提案に期待したい。
だから私は、Xperia、でした



【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02Hのフォント設定を眺める

2016年05月15日 00時31分36秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■フォントの変更が可能になったXperia Z5シリーズ

 Xperia Z5シリーズから日本語フォントの変更が可能になった。「画面設定」を開くと、下の方に「フォントサイズ」と「フォント」の2つのメニューが確認できる。前者はその名のとおりサイズ変更で、後者がフォントそのものの変更である。
画面設定に「フォントサイズ」と「フォント」のメニュー フォントサイズ変更は4種類。標準は「中」


 Xperia Z5 Compact SO-02Hに用意されている日本語フォントは標準のソニーモバイルUDゴシックを含めて6種類ある。いずれも日本語だけが対象で英数文字は変更されない。また、変更を反映するにはその都度、端末の再起動が必要になる。
 フォントの提供元は、モトヤマルベリを除くとフォントワークスで統一されているようだ。
日本語フォントは6種類 フォント変更には再起動が必要


 では、搭載されている6種類のフォントを順に見ていこう。
 標準で設定されているのがソニーモバイルUDゴシック。角ゴシック系のユニバーサルデザインフォントだ。ベビポップはかなりコミカルな印象を受けるが、実用するのは厳しいか。
ソニーモバイルUDゴシック ベビポップ


 毛筆系のフォントが万葉行書で、ハミングは丸ゴシック体に近いフォントだ。
万葉行書 ハミング


 モトヤマルベリは多くのAndroid端末での標準フォントである。
 最後のUD角ゴ コンデンス80はちょっと毛の色が違うフォント。横幅が80%に圧縮されているので、他のフォントに比べて1行に多くの文字数が収まることになる。
モトヤマルベリ UD角ゴ コンデンス80


 このUD角ゴ コンデンス80はブラウザやSNS等文字数の多い場面では詰め込みすぎな印象をうけるが、ホーム画面ではアイコン名が尻切れにならずに表示できるメリットがある。もっともホーム画面とアプリの画面でフォントを切り替える機能は無いので、Xperia Z5 Compactの画面サイズでは実用的ではないかも知れない。
ソニーモバイルUDゴシックでのホーム画面 UD角ゴ コンデンス80でのホーム画面


■「ユーザー補助」メニューからの設定項目も

 Androidの機能として「ユーザー補助」にもフォント関係で設定できる項目がある。
 このうち「高コントランストテキスト」は(試験運用)と明記されている実験的な機能のようだが、薄いグレーの文字がくっきりとした黒色に置き換えられ、また項目名は縁取りされて背景との境界がわかりやすくなっている。通知アイコンの文字まで手が入っているのはAndroid純正機能ならでは、だ。
ユーザー補助で「大きい文字サイズ」と「高コントランストテキスト」の設定可能 高コントランストテキストの設定


 最後にXperia Z5 Compactの問題なのか、Chromeブラウザの問題なのか、はたまたサイトの問題なのかよく分からないのだが、ひつじの伝言板のWebページで文字が大きくなるは以前利用していたXperia Z3 Compactからの症状だ。他のWebサイトでの再現性がないだけに、ウオッチャーとしては非常に気になる。
ひつじの伝言板でフォントが大きくなるのが悩み


 店頭に展示してあるデモ機は、設定がむやみに変更できないようにロックされていること多く、端末に搭載されているフォントの種類や見た目を購入前に確認することは難しい。本エントリーが今後Xperia Z5シリーズを購入する方の参考になれば幸いである。


【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02HのSIMロックを解除してみた

2016年05月13日 23時57分29秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■機種変更から6か月経過でSIMロック解除が可能に

 2016/5/13で、Xperia Z5 Compact SO-02Hに機種変更してから6か月になる。2015年5月以降に販売されたドコモのスマートフォンは購入日から6か月を経過すると一定の条件下でSIMロック解除ができるので、お試しで解除を申し込んでみた。Mydocomoからの申込みであれば手数料は無料だ。
 Mydocomoのドコモオンライン手続きから「SIMロック解除」を選択すると、前日までは「SIMロック解除の受付可能な機種がないため、SIMロック解除のお手続きをすることができません」と表示されていた。
SIMロック解除の受付可能な機種がないため、お手続きをすることができません


 6か月と1日目となった2016/05/13になって再度アクセスしてみると、次の画面に遷移した。対象機種を確認し、注意事項に同意するとSIMロック解除の申込み手続きが完了する。画面とメールで解除コードが発行された。
MydocomoからSIMロック解除を申し込む 解除コードがWeb画面とメールで確認できる


■SIMロック解除には他キャリアSIMカードが必要

 実のところ、事前に調べるまでSIMロック解除の作業の時点で他キャリアSIMが必要だとは知らなかった。
 今回用意したのは、株式会社ケイ・オプティコムが運営するmineo(マイネオ)のプリペイドパックのSIMカードだ。KDDI回線を利用するau用NanoSIM 4G LTE対応を用意した。開通日の翌月末まで利用できる1GB分のデータ通信が提供され、Amazonでの購入価格は3,456円。
 パッケージを開けると初めて目にするauブランドのSIMカードが出てきた。装着は、Xperia Z5 Compact SO-02Hの側面にあるカード挿入口カバーを開き、引き出したトレイにドコモUIMカードと入れ替えて電源を入れるだけだ。
auネットワークを利用するMVNO・mineoのプリペイドSIMを用意した au Nano IC Cardを挿入


 SONYロゴとdocomoロゴが表示されたあと、Xperia Z5 Compactが起動すると、SIMネットワークのロック解除PINを入力する画面になる。ここで解除コードを入力すると、「ネットワークロックを解除しました」とメッセージが表示された。SIMロック解除完了である。
画面の指示にしたがって解除コードを入力 ネットワークロックを解除しました


 せっかくなのでmineoを開通させたあと、APN設定を行って実際に通信を行ってみた。SIMのステータス画面では確かにKDDIが提供するLTEネットワークに接続していることが確認できる。
APN設定にはmineoを設定 SIMのステータス画面。たしかにKDDIネットワークに接続されている。


 ロック画面左上にも「KDDI」の文字が表示されている。
 この状態でいくつかのアプリを起動してみたが、dアカウントが登録してあればドコモが提供するサービスであってもほとんど問題なく利用できそうだ。そんな中でも正常に利用できなかったのはしゃべってコンシェルで。「ドコモのSIMカードが挿入されていないため、ご利用になれません。キャラの部屋を表示します」というエラーになった。ひつじのしつじくんやメイドのメイちゃんとの会話は楽しめない。ただし、ホーム画面のしゃべってキャラは正常に表示される。
ロック画面にKDDI しゃべってコンシェルはドコモのSIMカードが挿入されていないと利用不可


■あっけなくSIMロック解除端末になりました

 すでに本来のdocomo UIMカードに戻して今までどおり利用しているが、端末がSIMロック解除済みとなったことによる変化は全くみられない。海外に行く予定もMNPをする予定もない中、お試しで解除してみたが、それはあまりにあっけないものだった。
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Xperia Z5 Compact SO-02Hに5度目のソフトウェア更新でSTAMINAモードが復活

2016年04月20日 00時33分02秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■発売以来5回目のソフトウェア更新

 2016/4/19、Xperia Z5 Compact SO-02Hに5回目のソフトウェア更新の提供が開始された。Android 6.0へのOSアップデートが提供された前回2016/3/2からおよそ1か月半の間隔が開いている。
 ドコモWebサイトの製品アップデート情報によれば、今回のアップデート内容は、前回アップデートの際に一時的に削られたSTAMINAモードと呼ばれる省電力機能の再実装と、特定の環境下においてスモールアプリが利用できない場合がある事象の改善の2点だ。また、これら以外にも「より快適にご利用いただくための更新や一部仕様および表示変更などが含まれています」と記されている。
 Wi-Fi接続によるアップデート開始から完了までは約35分を要し、バッテリーを20%強消費した。
2016/4/19からソフトウェア更新開始 アップデート完了までは35分程度必要


 更新前後のビルド番号等を端末情報の画面で確認してみると、Androidバージョンは6.0のままで変更はない。
 ベースバンドバージョンが8994-FAAAANAZQ-00039-09から8994-FAAAANAZQ-00040-10に、ビルド番号は32.1.F.0.43から32.1.F.1.38に変化している。また、カーネルバージョンに含まれる日付は2016/1/25から2016/3/24に進んだ。
 こうした機会にAndroidセキュリティパッチレベルの項目も更新されるかと思っていたのだが、2016年2月1日のまま替わっていない。
ソフトウェア更新前の端末情報 ソフトウェア更新後の端末情報


 今回、復活したSTAMINAモードは緊急省電力モードよりもやや緩めに一部の機能を制限して電池の消費を抑える機能だが、Xperia Z5 Compactはそのままでも十分に省電力だと感じているので私は無効にしている。
バッテリー関係の設定画面 STAMINAモードの設定画面


 気づいた限りでは、Xperiaホームアプリにダブルタップして画面をオフ(スリープ)にする機能が追加されている。やはり、公開されている以外にもいくつか変更点がありそうだ。しばらく触りながら確認していきたい。


【参考】
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Xperia Z5 Compactの緊急省電力モードの動作を確認する

2016年04月16日 11時49分48秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H
 2016/4/14から熊本県を中心に九州で大きな地震が相次いでいる。
 Xperia Z5 Compact SO-02Hに搭載されている非常用節電機能「緊急省電力モード」がどのように動作するかを確認した。手元の端末は2016/3/2から提供されているAndroid 6.0へのアップデートを適用済みでビルド番号32.1.F.0.43のソフトウェアに更新されている。
 非常用節電機能は、画面の明るさなどの初期設定や起動できるアプリを制限して消費電力を抑えることで待受時間を延ばす機能である。

■節電して待受時間を延ばす「緊急省電力モード」

 緊急省電力モードを起動するには電源キーを1秒以上長押ししてメニューを表示するほか、災害用キットアプリを起動して「SAVE」と記された電池アイコンをクリックすることでも可能だ。
電源キーの長押しで「緊急省電力モード」をONに 災害用キットアプリの電池アイコンからも「緊急省電力モード」への切り替えが可能


 続いて画面に表示される「注意事項を確認しました」の表示を確認してチェックを入れると「有効にする」がタップできるようになる。このチェックは緊急省電力モードへの切替えの都度必要だ。
 リンク先の注意事項には、緊急地震速報などのエリアメールは受信できること、NFCやアラーム、画面消灯時の通信ができないことが記されている。このうち3点目には少し留意が必要で、スリープ時には電話やエリアメールの着信を除きメールやメッセージが自動受信されないという意味だ。
「注意事項を確認しました」にチェックを入れると「有効にする」がタップ可能 緊急省電力モードの注意事項


 「利用可能アプリ」をタップすると、現在端末にインストールされているアプリのうち緊急省電力モードで起動できるアプリの一覧が表示されるので事前に確認しておきたい。Gmailは利用できるがInboxは利用できないし、YouTubeやniconicoなどの映像系アプリも利用できない。おそらくゲーム関係のアプリも対象外だろう。
 元の画面に戻り、緊急省電力モードを「有効にする」をタップすると起動中のアプリが終了し再起動する。
利用可能なアプリを切り替え前に確認可能 緊急省電力モードを有効にしています


 再起動するとロック画面が起動する。指紋認証を含めてロック解除手段は通常時と同様に利用できた。
 緊急省電力モードの画面はタイル式で、利用できるアプリのアイコンが並んでいる。設定メニューは右上の歯車のアイコンで、画面の明るさやスリープなどの設定が変更できる。画面の明るさの初期設定は一番暗い設定から2段階目で自動調節もOFFという省電力側に振った設定だが変更できる。
緊急省電力モードの画面 設定メニューは右上の歯車アイコンから


 Wi-Fiも初期設定ではOFFだが、設定メニューでONにすれば利用可だ。
 通知パネルを引き出してみると、オートGPSでエラーが出ているのが気になるところ。これはGPSの利用がOFFになっているためで、位置情報(GPS)の設定を電池節約から高精度に変更するとエラーは表示されなくなるが、電池の消費は増加するだろう。
 なお、NFC/おサイフケータイロック設定はロック状態の変更が出来なくなるので、事前に解除しておきたい。
Wi-Fiは初期設定でOFFだが利用可能 通知パネルを引き出してみる


 緊急省電力モードを解除するには、電源キーを長押しして緊急省電力モードをOFFにする。災害用キットアプリからも切り替えできる。
緊急省電力モードを解除して、機器の再起動を行います。



【参考】
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Xperiaの連絡先アプリからインターナビに電話帳を転送する

2016年04月12日 23時17分17秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■Xperia Z5 CompactとインターナビをBluetooth接続

 Xperia Z5 Compact SO-02Hをインターナビ Ver14.17.02にBluetoothで接続し電話帳のデータを転送(エクスポート)する手順について、2016年4月時点でまとめておこう。
 念のため記しておくと、Xperia Z5 Compact SO-02HのBluetoothが対応しているプロファイルコーデックはHFP、HSP、OPP、SPP、HID、A2DP(aptX、SBC、LDAC)、AVRCP、PBAP、PAN(PAN-NAP)、PAN(PANU)、MAP、HOGPの11種類でDUNプロファイルには対応しておらず、電話帳転送とハンズフリー通話のみの対応である。もっともインターナビ・リンク プレミアムクラブのWebサイトに掲載されている動作検証結果では、インサイトのメーカーオプションのHONDA HDDインターナビ(タッチパネルタイプ)とXperia Z5 Compactの接続は、電話帳転送、ハンズフリー、インターナビデータ通信のすべてが非対応とされているので自己責任で取り扱っていただきたい。

■Xperia Z5 Compactとインターナビとのペアリングは簡単

 前段となるXperia Z5 Compactとインターナビとのペアリング(接続設定)に特に難しいところはない。インターナビ側は「通信機能設定」→「Bluetooth設定」→「電話機登録」で、Xperia Z5 Compactは設定メニューからBluetoothをONにすれば、インターナビが使用可能な機器として検索される。
Xperia Z5 Compactの設定メニューからBluetoothを選択 使用可能な機器としてinternaviを発見


 見つかったinternaviをクリックすると、PINコードの入力画面が表示されるので、インターナビの画面に表示されているパスキー(初期設定は1212)を入力すれば接続は完了する。
Xperia Z5 Compactとインターナビのペアリング画面「internaviとペア設定しますか?」


■Xperia標準の「連絡先」アプリからの転送準備

 接続設定が完了したら、Xperia Z5 Compactにプリインストールされている連絡先アプリを起動してみよう。
Xperiaの連絡先アプリ 連絡先アプリの画面(加工済)


 右上のオプションメニューを開き、まずは「連絡先フィルター」をタップして次の画面で「電話番号のある連絡先のみ」のチェックボックスをONにしたい。メールアドレスだけが登録されている連絡先データを転送するためだ。
メニューから「連絡先フィルター」を選択 「電話番号のある連絡先のみ」を表示


■すべての連絡先を選択するには?

 続いてもう一度オプションメニューを開いて「複数選択」メニューを選ぶ。チェックボックスを1つ1つタップしていけば転送する連絡先を選択できるのだが、一気に全てを選ぶ方法がある。
 上部の「選択数:0」と表示されているドロップダウンボックスをタップすると「すべて選択」というメニューが、まるで隠されていたかのように表示されるのだ。これを見つけたときには小さくガッツポーズした。
複数選択画面 選択数のリストをタップすると「すべて選択」の項目が


 表示されているすべての連絡を選択したら、右上のBluetoothアイコンをタップして転送先のBluetooth機器を選択する。
エクスポート先としてBluetooth機器を選択 送信先機器はinternavi


 すぐにvcard形式のデータが作成され、インナーナビに対してsend_contacts.vcfの転送が行われる。終了したらインターナビの電話帳を表示して転送結果を確認しよう。
intenaviにファイルを送信中 送信済みファイル。成功1件


■ドコモ電話帳アプリなら「SDカード/SIMカード/共有」を選択

 ドコモ純正アプリの「ドコモ電話帳」ではインターナビとの接続を確立した後、オプションメニューの中から「SDカード/SIMカード/共有」をタップする、続いて全件データ送信を選べば転送が始まる。
ドコモ電話帳アプリの場合は「SDカード/SIMカード/共有」を選択 全件データ送信(共有)からBluetooth機器を選択する流れ


 ただし、ドコモ電話帳アプリ(Ver.16.00.00103)には、Xperiaの連絡先アプリにある「電話番号のある連絡先のみ」に相当する機能がないので、これだけのためでも連絡先アプリを使って転送する方が便利だと思う。


【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02HでのワイドFMの聴き方を確認する

2016年03月12日 23時59分06秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■ワイドFMに対応しているXperiaのFMラジオアプリ

 Xperiaシリーズには以前よりFMラジオアプリが搭載されている。先日Twitterで見かけたツイートでこのアプリがワイドバンドに対応していることを知ったので、早速試してみた。

 日本におけるFMラジオ放送は76.1~89.9MHzの周波数帯で運用されてきた。その上のV-Low帯と呼ばれる90~108MHzの帯域はテレビ放送に使われていたが、デジタル化に伴いこの帯域の一部(90.1~95MHz)を利用したAMラジオ放送の番組が聴けるワイドFM(FM補完放送)が開始されている。
 Xperia Z5 CompactのFMラジオアプリを起動して中央のバーをフリックするようにスクロールさせると、たしかに90MHz以上の周波数を選択することができた。
Xperia Z5 CompactのFMラジオアプリ 93.7MHzを選択可能


 もっともXperiaのFMのラジオアプリは以前のバージョンから地域設定を「イタリア/タイ」に切り替えることで87.50~108.00MHzの周波数帯が選択できることが知られており、ネットの情報を検索すると少なくともZシリーズ以降ではこの方法でワイドFMに実質的に対応していたようだ。
 そういえば…と思い立ち、保管してあったXperia ray SO-03Cを取り出して確認してみたところ、このバージョンのアプリは地域設定変更には対応していなかったが、無骨とも言える独特のデザインはこの時代から受け継がれていることを確認し少し納得してしまった。
ラジオの地域を設定 Xperia ray SO-03CのFMラジオアプリ


■UIは徹底して不親切

 FMラジオアプリの使い方は徹底して分かりにくい。
 聞きたい放送局の周波数に合わせて☆マークをタップすると、その周波数をお気に入りに登録することができる。全角半角を問わず8文字までという厳しい制限に縛られて名前を付けることや、微妙な色合いの中からバーに表示するポイントの色を選択することも可能だ。一般的なFMラジオの操作体系とはまるで一致していない。お気に入りに登録することでリストから放送局を簡単に選択できるようになるが、自動スキャンだけでなくエリアにあわせて放送局をプリセットする機能くらいはあってもよいのではないだろうか。
 さらに言えば、Android 6.0へのアップデートで機能が削除されたが、画面の背景に幾何学模様のアニメーションを表示する「ビジュアライザー」というとっても微妙な機能があったことはこの際秘密にしておこう。
お気に入り放送局の登録画面 お気に入りリスト


■減災のためにアンテナを内蔵してほしい

 Xperia Z5 Compactを防災・減災のための情報取得ツールの一つとして見た場合、FMラジオ放送が聴取できるアプリが搭載されていることはありがたいが、ワンセグ放送を含めてヘッドフォンを挿さないと受信できない致命的な欠点を以前から有している。
 平常時であればネットワークを通じてラジオを聴けるradikoらじる★らじるなどのサービスを利用すればよい。しかし災害時にあってはネットワークが必ずしも正常に利用できるとは限らない。ラジオとして利用する機会が年に1度あるかないかだとしても、いざという時に使える安心感がほしいと思う。
 グローバルモデルが幅をきかせる現在のスマートフォン市場で少数派ではあるが、富士通のスマートフォンarrowsシリーズでは多くの機種でアンテナを内蔵していていることは心にとめておきたい。
ヘッドフォンがアンテナとなる 0


 2011/3/11に発生した東日本大震災から今年で5年が経った。
 肌身離さず持ち歩くスマートフォンが防災・減災ツールとしてできることはまだまだありそうだと感じる。その上で、ユーザーとしてもどの機能が命を守ることに役立つのか事前に確認しておきたい。

【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02HにAndroid6.0のアップデートが提供開始

2016年03月03日 01時41分05秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■ドコモ版Xperia Z5シリーズが世界最速でAndroid 6.0に

 2016/2/24に行われた発売以来3回目のソフトウェア更新から1週間後の2016/3/2、Xperia Z5 Compact SO-02HにAndroid 6.0(Marshmallow)へのOSバージョンアップが提供された。海外で発売されたXperia Z5シリーズにはまだアップデートが実施されていないらしく、どうやらグローバルに先駆けての提供であるようだ。アップデート内容はソニーモバイルコミュニケーションズのWebサイト Android™ 6.0対応 OSバージョンアップ が詳しい。
 なお、画面で警告されるが、バージョンアップ直後の起動では指紋認証によるロック解除を行うことができない。あらかじめ指紋認証をOFFにしてパスワード等でロック解除するよう変更しておくのが無難だろう。
アップデートがあります Android 6.0に対応します。


■アップデート所要時間は約70分

 アップデートファイルのファイルサイズは約1.2GBで、ダウンロードに約40分、インストールに約33分の時間がかかるとされていた。ここ最近のソフトウェア更新と異なり、この時間は正確で、手元の端末でもアップデートから再び操作できるようになるまでの所要時間は約70分だった。
 
本体ソフトの更新をインストール中… おめでとうございます。最新の機能をお使いいただけます


 アップデートが完了したあとの初回起動時には、ドコモアプリではdocomo Application Managerとしゃべってコンシェルのアップデートが、Google Playではカメラのアドインアプリであるタイムシフト連写とeトリセツ取扱説明書のアップデートがそれぞれ検出された。いずれも適用しておきたい。
docomo Application Managerとしゃべってコンシェルにアップデート タイムシフト連写とSO-02H取扱説明書にアップデートあり


 恒例により、更新前後のビルド番号等を端末情報の画面で確認しておこう。Androidバージョンは5.1.1から6.0に確かに更新されている。
 ベースバンドバージョンが8994-FAAAANAZQ-00029-06から8994-FAAAANAZQ-00033-09に、ビルド番号は32.0.B.0.478から32.1.F.0.43に変化している。また、カーネルバージョンに含まれる日付は2015/12/16から2016/1/25に進んだ。OSアップデートならではの大幅な変化である。
 アップデート後には「Androidセキュリティパッチレベル」の項目が新設されていることに注目したい。Android 6.0からの新機能で適用済みのアップデートの公開日付が表示されるようだ。
Android 5.1.1時の端末情報 Android 6.0アップデート直後の端末情報


■指紋設定画面に変化。一部動作不良のアプリも。

 まだ触り始めたばかりだが、指紋設定画面から画面のロック解除に使うか否かを設定する「指紋の使用目的」の項目が消えていることに気がついた。登録したはずの名前は「指紋1」に戻っているが、登録済みの指紋データはそのまま残っていてロック解除を行うことができた。
 この他、いくつか試した中で動作に問題のあるアプリはないように思えたが、月額プランで契約しているATOK Passport プレミアムを利用するための、ATOK for Android [Professional]アプリはアップデート直後からバージョン2.1.2において、通常の変換操作もカーソルが暴走するような挙動が見られた上、クラウドサービスにログインが不能になった。このため改善を図れないかと一旦アンインストールしたところ、再インストール後に契約有効化自体ができなくなってしまった。アプリ自体はAndroid 6.0に対応しているようなので近日中に修正されることに期待したい。
  • 【2016/3/3追記】Android 6.0にアップデートしたXperia Z5シリーズで、ATOK Passport[プレミアム]のATOKクラウドサービスが使えない現象が発生していることをジャストシステム社も確認したとのこと。クラウドサービスは利用できないものの契約の有効化には成功したので、改善を待ちたい。
指紋認証設定画面 ATOK for Android [Professional]アプリ バージョン2.1.2ではクラウドサービスの利用ができない?

  • 【2016/3/8追記】バージョン2.1.3にアップデートが行われ、ATOKクラウドサービスが再び利用できるようになった。
ATOK for Android [Professional]バージョン2.1.3の更新内容 ATOKクラウドサービスが再有効化できるように 


■実用上の大きな差はないが、ドコモの心意気に拍手を!

 冷静に見た場合、今回のAndroid 6.0への更新によりXperia Z5 Compact SO-02Hの機能が大幅に追加されたり目に見えて便利になったりというわけではないが、世代の新しいOSが導入されおそらくはセキュリティが向上しているであろうと推測できる。
 国内でも複数のキャリアから発売されているXperia Z5シリーズに、ドコモがいち早くアップデートを提供したことにユーザーとして拍手を送りたい。

 細かな変更点は、今後折に触れて記していく。


【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02Hに3回目のソフトウェア更新

2016年02月25日 00時04分54秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■発売以来3回目のソフトウェア更新

 2016/2/24、Xperia Z5 Compact SO-02Hに対するソフトウェア更新の提供が開始された。前回のソフトウェア更新が2015/12/15だったので、約2か月ぶり通算3回目となる。

 ドコモの発表によれば、端末本体でのアップデートは11分の更新時間で終了することになっているのだが、手元の端末ではアップデート開始からファイルのダウンロードとインストール、それに3回の再起動を経て、端末が再度利用できるようになるまでには約23分を要した。
アップデートを開始 インストール処理開始。予定所要時間:約8分


■改善事象は「Eメールアプリの強制終了対策」だが…

 今回「改善される事象」として挙げられているのは、「ごくまれに、Eメールアプリが強制終了する場合がある」点だが、プリインストールされている当該のEメールアプリは全く利用していないので該当していない。
 過去に利用してきた端末を含めて毎回アップデートのたびに動作のきびきび感が増したような印象を受けるのだが、プラシーボ効果なのだろうか。
今回のアップデート内容 ごくまれに強制終了する場合があったEメールアプリ


 更新前後のビルド番号等を端末情報の画面で確認すると、ベースバンドバージョンが8994-FAAAANAZQ-00029-05から8994-FAAAANAZQ-00029-06に、ビルド番号は32.0.B.0.447から32.0.B.0.478に変化している。また、カーネルバージョンに含まれる日付は2015/11/19から2015/12/16に進んだ。
更新前(ビルド32.0.B.0.447)の端末情報 更新後(ビルド32.0.B.0.478)の端末情報


 2016/2/10のドコモからの発表によれば、このXperia Z5 Compact SO-02Hは今後提供されるAndroid(TM) 6.0へのバージョンアップ予定製品に含まれており、そう遠くない時期にOSバージョンアップが提供されることになりそうだ。


【参考】
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Xperia Z5 Compact SO-02Hの指紋認証機能は「若造」レベル【追記あり】

2016年01月11日 16時40分21秒 | Xperia Z5 Compact SO-02H

■Xperiaシリーズ初の指紋認証機能を搭載

 Xperiaとしては初めてとなる指紋認証機能がZ5シリーズには搭載されている。指紋センサーは側面の電源ボタンに内蔵されていて、触れるだけで読み取られる仕組みだ。指をスライドしてなぞる必要はない。認識速度に不満はなく、画面ロックがサッと解除される様子には快感すら覚える。
Xperia Z5 Compactの指紋認証セットアップ画面 Xperia Z5 Compactの指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵


■Android6.0アップデートで生まれ変わったXperia Z5 Compactの指紋認証 【2016/5/22追記】

 2016/3/13に提供されたAndroid 6.0(Marshmallow)へのOSバージョンアップでXperia Z5 Compact SO-02Hの指紋認証機能が大きくブラッシュアップされたので追記しておきたい。このアップデートで指紋認証にかかる機能がGoogle純正のソフトウェアに置き換えられたのだという。
 日常の利用においては認証速度と精度が実感できるほどに向上した。また、バックアップの認証手段(予備の画面ロック解除方法)として、PINコードとパスワードに加えてパターンが利用できるようになり利便性が高まった。
予備の画面ロック解除方法に「パターン」が追加された 指紋ロック解除とパターンの同時設定が可能に

 本エントリーの文末に書いたとおり今後のソフトウェア更新等で認証精度や使い勝手が改善されたわけで、このアップデートを踏まえれば「若造」という評価は改める必要があると考えている。


 Xperia Z5 Compactの指紋認証機能に関する設定は、「設定」→「セキュリティ」メニューに配置されている。「指紋の使用目的」という項目があり「画面のロック解除」に利用するか否かを選択する。現時点で他の使用目的は表示されない。
 登録できる指紋は最大5つで。それぞれ「右手親指」「左手人差し指」などの名前をつけることができるので識別しやすい。現状5つで足りているのだが、10個くらい登録枠がほしいと感じるのは不安症なだけかもしれない。
「セキュリティ」の設定メニューに「指紋設定」 指紋登録は5個まで。現時点での機能は画面ロックのみ


 指紋の登録はガイドに従ってセンサーを繰り返しタッチして行い、20回ほどのタッチで完了する。操作自体はわかりづらくはないが手間はかかる。指を回すなどしてセンサーに当てる位置や角度を少しずつずらして指全体を登録していくのだが、日を変えるなどして異なる状態で同じ指を複数登録すれば認識率の向上が期待できそうだ。
「始めましょう」指紋登録の開始画面。センサーを繰り返し触れることで登録 登録した指紋に名前をつけることが可能


■バックアップの認証手段はPIN/パスワードのみ

 実用的でないと思われるのは、指紋認証のバックアップとして設定できるのがPINコードまたはパスワードに限られていて、パターンなどを設定することはできないことだ。セキュリティの強度が低いとされているパターンを併用を認めていないところを見ると、Xperiaにおいては指紋認証は厳格な認証手段という位置づけのようだ。指紋認証を手軽な認証手段として使えるようパターンなどが利用できるようになるとよいのだが。
指紋ロック機能を有効にしますか? [パターン]を指紋ロック解除と互換性がありません


 認識精度が高ければそうした仕様も許容できるが、結構な頻度で認証に失敗するというのが私のXperia Z5 Compactの現状だ。5回認証に失敗すると指紋機能がロックされてしまい、その都度パスワード入力によるロック解除を強いられるわけだ。認証成功時の快感も打ち消されてしてしまう。
 私が過去に使っていた富士通製のARROWS NX F-01F(2013年10月発売)での記憶と比べると明らかにXperia Z5 Compactの認識精度は低い。ARROWS NXでは9割以上の成功率だったと記憶しているがXperia Z5 Compactは感覚的に7割くらいだろうか。2003年7月発売のiモードケータイ F505iから指紋認証機能を洗練しつづけている富士通製端末と比較するのはあまりに格が違いすぎるとは思うのだが、残念な認識率だ。
画面ロックの解除画面 認証に5回失敗すると以降はパスワードかPINの入力が必要


■NFC/おサイフケータイロック設定には非対応。SONYなのに…

 Xperia Z5 Compactにおいて指紋認証機能が利用できる場面はもう一つあり、dアカウントやdマーケットでの決済時など、ドコモ関連サービスにかかる認証だ。現時点ですべてのサービスやアプリが対応しているわけではないのだが、dアカウントのID/パスワード、spモードパスワード、ネットワーク暗証番号の3つを代替することができるので将来的に利便性が高まるのは確かだ。
 「設定」→「ドコモのサービス/クラウド」→「dアカウント設定」の画面から生体認証の利用設定を行うことができる。
dアカウントに指紋認証が利用できる 「生体認証でログイン」が表示


 もう一つ、本ブログでくどくどと毎回取り上げる「NFC/おサイフケータイロック設定」であるが、せっかくXperia Z5 Compactに搭載されている指紋認証はNFC/おサイフケータイロック設定に対応していない。ロック設定時及び解除時ともパスワードの入力が必要だ。再び富士通のことを蒸し返すが、たとえば2005年6月に発売されたF901iSも指紋認証によるおサイフケータイロック(当時の名称は「ICカードロック」)に対応していた。フェリカネットワークスの母体企業であるソニーとしてこうした仕様の製品を世に出すことはどうなのかと疑問を呈したい。
NFC/おサイフケータイロックはパスワードのみ。指紋認証に対応していない 2005年6月に発売されたF901iS


■過度な期待は禁物。認識率向上と利用範囲の拡大に期待

 Xperiaシリーズ初搭載の指紋認証機能であり「それ相応の完成度」と感じている。指の状態や肌の乾燥具合などは人それぞれなので認識精度は人によって様々だろうし、机上など落ち着いた場面では連続して認証に成功することがほとんどなのだが、外出先などでは繰り返し失敗するスパイラルに陥りがちだ。それだけに認識率が低い印象ばかりが残ってしまう。認証に失敗した認識データをなんらかの形でフィードバックする機構を設けることは厳格な認証を追求する仕様からは難しいだろうか。
 あわせて、NFC/おサイフケータイロック設定を含めて指紋認証が利用できるシーンの拡大を強く求めたい。

 利用者には初搭載か否かは関係ないし、改善された新機種が発売されたとしてもすぐに買い換えられるわけでもない。すでに市場に出ている端末の生体認証機能と遜色のない性能に追いつくよう今後のソフトウェア更新等で認証精度や使い勝手が改善されていくことを期待したい。


【参考】
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