At First

 

dポイントカードのおサイフケータイ対応をローソンで体感してきた

2016年06月11日 01時02分50秒 | おサイフケータイ

■モバイルdポイントカードがおサイフケータイに対応

 2016/6/10、dポイントクラブアプリが更新され、モバイルdポイントカードの機能がおサイフケータイに対応した。これにより、ローソンとナチュラルローソンではおサイフケータイをかざすだけでdポイントが自動的に貯まるようになった。
 これまでもPontaポイントであれば、ローソンアプリに同等の機能モバイルPontaカードがあり、電子マネーでの決済とポイントを貯めることの両方がおサイフケータイをかざすワンアクションで可能だった。しかし、dポイントを貯めるにはプラスチックのカードまたはdポイントクラブアプリの画面に表示されたバーコードをわざわざ提示して、店員にバーコードスキャナで読み取ってもらう必要があった。
 バージョン11.02.01.2(2015年冬モデル以降用アプリの場合)に更新されたdポイントクラブアプリを起動してみると、設定メニューに「おサイフケータイ設定」の項目が追加されている。
dポイントクラブアプリの更新でモバイルdポイントカードがおサイフケータイに対応 設定メニューに「おサイフケータイ設定」の文字が


 設定作業は簡単だ。dカードがdアカウントに利用登録されていれば、dアカウントでログインしておサイフケータイに設定するdポイント番号を確認するだけだ。この機能には、モバイルPontaカードと同じく「かざすフォルダ」サービスが利用されている。
おサイフケータイ設定「さっそく設定する」 dポイントカード番号をおサイフケータイに設定


 あっという間に「dポイントカードをおサイフケータイに設定しました。」と完了画面が表示された。
 なおdポイントカードとモバイルPontaの両方をおサイフケータイに設定している場合、ローソンではモバイルPontaが優先されるようだ。ということであれば、2011年以来お世話になってきたモバイルPontaカードだが、もう用はない。忘れないうちに、おサイフケータイアプリからかざすフォルダを直接開いて削除しておこう。
dポイントカードにおサイフケータイを設定しました かざすフォルダからローソンモバイルPontaを削除


■「ポイントカードはお持ちですか?」には「ないです」と答えよう

 さっそくローソンに立ち寄って試してみた。
 レジでの決済時にはちょっとしたコツがある。
 「ポイントカードはお持ちですか?」という声かけに、「おサイフケータイで」と答えると、店員氏はポイントカードの読取り操作をしてしまう。これでは手間が変わらない。
 この場面での正しい返答は「ないです」だ。
 購入する商品をスキャンしてもらったあと、会計時に初めて「おサイフケータイで」と告げてカードリーダライタにおサイフケータイ対応のスマートフォンを置く。利用する電子マネーを選ぶと、ローソンの優秀なレジは自動的にポイントカードをピピッと読み取った上で決済を完了してくれるのだ。
 だまし討ちのような形になってしまう店員氏には申し訳ないが、このやりとりの方が早い。
おサイフケータイをかざすためのローソンのカードリーダライタ モバイルdポイントカードをかざしID決済で購入したマチカフェ アイスカフェラテ


 dポイントクラブアプリには画面にポイントカードのバーコードを表示する機能があるのだが、アプリの起動と画面の切替えに一定の時間がかかり、場合によってはdアカウントへのログイン操作が求められることもあって、店頭で使うには少々神経をすり減らすものだった。
 プラスチックカードの読取りに一定のニーズがあることを否定はしないが、せっかくおサイフケータイ対応のスマートフォンで電子マネー決済をするのであれば、ポイントカードをわざわざ財布から出したり、アプリを起動したりといった余計な手間はない方がいい。
 dポイントカードの訴求が必要であれば、ローソンの大きなレジ画面に「dポイントカードを読取りました。ポイントが貯まります」と表示すれば、レジに並ぶ他の客の目にも留まるだろう。

 今回のモバイルdポイントカードのおサイフケータイ対応で、スマホだけでdポイントが貯まるようになり、ローソンを選ぶ理由が1つ増えた。
モバイルdポイントカードのおサイフケータイ対応でローソンが使いやすくなった



【参考】
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リニモにモバイルSuicaで乗車してきた

2016年03月13日 23時51分45秒 | おサイフケータイ

■リニモでmanacaサービスが開始

 名古屋エリアのIC乗車券manacaに5年ぶりに利用できる交通事業者が追加された。名古屋市東部でリニモ(Linimo)を運行する愛知高速交通株式会社である。これまで乗車券以外では専用の磁気乗車券「リニモカード」を採用していたが、2016/3/12からmanacaサービスが開始された。あわせて交通系ICカードによる全国相互利用サービスにも対応している。
リニモで平成28年3月12日からICカードmanacaが使えます!! リニモ専用のmanacaご利用ガイドも作成


 2005年の愛・地球博(愛知万博)にあわせて開通したリニモは正式には東部丘陵線という名称で、藤が丘駅(名古屋市名東区)から長久手市内を横断し八草駅(豊田市)までの8.9kmを磁気浮上式リニアモーターカーで17分で結ぶ。今回は市営地下鉄東山線の藤が丘駅からリニモに乗り換え、途中下車をしながら八草まで乗り通すことにした。
リニモ(東部丘陵線)の路線図


 藤が丘駅でモバイルSuicaアプリ設定済みのXperia Z5 Compact SO-02Hをリニモの自動改札機にかざすとピッという読取音とともに正常に改札が通過できた。これでリニモも紙の乗車券を買うことなく利用できる。
 なお、愛・地球博記念公園駅の改札内に設置されていたICカードチャージ機はICカードの読取り部分がトレー式になっていたのでモバイルSuica設定済みのスマートフォンや携帯電話に現金チャージすることも物理的にはできそうだ。
リニモのICカード対応自動改札 改札内のチャージ機はICカード部分がトレー式


■接続する愛知環状鉄道線はICカード未対応

 リニモの東側の終点・八草駅では愛知環状鉄道線が接続している。第三セクターの愛知環状鉄道株式会社が運行し、岡崎駅(愛知県岡崎市)から豊田市と瀬戸市を経て高蔵寺駅(愛知県春日井市)までの45.3kmを結ぶ路線だが、残念ながらICカード乗車券には未対応だ。
八草で接続する愛知環状鉄道2000系電車 愛知環状鉄道はICカード未対応


■モバイルSuicaアプリの乗車履歴画面に駅名が表示されない

 さっそく、モバイルSuicaアプリに記録された乗車履歴を確認してみよう。
 …と、いきり立ってみたが、乗車した2016/3/13時点ではモバイルSuicaの利用履歴画面でリニモの駅名が****と表示されている。まだデータベースが更新されていないのだろうか。
 サービス開始2日目である2016/3/13時点ではモバイルSuicaによる乗車体験はできたものの、アプリの乗車履歴画面で駅名表示が確認できず、自分としては拍子抜けした結果になってしまった。今回の乗車区間は藤が丘→愛・地球博記念公園と愛・地球博記念公園→八草なのだが、おそらくはモバイルSuica側のデータベースが更新されることで駅名が表示されるようになるのではないかと思う。今後、定期的に履歴画面にアクセスして結果を確認するつもりだ。
2016/3/13現在、モバイルSuicaの乗車履歴画面では駅名が****で表示されている 愛知高速交通100形電車



■【2016/10/15追記】駅名が正しく表示されるようになっていた

 改めてモバイルSuicaでリニモに乗車してみたところ、いつの間にか利用履歴画面に駅名が表示されるようになっていた。
 藤が丘駅は「TPリ藤が」、愛・地球博記念公園が「TP記念公」、陶磁資料館が「TP陶磁資」、八草は「TPリ八草」と表示される。ルールを推察すると他のmanaca事業者と同様にトランパスを意味する「TP」を頭に付けて、さらに他の路線が乗り入れる駅にはリニモの「リ」を付加した上で、駅名を2文字または3文字繋げている。
リニモの自動改札にGalaxy S7 edgeをかさず 履歴に「TPリ藤が」「TP記念公」「TP陶磁資」「TPリ八草」



【参考】
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関西エリアの電車にモバイルSuicaで乗車してきた

2016年02月21日 22時39分20秒 | おサイフケータイ

■PiTaPaとICOCA

 このほど関西に出かける機会があったので、モバイルSuicaで京都、大阪、神戸周辺のいくつかの鉄道事業者の路線を利用した。
 もっともJR西日本が発行するICOCAは2004/8/1から、スルッとKANSAI協議会が展開するPiTaPaは2013/3/23からそれぞれSuicaとの相互利用を開始しているので目新しいことは何もないのだが、個人的な記録の意味でモバイルSuicaアプリに記録された利用履歴を確認してみよう。
モバイルSuicaアプリで表示する関西エリアの鉄道事業者の乗車履歴 京阪七条駅のICカード乗車券専用改札


■PiTaPaエリアの履歴表示は短め表記

 利用履歴の利用場所に表記された略称はSUがPiTaPaエリア、JWがJR西日本(West Japan Railway Company)で一目瞭然だ。
 独特だと感じたのは梅田駅の扱いだ。SU梅田-SU三宮の乗車は阪神電車(車両は山陽電鉄車だったが)で、SU河原町-SU梅田は阪急電車に乗車している。2つの梅田駅は共同改札化されているわけではなく位置も少し離れているのだが。履歴表示上は区別されていない。これがmanacaエリアであれば「神梅田」「急梅田」などと事業者名を付けて表記するだろう。所変われば品変わる、である。
姫路行直通特急:山陽電鉄5030系電車(神戸三宮駅) 阪急9300系電車(河原町駅)

京阪2400系電車(京阪七条駅) JR西日本223系電車(三宮駅)


■モバイルSuicaが利用できない事業者も → 2016/4/1以降は可能に

 三宮からJR神戸線(東海道本線)に乗り換え明石まで足を伸ばし、せっかくなので日本標準時を刻む時計でも見に行こうかと駅前から神姫バスに乗ろうとした。
 乗車口には神姫バスが販売しているICカード乗車券NicoPaとPiTaPa、ICOCAのロゴが表示されていたのでSuicaも利用できると思い込み読取機にかざしたところ、警告音と共に「このカードはご利用できません」と表示された。帰宅後に調べてみると、NicoPa以外はPiTaPaとICOCAのみが使用可能とのことだ。阪神バスと阪急バスなどが導入しているhanicaも同じ仕様のようだ。地域の足であるバス事業者となるとコスト面から考えて全国相互利用サービスにすぐに参加するというのは難しいだろう。
 関西へのアプローチに利用した東海道新幹線のエクスプレス予約はスマートフォンからの予約画面がさらに洗練されてきた印象だ。

【2016/2/28追記】
 …と思ったら、スルッと KANSAI 協議会加盟のバス事業者 16 社が2016/4/1から交通系 IC カード全国相互利用サービスを開始することを2016/2/26に発表した。4/1以降は神姫バスの一般路線バスにもモバイルSuicaで乗車できそうだ。まったく、なんてタイミングだ!
神姫バスはICOCAとPiTaPaのみ利用可能 エクスプレス予約の予約完了画面


 カード型でないモバイルSuicaは利用履歴をどこでも簡単に確認できるのが魅力の一つだ。今後も機会を見つけて乗車記録を刻みたい。


【参考】
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あいの風とやま鉄道線にモバイルSuicaで乗車してきた

2015年09月21日 12時18分37秒 | おサイフケータイ
 2015年3月の北陸新幹線開業にともなってJR西日本から経営分離され継承された、いわゆる並行在来線のひとつ、富山県のあいの風とやま鉄道にモバイルSuicaで乗車記録を刻んできた。

富山駅の外観


 あいの風とやま鉄道株式会社が運行するあいの風とやま鉄道線は、旧JR北陸本線の金沢-直江津間のうち富山県内の倶利伽羅駅と市振駅間100.1kmを結ぶ路線で、JR西日本の富山ICOCAエリアとしてモバイルSuicaでの乗車が可能なのだ。同線の東西を接続するIRいしかわ鉄道えちごトキめき鉄道の路線ではIC乗車券が利用できない(2015年9月時点)のに比して突出した対応ぶりだ。

あいの風とやま鉄道線の路線図


 北陸新幹線が停車する県庁所在地・富山市の富山駅で、あいの風とやま鉄道線は引き続きJR西日本が運行する高山本線と共通の改札口からホームに入場する。その改札口に設置された簡易ICOCA改札機にモバイルSuica設定済みのXperia Z3 Compactをかざすと認識音とともに残額が表示された。自動改札でも、もちろん無人駅でもなく駅係員が立つ有人改札なので「どうぞ」と促されて改札を抜ける。いつもと勝手が違って戸惑ってしまった。降車時に同様に出口用の改札機にモバイルSuica端末をかざせば精算が完了する。
 なお、富山駅にはカードをポケットに差し込むタイプのICOCA入金機が設置されているので手持ちのIC乗車券にチャージすることが可能だ。

富山駅の入場用簡易ICOCA改札機 富山駅に設置されているICOCA入金機


 ただし、IC乗車券で乗車できるのはあいの風とやま鉄道線内だけで、直通運転するIRいしかわ鉄道やえちごトキめき鉄道の駅まで乗り通すことはできない。さらにややこしいことに2社と接続する倶利伽羅駅と市振駅はあいの風とやま鉄道が管轄する駅ではないためIC乗車券の利用はできない。したがって、石動駅-越中宮崎駅間19駅相互の乗車だけが可能だ。
 また、富山地方鉄道が発行するIC乗車券ecomyca(えこまいか)富山ライトレールが発行するIC乗車券passca(パスカ)との相互利用はできない。また、接続するJR線及び万葉線はいずれもIC乗車券に対応していない。(2015年9月時点)
 ただし、富山駅ではモバイルSuica特急券で北陸新幹線の利用が可能ではある。

あいの風とやま鉄道線のICOCA利用可能エリア


 乗車後にモバイルSuicaアプリで利用履歴を見ると、「AI富山」「AI小杉」と駅名の前に「あいの風とやま鉄道」を意味する(と思われる)英文字が付与された記録が確認できた。なるほどAIか。

IRいしかわ鉄道521系電車 モバイルSuicaの利用履歴。略称は「AI」


 なかなかにレアな乗車記録をモバイルSuicaに刻むことができて、自己満足に浸るシルバーウイークである。  

 
【参考】
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豊橋鉄道にモバイルSuicaでの乗車記録を刻む約束を果たしてきた

2013年09月26日 23時20分27秒 | おサイフケータイ
 SuicaやTOICA、manacaなど全国10のIC乗車券が相互に利用できるようになった2013/03/23にmanacaエリアの事業者路線にモバイルSuicaで乗車して履歴を刻んだことは以前のエントリーで記した。



 この日は名古屋鉄道や名古屋市交通局はもとより、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)から名古屋ガイドウェイバスに至るまでほとんどのmanaca参加事業者の路線に乗ったのだが、地理的事情から一社だけ積み残しがあった。愛知県東部の中核都市・豊橋市に本社を置く豊橋鉄道株式会社(豊鉄)だ。
 過日の失礼をお詫びするとともに欠けていたピースを埋めるべく、本日2013/9/26、豊橋に向かった次第である。

 いつもの通りモバイルSuicaアプリの利用履歴を見ながら、乗車順と逆に追っていこう。
モバイルSuicaの利用履歴


 「TP新豊橋」はJR東海及び名古屋鉄道の豊橋駅に隣接する豊橋鉄道渥美線の起点駅・新豊橋駅で、「TP愛知大」は同じく渥美線の愛知大学前駅を指している。渥美線は新豊橋駅を含めて自動改札機は設置されておらず、manacaなどIC乗車券は簡易改札機に端末をかざして乗車し、下車駅でも同様に簡易改札機にかざす方式だった。
豊橋鉄道1800系電車 manacaの簡易改札機


 「バス等豊鉄トラム」と表示されているのは、路面電車の市内線(東田本線)への乗車記録である。市内線の運賃は乗車区間に関わらず1乗車大人150円(乗車日時点)であり、乗車時に運賃箱に併設されたカードリーダーに端末をかざして乗車した。
豊橋鉄道モ780形 IC乗車券リーダー


 このほか、豊橋鉄道グループには路線バス等を運行する豊鉄バス株式会社もあるが、現時点ではバスでのIC乗車券の利用はできない。

 さて、せっかく豊橋まで来たのだから、名物を食さないわけにはいかない。
 豊橋名物といえば、最近は豊橋カレーうどんだろう。通常のカレーうどんの下にとろろとご飯が入った独特の構成だ。市内線や渥美線で行ける範囲に沢山の店舗があるのもありがたい。
豊橋カレーうどん


 というわけで、豊橋鉄道様、半年遅れましたがモバイルSuicaで利用履歴を刻ませていただきました。また、お伺いします。
豊橋鉄道市内線営業所


【参考】
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モバイルSuicaで静岡地区の乗車記録を刻んでみた

2013年07月18日 23時43分34秒 | おサイフケータイ
 このほど静岡市に出かける機会があり、モバイルSuicaで静岡地区の鉄道やバスに乗車したので、その結果を記録しておく。まずは前回のmanacaエリアでの乗車と同様に、Android版モバイルSuicaアプリに刻まれた利用記録を見てみよう。

静岡地区でのSF(電子マネー利用履歴)


 今回の目玉は、SUで始まる駅名が記録されている静岡鉄道(静鉄)だ。
 SU新静岡やSU新清水、SU長沼、SU草薙はいずれも静岡鉄道静岡清水線の駅であり、SUは「スルッとKANSAI」に由来する略称でPiTaPaエリアであることを示している。東海と関東に挟まれた静岡の地で関西圏を中心とするPiTaPaエリアが展開されているのは違和感があるが、静岡鉄道の自社ICカード「LuLuCa」エリアにおいては、2007年9月からPiTaPaの利用が可能になっている。ただし、LuLuCa自身は2013年3月からの交通系ICカード全国相互利用には含まれておらず、PiTaPaを含めた他のエリアでは利用できない仕様だ。
 新清水駅の自動改札機には「ピタッとふれてください」と優しい言葉で案内が表示されていたのが目を引いた。

静岡鉄道(静鉄)の1000系電車 静鉄新清水駅の自動改札機


 JCは言うまでもなくJR東海である。
 静岡県を東西に貫く東海道本線は、JR東日本との境界駅である熱海駅の1駅手前の函南駅まで全駅がTOICAエリアとして整備されている。その気になれば、函南駅から静岡、浜松、名古屋、岐阜、大垣を経由して関ヶ原駅まで1枚のICカードで乗り通すことが可能だ。運賃は5,250円、所要時間は約5時間と言ったところか。
 「SJL」と記されているのは、静岡鉄道のバス事業が分社化されたしずてつジャストラインのバスへの乗車記録だ。Webサイトで確認する限り、しずてつジャストラインのバスも主要な路線でICカードに対応している。また、市内の短距離乗車には100円均一区間が設定されているのも嬉しい。

313系で運行するJR東海の興津行普通電車 静鉄ジャストラインのバス


 静岡までのアプローチには東海道新幹線を利用したので、久しぶりにEX予約(エクスプレス予約)のお世話になることになった。
 EX予約はスマートフォン向けの画面が2011/7/23からモバイルSuicaのスマートフォン向けサービスと同時に提供されたことでようやくまともに利用できるようになった。

EX予約のスマートフォン向け画面 EX予約の列車選択画面


 モバイルSuicaで利用登録してあるEX-ICサービスからチケットを予約しておけば、在来線と同じようにスマートフォンを新幹線改札にかざすとチケットレスで新幹線に乗車できる。もっともEX予約においては「ICご利用票」が発券されるので厳密な意味では紙が存在するのが玉にキズではある。

ELUGA Xを東海道新幹線の自動改札にかざす モバイルSuicaとEX予約を連携


 静岡と言えば、ご当地マチキャラの「しみずきんちゃん」に出会える地でもある。
 私は2010年2月に出会っているので新たな配信はなかったのだが、せっかくなのでしみずきんちゃんをダウンロードし直してマチキャラに設定してみた。しゃべってキャラにこそ対応していないが、iモードケータイ同様にスマートフォンでもホーム画面全体を元気に動き回ってくれる。

ご当地マチキャラのしみずきんちゃん ホーム画面を走る回る、しみずきんちゃん


 そのまま、清水港まで足を伸ばして美味しい海の幸をいただいたのは別の話…。

清水港の魚市場で食べたマグロ丼



 見知らぬ土地で、JR線だけでなく私鉄やバスに至るまで普段使いのモバイルSuicaで乗り降りできることで行動範囲は大きく広がる。今後も機会を見つけて、乗車記録を刻みたい。


【参考】
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ELUGA Xの故障修理で各種電子マネーを再発行した

2013年05月19日 21時24分12秒 | おサイフケータイ
 修理に至った今回のELUGA Xの損傷は、画面の大部分に亀裂が入ったばかりではなく通信機器としては動作しているのにタッチパネルの損傷により操作が一切できないという致命的なものだった。そのため、ELUGA Xに登録済みの電子マネーを機種変更時のような操作で移行することが一切できず、目の前にあるのに手出しできない隔靴掻痒な状態に陥った。

タッチパネルの故障により電子マネー移行操作が不能に


 故障発生時点で私がELUGA Xに登録していた電子マネーは、iDモバイルSuica、それにモバイルWAONの3つ。端末を紛失したわけではないので不正に使用される危険性はないが、チャージした残額は取り戻したいし修理後の端末でも引き続き利用したい。
 今回、前出3種の電子マネーについて残高を移行し再発行の手続きを行ったのでその過程を記録しておく。どなたかの参考になれば幸いだ。ただし、故障ではなく紛失や盗難などの場合は警察への届けなどの手続きが別途必要と思われるのでご留意願いたい。


 まず、iDについて見ていこう。iDにDCMXカードを登録してメインの決済手段として利用しているのだが、故障判定のためにELUGA Xを持ち込んだドコモショップで引き続きiDを利用するための手続きを相談したところ、すぐにiDの再発行依頼を発行してもらえた。DCMXセンターやDCMXゴールドデスクでも再発行依頼の手続きはできる。とはいうものの再発行依頼の段階であり、実際に再発行が出来るのはメールの受信後となる。

ドコモショップでiD再発行を依頼


 再発行依頼からきっかり1週間後、登録してあるspモードのメールアドレスに「再発行完了通知」が届き、改めてiDアプリからクレジットカード情報を登録することで再びiDが利用可能になった。ただし、iDの会員番号が変更になっているようなのでキャンペーンの期間中などに再発行を行うとキャンペーン応募にかかる利用実績の引き継ぎができないかもしれない。

1週間後に再発行完了通知がメールで到着 カード情報を再度設定すれば完了


 次にモバイルSuicaだ。再発行に手数料500円が必要だが、定期券はすぐに復活できるし電子マネーの残高も翌朝には戻るスピーディーな対応。修理完了までメインの決済手段として利用していた。
 モバイルSuicaコールセンターまたはWebサイトから再発行登録の手続きを行うと、以前の端末のモバイルSuicaが即時使用停止になる。

JR東日本のWebサイトから再発行を登録


 次に、新しい端末でモバイルSuicaアプリを起動し「再発行や機種変更」の方を選択して、登録済みのメールアドレスとパスワードを入力する。ここまでの操作は機種変更時と同じだが、クレジットカード情報の再登録画面で「再発行に際しては…」で注意書きが始まり、再発行プロセスに入っていることが確認できる。

モバイルSuicaアプリを起動し「再発行や機種変更の方」を選択 クレジットカード情報の再登録が必要


 次のステップで実際に再発行処理が行われ、手数料500円も徴収される。定期券はすぐに利用可能になるようだが、SF(電子マネー)の残額を戻すには翌朝5時以降に再度ログインして操作が必要になる。
 試しにアプリを再度起動してみたところ、モバイルSuica定期券は利用していないので確認できないが、たしかに残額が0円と表示されていて移行は完了していない。

再発行の注意事項。手数料500円が必要 翌朝5時まで残額は戻らない


 翌朝、改めてモバイルSuicaアプリを起動してログインすると、SF(電子マネー)移行画面が表示され、無事残額が返ってきた。利用履歴を見ると「紛再」と表示されているが残額は減っていない。再発行手数料は電子マネーからではなくクレジットカードから別途決済されたようだ。

翌朝5時以降にログインするとSF(電子マネー)の移行操作が可能に 電子マネーの移行が完了



 最後にモバイルWAONだ。
 モバイルWAONの再発行手続きは「WAONを紛失・盗難・破損したときは」に分類され、イオンクレジットサービスコールセンターが窓口になる。再発行といっても、新しくモバイルWAONの利用登録を行った上で旧WAON番号を紐付けて残額を戻すというやり方だ。
 修理完了後の端末でモバイルWAONアプリを起動し、お客様メニューから「モバイルWAON再発行」→「モバイルWAON再発行申請」をタップする。

お客様メニューの「モバイルWAON再発行」をタップ モバイルWAON再発行申請


 コールセンターに電話すると本人確認の上で、旧WAON番号を教えてもらえるのでこれを入力する。ただ、コールセンターとのやりとりでモバイルWAONアプリに入力作業を行うので、次に利用する端末(修理完了品を含む)にアプリをインストールし起動できる状態にしてから電話をかけた方がよい。
 再発行申請から10日後に、残額を移行する「再発行反映」の操作を行うことができるとのことだが、反映を行っていない状態でも新規にWAONチャージを行い決済することは可能。

旧WAON番号や登録情報を入力 10日後に再発行が反映される


【2013/5/27 追記】
 再発行申請からちょうど10日後。
 「再発行反映」をタップすると、センターにWAON残高とWAONポイントの預かりが存在し、ダウンロードできる旨の表示に変わった。これで、旧WAONのWAON残高とWAONポイントが新しいWAONに紐付けされて返ってくる。利用履歴で確認したところ、たしかに「WAON再発行」の文字が確認できた。WAONについては、再発行手数料等は発生しない。

WAON残高及びWAONポイントのダウンロードが可能に 利用履歴でWAONの再発行を確認



 おサイフケータイの電子マネー再発行手続きの第一の関門は、「修理になるか」それとも「全損や紛失・盗難で端末が入れ替わるのか」を確定させる必要があることだ。修理であればデータやインストールしたアプリがそのまま残り、修理完了後にそのまま利用できる可能性があることから、全損であるか否かが未確定の状態での再発行はできないとモバイルWAONの手続きを問い合わせたコールセンターでは説明を受け、実際のモバイルWAONの再発行申請は修理完了後にずれ込んでしまった。
 今回の場合、ドコモショップの受付担当者からは結果として基板交換になる可能性が高いものの、店頭での診断ではあくまで画面表示部およびタッチパネルの損傷であり「全損ではなく修理可能」という判定になるとの説明を受けた。その意味では「ケータイ補償お届けサービス」では端末自体がリフレッシュ品と交換されるので、こうしたタイムラグが少ないこともメリットの1つだ。

 会員証等店頭での手続きが必要なものは一部未処理だが、ELUGA Xの修理完了とともに電子マネー生活がようやく復活した。やっぱり、便利だな、これ。

およそ復活したELUGA Xのおサイフケータイサービス一覧 電子マネー決済はやっぱり便利



【参考】
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祝・全国相互利用開始。モバイルSuicaでmanacaエリアの乗車記録を刻んでみる

2013年03月23日 23時14分12秒 | おサイフケータイ
 SuicaやTOICA、manacaなど全国10種類の交通系ICカードの相互利用が2013/3/23から始まったので、さっそくモバイルSuicaの設定を済ませてあるELUGA Xで名古屋圏の交通機関を利用してみた。
 もっとも、JR東海のTOICAは2008/3/29からSuica及びICOCAとの相互利用が始まっているので、自分自身はTOICAエリアでモバイルSuicaを5年ほど利用していることになる。一方、名古屋鉄道や名古屋市交通局は2011/2/11からICカード乗車券サービス「manaca」を開始したが、Suicaとの相互利用は昨日まで実現しておらず、苦虫を噛み潰したような顔で紙の切符を現金で購入し続けていた。(TOICAとの相互利用は2012/4/21から開始済み)

 まずは、今日一日のモバイルSuicaの利用履歴を見ていただこう。
モバイルSuicaに刻んだ利用履歴(その1) モバイルSuicaに2013/3/23に刻んだ利用履歴(その2)


 モバイルSuicaアプリの仕様上、最新の利用履歴が上に表示されるので実際の乗車順とは逆になるが、順に読み解いていきたい。

 「JC名古屋」「JC金山」は、JR東海の名古屋駅と金山駅である。JR東海の英語表記がCentral Japan Railway Campanyであり、JCは「JR」と「Central」に由来している。
 「名市バス」は名古屋市交通局の市バスだ。バスでの利用では、乗降した停留所名の表示がされないのはこれまで通りだ。
 その次の「TP名鉄大」「TP栄町」は、名古屋鉄道の瀬戸線 大曽根駅と栄町駅を指している。TPはmanaca導入以前に名鉄や名古屋市交通局等が共同運用していた磁気記録式乗車カードの名称「トランパス」の略である。また、「名鉄大」とはずいぶん苦しい表記だが、大曽根駅には他のmanaca参加事業者である名古屋市交通局等の路線が乗り入れていることから、これらと区別するためだろう。同様に金山駅も「TP名鉄金」と表示される。
 利用履歴に「名鉄」の文字が刻まれ、ついに名鉄電車にモバイルSuicaで乗車できるようになったことをしみじみと実感する。
JR東海313系(5000番台)電車 名鉄4000系電車


 次の「GWバス」は、名古屋ガイドウェイバスである。ガイドレールを備えた専用軌道上を通常のバスに案内輪を装備した専用車両で運行し、郊外では一般道路を通常のバスとして走行する珍しい形態の路線だ。
 「TP東山公園」「TP砂田橋」「TP栄」は、ともに名古屋市交通局の地下鉄で東山公園、砂田橋、栄の各駅を示す。名鉄同様にトランパスを意味する「TP」が駅名の前についている。名古屋市営地下鉄も今日からモバイルSuicaで乗車可能だ。
名古屋ガイドウェイバス 名古屋市交通局2000形電車


 「名鉄バス」と電子マネーを利用した「物販」を挟んで、「TPささし」と「TPあお名」は、名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ」と「名古屋」の各駅である。通称「あおなみ線」と呼ばれる同社の路線名を名古屋駅に冠した形だ。
 そして、最後の「SU名古屋」「SU米野」は、近畿日本鉄道の近鉄名古屋駅と米野駅間の乗車記録だ。近鉄はPiTaPaエリアの事業者であり、TOICAとmanacaの相互利用が開始された後もややこしい存在であったが、今回の全国相互利用で乗車券部分はきれいに整理されたことになる。なお、駅名の頭につく「SU」は、PitaPaを運営する「スルッとKANSAI」の頭文字である。
名古屋臨海高速鉄道1000形電車(あおなみ線) 近鉄2000系電車


 今回の交通系ICカードの全国相互利用と合わせ、PiTaPaを除いた電子マネーの相互利用も始まった。このうち一台一台に設定が必要と思われる自動販売機では、数日前からmanaca電子マネー対応機でSuica電子マネーの利用が可能になっていたものもあったことを確認している。
自動販売機等でmanaca電子マネーとの相互利用も可能


 TOICAでもmanacaでもなく、エリア外であえてモバイルSuicaを利用する理由の多くを「スマートフォンや携帯電話で利用するモバイルサービスを使いこなしている気がする感」が占めていることは否定できない。金銭的なメリットを考えても、モバイルSuicaにビューカードを登録したとして1,000円のチャージごとに6ポイント(Suicaチャージで15円分相当)が貯まるだけだし、電子マネー利用でポイントが貯まるSuicaポイントクラブ加盟店はJR東日本エリアにしか存在しない。
 
 今後JR東日本以外の事業者がモバイルサービスを開始することは期待しづらい中、今後も「自己満足」を第一の理由として名古屋エリアでも便利に使えるようになったモバイルSuicaを継続して利用していきたい。
ポスター「manaca いよいよ全国デビュー!」 IC専用改札機


 末筆ながら、manaca参加事業者でありながら、本日、足を運ぶことが出来なかった豊橋鉄道様に失礼をお詫び申しあげます。機会を見つけてモバイルSuicaの利用履歴を刻みに参ります。


【参考】
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ドコモminiUIMカード(ピンク色)をELUGA Xに挿入してみる

2013年02月25日 22時37分19秒 | おサイフケータイ
 2013/2/25からType A/B方式のおサイフケータイ対応サービスを利用する際に必要なドコモminiUIMカード(ピンク色)の提供が開始されたので、ドコモショップで取り替えてもらった。交換にかかる手数料は無料で、取り替えとは言ってもこれまで利用していた赤色のドコモUIMカードを回収されることはなかった。

 さっそくELUGA Xに挿入してみよう。
 おサイフケータイアプリを起動すると初期設定が表示された。「ご利用規則に同意の上、UIMカードを設定しますか?」とUIMカードへの設定を行う旨が表示される。同意してOKを押すと設定が行われ、おサイフケータイアプリの設定が正常に完了した。

おサイフケータイアプリの初期設定画面。「UIMカード」の文字がまぶしい UIMカードの初期設定中です


 アプリが起動すると、すぐに違いを見つけることができる。
 これまで「対応UIMカード/USIMカード上のサービスが未挿入もしくはロック中などのため、UIMカード/USIMカード上のサービスを利用できません。[0409]」と表示されていたマイサービスの画面からエラーメッセージが消えた。フリックしてUIMカード上のマイサービス画面に切り替えると、こちらもこれまでのエラーメッセージが「表示可能なサービスがありません」に変わっている。UIMカードは正しく認識されているようだ。

これまで表示されていた「UIMカード/USIMカード上のサービスを利用できません」のエラーメッセージが消えた ただし、UIMカード上に表示可能なサービスは現時点ではない


 メニューボタンを押してオプションメニューを開くと、「クレジットカード設定変更(UIMカード/USIMカード上)」というメニューが出現している。
 タップすると「クレジットサービス(UIMカード/USIカード上)を選択すると、そのサービスを有効設定にすることが出来ます。」との説明書き。どうやらこの画面から設定を行うようだ。

設定メニューに「クレジットカード設定変更(UIM/USIMカード上)が表示された) 現時点では「表示可能なサービスはありません」が表示


 そして、何はさておいても、これまでNFC/おサイフケータイロック設定時に毎回毎回表示されていた「ドコモUIMカードのロックができませんでした」という腹立たしいメッセージが「ロックしました」という爽やかなものに変わったことが重要だ。もちろんロック解除時も、やわらかな春風のように「解除しました」と表示される。
 ユーザーに非がないのに「できませんでした」を連発していた、おサイフケータイロック時のメッセージを適正化するだけのためでも、今すぐドコモショップに出向いてUIMカードの取り替えを申し出る価値はあるだろう。

「ロックしました。」という正常な表示 「解除しました。」という正常な表示


 もう一つ、見た目の変化がある。通知エリアに表示される。ICカードロックのアイコンだ。
 これまで青色と白色を斜めに配色したデザインだったが、今回UIMカードのロックを行ったところ、ICの部分が青一色に変化した。なるほど、「FeliCaはロックされているがUIMカードはロックされていない」という意味で半分だけ青だったのか。

ICカードロックアイコンも変化


 さて、そもそものType A/B方式のサービスだが、2012年10月の報道発表によればドコモとMasterCardが世界41カ国でのNFC決済サービス提供に向けた業務提携に合意し、対応する端末ではiDが「MasterCard PayPass」加盟店でも順次利用できるようになるという。これと関係があるかどうかは不明だが、iDのサイトではスマートフォン版iDアプリのバージョンアップが2013/3/6の午前10:00頃から開始されることが本日付で予告されている。

iDアプリのバージョンアップ予告


 本題のおサイフケータイの海外利用はさておき、毎日、目にしていたおサイフケータイロック時のエラーメッセージが消えたことだけで、十分満足している。


【参考】
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おサイフケータイ各サービスの機種変更時に必要な手続き(2013年2月)

2013年02月12日 21時16分34秒 | おサイフケータイ
 GALAXY SIII(SC-06D)からELUGA X(P-02E)への機種変更に際して、利用している複数のおサイフケータイサービスの移行手続きを行った。
 もっとも2011-2012年冬春モデル以降のスマートフォンでは、ドコモショップの店頭に設置された端末DOCOPYでiCお引っこしサービスが利用できるが、対応していないサービスがあったり事前準備が必要なサービスががあったりと一筋縄ではいかない。そこで、自らの手で行う機種変更手続きの記録を残しておく。なお、楽天Edyやnanaco、ANAのスマートフォンSKIP等は利用していないのであしからず。

機種変更直前のGALAXY SIIIのおサイフケータイサービス一覧 機種変更後のELUGA Xのおサイフケータイサービス一覧


 まずは、JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)のモバイルSuicaから始めよう。
 モバイルSuicaアプリを起動して、「会員メニュー」を選択してログイン。「携帯電話の機種変更」を選択すれば、あとは容易だ。

モバイルSuicaは「会員メニュー」から 機種変更を確認


 機種変更後の端末ではモバイルSuica初期設定の画面で「再発行や機種変の方」を選択する。ログインする際に、登録したメールアドレスが必要になるところがポイント。不安があれば、機種変更前の端末で事前に確認しておいた方がよい。
 JR東海のEX-ICサービスにモバイルSuicaで利用登録している場合は、機種変更完了後に「エクスプレス予約サイトへ」のリンクをタップする。

初期設定画面では「再発行や機種変更の方」を選択 モバイルSuica機種変更完了


 EX-ICサービスに登録した会員名が表示されるので確認して「機種変更登録」をタップすれば完了だ。

モバイルSuicaでEX-ICサービスを利用する際は登録変更が必要 JR東海EX-ICサービスの機種変更登録


 続いて日本マクドナルド
 機種変更前の端末がスマートフォンであれば移行前の作業は不要だが、ケータイからの移行の場合はスマートフォン向けサービスが従来のトクするケータイ会員のサービスとは異なるサービスなので、必然的にトクするケータイ会員を退会することになる。その際クーポン等の引き継ぎはできない。
 機種変更後の端末でマクドナルド公式アプリを起動すると、マクドナルド用FeliCa領域の初期化が行われる。その後スマートフォン会員のログインをすれば完了だ。ただし、取得済みのかざすクーポンも翌朝5時まで再取得できないので注意が必要だ。

マクドナルド用FeliCa領域初期化 かざすクーポンは翌朝5時以降に再取得できる


 次は、ドコモのDCMXを設定した場合のiDの機種変更手続き。
 iDアプリを起動して、右上のカード会社名が書かれたボタンをタップするとDCMXの設定画面に遷移する。または、メニューキーを押して機種変更を選択することもできる。手続きでは、カード情報をいったんドコモに預けることになる。

iDアプリの右上にあるカード会社が表示されているボタンをタップ DCMXの機種変更メニューへ


 機種変更後の端末では「利用規約に同意の上設定」を選択する。保存されているカード情報を設定する画面になるので、暗証番号を入力して「設定」をタップすれば完了する。

利用規約に同意の上設定 カード情報が設定される


 イオンクレジットサービス株式会社が提供するモバイルWAONアプリは「お客さまメニュー」の中に「機種変更手続き」がある。パスワードを入力してログインする。
 WAON残高とWAONポイントをセンターに一時保管し、機種変更反映用パスワードによって機種変更後の端末で取り出す形で行うので、このパスワードを厳重に管理することが必要だ。

モバイルWAONは「お客さまメニュー」の中に機種変更手続き モバイルWAONは機種変更反映用パスワードが発行される


 機種変更後の端末では、「機種変更反映」を選択してパスワードを入力すればよい。

機種変更反映を選択 WAON残高とWAONポイントの移行に成功


 関連して、イオンマーケティング株式会社が提供するイオンスクエアかざすサービス「カスタネット」もスマートフォンからスマートフォンへの機種変更でメールアドレスの変更をしていなければ移行前の操作は不要だ。
 機種変更後の端末でおサイフケータイアプリの中に表示されるサービス名をタップして、「登録済みの方」向けの「再認証メールを送る」を選択する。返信されてきたメール中のURLを開くと認証用クッキーが再設定される。

カスタネットは再認証メールを送信 認証用クッキーが再設定される


 その後、トップページからかざす会員証を再度ダウンロードすれば移行は完了する。
 ただし、携帯電話からスマートフォンへの機種変更の場合は「スタンプのお預け」と「お受け取り」が必要になる。

かざす会員証(アプリ)が再取得される かざすフォルダに会員証をダウンロードし直して終了


 ローソンでPontaカードの替わりになるローソンモバイルPontaの機種変更には、いったんローソンモバイルPontaの解約が必要だ。あくまでローソンモバイルPontaの解約であり、Pontaカードは解約していないので当然ながらポイントはそのまま残る。
 ローソン公式スマートフォンアプリを起動して、右上のメニューを開き「ローソンモバイルPonta」を選択し、一番下の「解約はこちら」をタップする。

ローソンモバイルPontaはローソン公式スマートフォンアプリの「メニュー」から ローソンモバイルPontaをいったん解約する


 その後は誘導に従い、かざすフォルダに保存されたローソンモバイルPontaの会員証を削除すれば機種変更前の操作は完了する。

続いて携帯会員証の削除へ かざすフォルダに格納された会員証を削除


 機種変更後の端末での作業は、ローソンモバイルPontaの新規登録をするのと同じ手順だ。会員証のダウンロードを行えば移行は完了する。

再度、ローソンモバイルPontaを登録する 引き続き携帯会員証をダウンロードし直す


 ビックカメラのビックポイントケータイは、公式サイトでは店頭での手続きが必要と書いてあるが、ポイント共通利用の登録がされていれば端末の操作だけで移行ができる。
 機種変更前の端末では、ビックポイント機能付きケータイから会員証を削除してからアプリを削除するだけだ。

おサイフケータイアプリのビックポイント機能つきケータイから会員証を削除 またの機会に、ご登録をお願いします。


 機種変更後の端末では、「ビックポイントケータイ」アプリをダウンロードし、IDとパスワードでログインすれば移行が完了する。

利用条件に同意してネット会員IDでログイン ビックポイント機能付きケータイの登録が完了しました


 なお、おサイフケータイサービスを利用した機種変更前の端末を知人に譲ったり買取に出す場合には、これらの機種変更手続きに加えて、ドコモショップの店頭に設置されているDOCOPYでICカードフルフォーマットを実施しておけば、より安心だろう。


【参考】
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