At First

 

SH-03Cとの1年間を振り返る

2011年12月14日 00時54分03秒 | LYNX3D SH-03C
 SH-03C(LYNX 3D)からOptimus LTE(L-01D)への機種変更の日が近づいてきた。感謝を込めて、SH-03Cと歩んだ、この1年間を振り返ってみたい。

 ドコモ初のおサイフケータイ対応スマートフォンとしてSH-03Cが発売されたのは2010/12/3。
 それに先立って2010/11/19から事前予約が開始された。予約開始日の朝刊に掲載された全面広告に曰く「スマートフォンに3Dを」。

2010/11/19の朝刊に掲載されたSH-03C予約受付開始の全面広告



 次にSH-03Cが脚光を浴びたのは、年が明けて、一部の緑色FOMAカードとSH-03Cの組み合わせで警察や消防・救急などの緊急通報番号に発信できない不具合が明らかになったときだ。このとき、白色のFOMAカードへの交換を受けた。2011/1/22に提供されたソフトウェアアップデートで当該事象は解決されるが、その後、5日間にわたり、Androidマーケットにほとんどのアプリが表示されない「副作用」に悩まされた。

緊急通報用電話番号の発信不具合の件で届いたダイレクトメール(2011年1月)



 春には、発売前から告知されていたAndroid2.2へのアップデート時期を巡ってユーザーがやきもきした。当初の「春予定」がアナウンスなく延期されて、結局、初夏の6月に提供されたんだっけ。
 その後、10月には緊急速報エリアメールへの対応が行われた。同時期に発売された他メーカー製造の機種は現時点においてもエリアメールの機能が提供されておらず、シャープの技術力の高さを感じさせる一面だ。

Android2.2へのアップデートチラシとSH-03C

メジャーアップデート実行中画面 アップデートで緊急速報エリアメールに対応



 この1年間、スマートフォン市場の急速な拡大に後押しされるように、毎月のようにスマートフォン向けにサービスの拡充が行われたのも特筆すべき点だった。2010年12月の発売時点では、これらのサービスはどれも「後日対応予定」だったことを思い返すと本当に感慨深い。
 SH-03Cの前に使っていたiモード端末P-01Bにおいて私が利用していた主要なサービスは、iコンシェルを除いてすべて対応したことになる。


Wi-Fi接続でのメール送受信に対応したspモードメールアプリVer.4200(2011年4月) 2011年12月現在。様々なおサイフケータイ対応サービスが利用可能に


 3D表示などまったく使わなかった機能もあるが、端末起因の大きな不具合が私の利用環境においては発生しなかったこともあり、非常に満足度の高い端末であった。加えて、利用できるサービスが日に日に増えていくことで、あたかも端末が成長していく姿を見守るような愛しささえ感じていた。

 1年間、おつかれさまでした。
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SH-03Cが機能バージョンアップで緊急速報エリアメールに対応

2011年10月07日 07時01分21秒 | LYNX3D SH-03C
 SH-03C(LYNX 3D)に2011/10/6、「機能バージョンアップ」として3度目のバージョンアップの配信が始まり、緊急速報エリアメール対応、YouTubeの3Dコンテンツ再生およびスクリーンショット撮影の3つの機能追加が行われた。
 このバージョンアップにより、ビルドバージョンは02.00.01から、02.01.00に上がった。

ビルドバージョン:02.00.01


 「緊急速報エリアメール」は、気象庁が配信する緊急地震速報や、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報を端末に配信する緊急速報サービスである。フィーチャーフォンではほとんどの機種に搭載されているが、2011年春までのドコモのスマートフォンでは全機種が非対応となっていた。その後、2011年3月の東日本大震災等の災害を契機に、2011年夏モデルへの搭載と既存機種へ順次対応を拡大していく方針が明らかにされていたものだ。
 今回、SH-03Cにも専用アプリケーションがプリインストールアプリとして追加され、エリアメールを受信することが可能になった。フィーチャーフォン版と同様にマナーモード設定時に鳴動させるか否かや鳴動時間についての設定が可能であるが、専用の受信BOXが設けられたり、着信音に加えて受信画面を確認できたりする点が目新しい。

ドロワーの中に「エリアメール」アプリのアイコン 緊急速報「エリアメール」専用の受信BOX


エリアメールの設定画面 受信画面および着信音確認の前の注意表示


緊急速報「エリアメール」の緊急地震速報のデモ画面 


 また、YouTubeの3Dコンテンツ再生に対応し、専用アプリケーション「YouTUbe 3D」によりYouTube 3Dチャンネルへアクセスしやすくなった。 とのことだが、SH-03Cのディスプレイで3D映像として再生されるコンテンツとそうでないコンテンツがあり、もう少し説明をしてもらわないと楽しみ方がよく分からないというのが本音だ。

YouTube 3Dチャンネル 「3D」のアイコンがあるコンテンツを表示してみたが…


 もう一つの新機能が、スクリーンショット撮影機能である。
 これまでは、AndroidSDKなどをインストールしたパソコンとデバッグモードに設定した端末をUSBで接続し、スクリーンショットを取得していたが、パソコンと接続しなくてもSH-03Cのホームキーと電源キーを同時押しするだけで取得できるようになったのだ。本ブログに掲載しているような画像の作成用途のほか、「画面メモ」の代わりに使ったり、トラブル発生時の遠隔サポートなどにも使途があるかもしれない。
 ファイルは撮影時の西暦年月日と時分秒をハイフンで繋げたファイル名がつけられたPNG形式で、microSD内に作成されるscreen shotフォルダの中に保存される。また、スクリーンショットの撮影時にはシャッター音が鳴動し、「スクリーンショットをmicroSDに保存しました」というメッセージがファイル名とともに数秒間画面に表示される。

スクリーンショット


 今回のバージョンアップは、なんと言っても緊急速報「エリアメール」への対応がメインだろう。同時期に発売されたドコモのスマートフォンに先んじて対応が行われたことは、SH-03Cのユーザーとして非常に嬉しい。
 これを機に、エリアメールの緊急地震速報に近い情報配信を行うアプリとして8か月近くお世話になってきた「なまず速報β」を深い感謝とともにアンインストールさせていただいた。東日本大震災から半年以上が経過したが、ここ数日も地域を問わず全国各地で震度4や震度5弱の地震が観測されているし、台風や豪雨による河川の氾濫が各地で相次いでいることは周知の通りだ。たとえ1台でも「なまず速報βの」配信サーバに接続する端末が減少することは、引き続きエリアメール非対応の端末を利用するユーザーの皆さんに資するものと考えている。

「なまず速報β」 「なまず速報β」には感謝を込めてアンインストール


 当初2011/10/5に予定されていたSH-03C単体でのアップデート配信開始が、「サーバーの都合」という理解に苦しむ理由で1日延期されるという若干のトラブルはあったが、昨年12月に発売されたSH-03Cに、GoogleによるAndroid OSのバージョンアップとは別の機能追加が着実に行われていく様子を目の前で見て、SH-03Cの開発元であるシャープが、国内メーカーでは早い時期からAndroid端末を手がけてきたことで蓄積された技術力の高さを実感する。同社の今後の製品に期待を寄せたい。


【参考】
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最後の発信先に素早くリダイヤルする

2011年09月26日 21時54分14秒 | LYNX3D SH-03C
 SH-03C(LYNX 3D)に機種変更してまもなく10か月になろうとしているが、今日、初めて知った簡易リダイヤルの操作について書いてみる。

 これまで、リダイヤルで発信する場合には、ダイヤル画面を開いてから右上のリダイヤル一覧画面を開き、発信したい電話番号を選択していた。

リダイヤル一覧画面


 ところが、最後に発信した電話番号にリダイヤルをする場合には、もっと簡単な方法があることに偶然気がついた。
 電話番号を入力するダイヤル画面で、何も入力せずに「発信」ボタンをタップすると、最後に発信した番号が呼び出されるのだ。

発信先電話番号を入力していないのにタップできる状態の「発信ボタン」をタップすると… なんと、最後の発信先番号が呼び出される


 そして、もう一度、「発信」をタップすると、すぐにその電話番号に発信が始まった。

タップ2回でリダイヤル発信成功


 ちなみに、リダイヤル一覧を全て削除した状態では、呼び出す履歴がないので「発信ボタン」はタップ出来ない状態になっている。

リダイヤルの履歴がない場合、「発信ボタン」はグレーアウトしている。


 SH-03Cの取扱説明書を確認してみた限りでは特段の記載はないが、iPhoneのユーザーズガイドには「最後にかけた番号に再度電話をかける」操作として明記されていた。事実上スマートフォン共通の「お約束」になっているのかもしれない。


 なお、本件について、みんなが当然に知っている常識だということが判明したら、本エントリーはこっそり削除するので、そのつもりで。
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SH-03Cに新しいAndroidマーケット アプリが配信された

2011年09月21日 22時26分52秒 | LYNX3D SH-03C
 Androidマーケット アプリのアップデートが、ようやく、SH-03C(LYNX 3D)に配信された。このアップデートは2011年7月に発表され、順次、アップデートが配信されていたものだ。

 2011/9/21、Androidマーケットにアクセスするためにホーム画面に置いたアイコンをタップしようとして、微妙にデザインが変わっていることに気がついた。
 実際にマーケットにアクセスしてみると、案の定、利用規約への同意を求める画面が表示され、アップデートした新しいAndroidマーケット(ビルドバージョン 3.1.3)を利用できるようになった。

マーケットのアイコンが微妙に変化 新Android Marketの利用規約同意画面


 新しいAndroidマーケットのデザインは、まるで別物だ。一見するとWindows Phone 7.5にも似た、フォントが大きめのタイルデザインになっている。
 そして、従来のマーケットよりも読み込みに時間がかかるのも前評判通りだ。

旧Androidマーケット 新Androidマーケット(ビルド3.1.3)


 端末を横にすると画面に表示される情報量は少なくなるが、こちらの方がしっくりくる気がしないでもない。

横向きレイアウトの方がしっくりくる?新Android Market


 マーケット内の構成も、大きく変化している。
 ホーム画面に配置された「ゲーム」のカテゴリを開いてみた。画面はカラフルできれいだが、名前を聞いたこともない海外のアプリばかりが表示されて興ざめしてしまう。
 一方で、有料/無料別の人気ランキングや売り上げランキングなどが設けられ、従来より新しいアプリを発見しやすくなっている。これらは日本向けのランキングが表示されているようだ。

Android Market「ゲーム」のカテゴリ Androidマーケット売り上げランキング


 自称「アプリバージョンアップ厨」としては、インストール済みのアプリの状態を確認する「マイアプリ」にアクセスするための操作に、MENU画面を開くという1アクションが増えてしまったのも不満の一つだ。

「マイアプリ」は「メニュー」から 「マイアプリ」画面


 アプリ詳細画面は、上部がコンパクトにまとめられ、アプリの基本情報が見やすくなった。また、スクリーンショットが横方向に並べられたのも新しい。

アプリ詳細画面 Androidマーケットの設定画面


 好むと好まざると、これから、このAndroidマーケットのお世話になることになる。


【2011/9/24追記】
 2011/9/23の夜にビルドバージョンを確認したところ、3.1.5に更新されていた。サイレントアップデートが行われていくようだ。
 見たところ、設定画面のコメントが微妙に修正されているのに気がつく。

3.1.5のホーム画面を見る限りでは3.1.3との違いは特段見られない ビルドバージョンが3.1.5に

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「SHカメラ」アプリを捨てて、spモードメールアプリで縦長写真を添付する。

2011年07月13日 23時17分57秒 | LYNX3D SH-03C
 SH-03C(LYNX 3D)を使い始めて7ヶ月を超えるが、縦方向でカメラ撮影した画像をspモードメールアプリに添付すると、横方向になってしまうという事象に悩んでいた。ギャラリーでは撮影時の方向を正しく認識し、回転して表示してくれるのだが、メール添付だけはどうしても駄目だった。
 私は、VGAやWVGAのサイズで撮影した写真を、ケータイ電話宛に送ることが多いのだ。それだけにSH-03Cへの機種変更以来、出来るだけ横方向で撮影したり、あるいは撮影した画像を編集ソフトで回転させるなどの手間がかかったりする都度、地味にイライラし続けてきた。

【参考】

 ところが、これを簡単に解決できることを最近見つけた。「SHカメラ」ではなく、Android標準の「カメラ」アプリを使って撮影すれば良いのだ。
 Android標準のカメラアプリは、普通に操作すると起動する術がないが、SH-03Cの中にひっそりと存在している。これを呼び出すには、たとえば、ホームアプリ「LauncherPro」の機能を使ってactivityのショートカットを作成し、ホーム画面に貼り付ける方法がある。

LauncherProの機能でactivityのショートカット作成 ホーム画面に「カメラ」アプリのショートカットを配置完了


 このカメラアプリは、SHカメラと比較すると、3D撮影が出来なかったりプリセットの撮影シーン選択が少なかったりするが、撮影可能な解像度や各種設定項目など基本的な機能において著しく劣っているわけではない。側面の撮影ボタンの長押しに起動を割り当てることは出来ないようだが、アプリ起動後にはボタンはシャッターとして正しく機能する。半押しでのAF機能にももちろん対応している。
 左側が「SHカメラ」の撮影画面。右側が「カメラ」の撮影画面だ。

SHカメラの撮影画面 Android標準のカメラの撮影画面


 撮影した画像の情報を比較してみると、解像度の欄に明確な違いが見られる。SHカメラで撮影した画像は800x480ピクセルの横長なのに対し、カメラで撮影した画像は480x800ピクセルで縦長画像として正しく認識されている。
 ファイル名の命名規則も、SHカメラが「DSC_xxxx.jpg」であるのに対し、カメラは撮影日時をファイル名としてくれるので撮影後のファイル管理がしやすいのも嬉しい。

SHカメラで撮影した画像の詳細情報 標準カメラアプリで撮影した画像の詳細情報


 そして、このファイルをspモードメールアプリでメールに添付し、iモード端末で受信した結果が以下である。
 見事に解決できている。

SHカメラで撮影した画像は横長画像として添付される 標準カメラアプリで撮影した画像は正しく横長で添付される


 SHカメラの代替として他のカメラアプリを利用することでも、この現象を回避できる可能性がありそうだ。 
 SHカメラでこうした現象が出る理由を根拠無く推測してみると、横にずらして撮影する3D撮影機能の副産物として全てのカメラ画像が横方向で保存されてしまうのだろうか。

 いずれにしても、結構大きな不満点が解消できて、相当に嬉しい。
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シャープスマートフォン「GALAPAGOS SQUARE」メールマガジン「ガラメル」が今ごろ創刊

2011年06月23日 23時34分02秒 | LYNX3D SH-03C
 本日の夕方、SH-03C(LYNX 3D)のメールボックスに突然届いたのが、標題のシャープスマートフォン「GALAPAGOS SQUARE」メールマガジンである。
 本ブログでは、SH-01Aを所有している頃に、シャープ携帯電話のiモード向け公式サイト「SH-MODE」について、エントリーを書いたこともあるので、ほとんど義務感で、いちおう触れておく。

シャープスマートフォン「」メールマガジン「ガラメル」


 内容は、シャープのスマートフォンオフィシャルメーカーサイト「GALAPAGOS SQUARE」の更新情報で、これと言った新鮮味はない。何が面白いかといえば、やはり、この時期に創刊したことだろう。
 シャープのスマートフォン向けメーカーサイトは、もともと「SH!SH!SH!」の名前で運営されていたが、auのIS03の発売直前となる2010年11月15日に「GALAPAGOS SQUARE」にリニューアルされたものだ。しかも、今になって伝統的なメールマガジンの形で情報を配信するとは心憎い。明日2011/6/24のau AQUOS PHONE IS11SHの発売にでも合わせたのだろうか。

 スマートフォンという新しいフィールドで、我々にどんなエクスペリエンスを提供してくれるのか、「ガラメル」の今後に注目していきたい(棒読み)。


【参考?】 シャープ携帯電話のiモード向け公式サイト「SH-MODE」に関するエントリー
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SH-03Cをオールリセットする

2011年06月12日 01時39分54秒 | LYNX3D SH-03C
 2011/6/7から提供されたSH-03C(LYNX 3D)のAndroid 2.1から2.2へのアップデートに先だって、出荷時の状態に端末を初期化するオールリセットを行うべきかどうか、少し悩んでいた。
 振り返れば、2010/12/3の購入以来、お試しでインストールしたもののすでに消去済のアプリが数多くあり、microSDカードの中を見るだけでもそうしたアプリが残していったフォルダの残骸を確認することが出来る。となれば、当然本体内にも何らかの痕跡を残しているはずで、それが直接パフォーマンスに大きく影響するとは思わないが、気分が良くはない。

 結局、先日のAndroid2.2のアップデート作業は、Android 2.1で利用していた環境のままで実施したわけだが、およそ5日ほど運用した限りでは特段トラブルは発生していない。
 こういう状況であれば、手間とデータを失うリスクを抱えてまでオールリセットの作業をする意味は無いのだが、「向学のために」という言い訳を用意して作業を行ってみた。

 オールリセット前に行った準備としては、
  • インストールしたアプリを忘れないために、アプリ一覧の画面のスクリーンショットをとっておくこと
  • spモードメールアプリ内に保存されている送受信メールをmicroSDにエクスポートすること
  • ブラウザのブックマークを赤外線で他の端末に移しておくこと
くらいだっただろうか。私の場合、ATOK Trialで辞書登録した単語はわずか数語なので再登録した方が早いと判断してそのままにした。また、連絡先(電話帳)やG-Mail、カレンダーのデータはGoogleアカウント上に保存されているので何の問題も無い。便利な世の中になったものだ。
 以下、オールリセットの作業過程を記す。

 フィーチャーフォンでは「データ一括削除」といったメニュー名が多かったと記憶しているが、SH-03Cでは「MENU」→「設定」→「プライバシー」→「オールリセット」とメニューを辿る。

携帯電話内の全てのデータを消去する「オールリセット」メニュー オールリセットで消去されるデータと消去されないデータについての説明


 ロック解除の認証を経由して、「この操作を元に戻すことはできません」という最終確認のメッセージの後、「すべて消去」を選択すると、自動的に電源が切れて、オールリセットの作業が開始される。

オールリセット「この操作を元に戻すことはできません」 自動的にシャットダウン


 再起動中、おそらくはリストアデータを復元している過程では、ドロイドが登場する。

パッケージから復元中らしきドロイド君


 再起動の後、ソフトウェア更新についての案内が表示されたあと、見慣れたSH-03Cのホーム画面が表示される。
 参考までに、この時点での本体の空き容量は278MB。ただし、この容量は、スクリーンショットをとるためにUSBデバックモードの設定を終えたあとのものなので、やや減っているかもしれない。

オールリセット直後のSH-03C 空き容量は約280MB


 さて、このあと最初に実施する作業は、何はなくともGoogleアカウントの再設定である。
 「MENU」→「設定」→「アカウントと同期」から、アカウントを追加する。

「設定」メニューの中の「アカウントと同期」 この時点ではdocomoアカウントだけが設定されている


 追加するアカウントとして、Googleを選択する。

追加するアカウントの種類としてGoogleを選択 Googleアカウント追加の説明


 以前と同じアカウントを使うのであれば「ログイン」を選択する。
 次の画面で、Googleアカウントのログインに使うメールアドレスとパスワードを入力する。

すでに持っているアカウントを設定する場合は「ログイン」を選択 ログインに使うメールアドレスとパスワードを入力


 Googleアカウント設定が始まり、途中で画面に表示された文字列を入力する認証のステップがある。いつも感じているが、これが読みづらい。今回も2回の誤答の末、3回目のパターンでようやく正解を勝ち得た次第。日本人向けに漢字になったりしないものだろうか。

Googleサーバーとしてアカウントを設定中 文字列認証画面


 その後、「これでGoogleアカウントがこの携帯に登録されました」と表示されるが、バックグラウンドでGoogleアプリケーションのデータの同期が続く。
 しばらくすると、同期が完了し、連絡先(電話帳)、Gmail、Googleカレンダーは見事に復元された。

これでGoogleアカウントがこの携帯に登録されました アカウント一覧にGoogleアカウントの追加画面


 続いて、spモードメールアプリのインストールに移る。
 ホーム画面のドック部分に置かれているアプリのアイコンをタップすると、Androidマーケットにリンクする。この時点で表示されたのは、SH-03C購入直後に見ていた懐かしい旧デザインのAndroidマーケットだったが、いったん再起動すると、現行デザインのAndroidマーケットで起動した。

いったん旧バージョンで起動したAndroidマーケット 再起動後は現行バージョンのAndroidマーケット


 おサイフケータイについては、オールリセットしてもICカード内のデータは消去されない。
 オールリセット後におサイフケータイの「サービス一覧」を表示すると、たしかにデータが保存されているようで、オールリセット前と同じサービス名が表示された。サービス名をクリックすると、紐付けされているアプリをダウンロードするためのAndroidマーケットへリンクする。
 逆にICカード内のデータを消去するには、アプリから個別に消去作業を行うか、ドコモショップで行うことになるようだ。

おサイフケータイのサービス一覧画面。オールリセット後もデータが保持されている。 サービス名をタップするとAndroidマーケットへリンクする


 アプリの環境を元に戻す過程で便利だったのは、PC版のAndroidMarketだ。Googleアカウントでログインして、アプリを検索するのが大変便利だ。さらに、WebサイトからリモートでSH-03Cにアプリをインストールすることが出来る。SH-03Cに手を触れていないのに、アプリのインストールが開始されるのは快感ですらある。

AndroidMarketからリモートインストール


 オールリセットの効果があったかといえば、元々大きなトラブルがなかった私のSH-03Cでは目に見えた効果は無いと言うのが正直なところ。覚悟はしていたが、少し残念ではある。
 以上、自分用のメモの意味も含めて、オールリセットから環境復元までの過程を記した。


【参考】 ドコモのWebサイトにも各種設定方法が掲載されているので、あわせて参照していただきたい。
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SH-03CのAndroid2.2アップデートが提供開始

2011年06月08日 00時47分48秒 | LYNX3D SH-03C
 SH-03C(LYNX 3D)に対するOSアップデートの提供が、2011/6/7から開始された。待望のAndroid 2.1から2.2へのアップデートである。同時に「バックライト消灯後もうっすらと液晶画面が表示される場合がある。」ことなどの改善をはかるソフトウェア更新も提供された。OSバージョンアップによる新機能シャープ独自の機能追加など、変更点は枚挙にいとまない。

ソフトウェア更新及びOSバージョンアップ前の端末情報 Android2.2にアップデート後の端末情報


 例を挙げれば、FlashPlayaerの10.1以降に対応したほか、アプリケーションの実行速度向上やmicroSD/microSDHCカードへのアプリケーション保存などがOSのアップデートにより実現されている。
  
 細かな改善点としては、ステータスバーに表示されるアイコンのデザイン変更が嬉しい。特にICカードロックのアイコンはフィーチャーフォンで慣れ親しんだデザインに戻った形で、視認性が上がったのは安心を高める工夫といえる。マナーモードのアイコンもハートマークの部分が大きく見えるように若干調整されているのが分かる。
 また、起動中アプリ一覧画面には、「全て終了」ボタンが追加され、起動中のアプリを一気に終了させることができるようになった。

メジャーアップデート前のステータスバーと起動中アプリ一覧画面 メジャーアップデート後のステータスバーと起動中アプリ一覧画面


 通知パネルにWi-FiやBluetooth、GPSなどの設定画面が追加されたのも大きな変化だ。これら機能をON/OFFするのに、私はこれまでウィジェットアプリを利用していたが、そのアプリはいったんアンインストールして、しばらくこのパネルを利用してみることにした。
 そういえば、USBケーブルを接続してmicroSDをマウントしようとしたら、ドロイド君が出てくるのには(良い意味で)面食らった。

 USB接続時にはドロイド君が登場してガイダンスを表示


 当初、「2011年春にAndroid2.2アップデート予定」を掲げて販売が開始されたSH-03Cは、結局2010/12/3の発売から半年後にアップデートが実施された。時期の遅れについては、いろんな意見があるとは思うが、私自身アップデートが春を通り越して初夏に入ってしまったこと自体を非難するつもりはない。

 今回、ドコモの対応で決定的にマズかったのは、ユーザーに対する情報の開示だ。これは、なにも遅れている技術的原因を事細かに説明せよと言っているのではない。まずは、遅れていること自体を早期にアナウンスすべきだった。 
 5月中旬頃からネット上では、2011年夏モデルの新商品内覧会やドコモのインフォメーションセンター等から「5月のアップデートはない。6月を予定」という回答を得たとする報告が目立ち始めた。このことが事実であれば、たいへん良くない対応であったことを厳しく指摘しておきたい。なかでも、いくつかの返信メールが晒されたサポートセンターでは、問い合わせを行った一部のユーザーだけに公式発表にはない「6/7アップデート予定」を事前に回答していた模様で、もはや組織としての体をなしていない状態と言わざるを得ない。
 ドコモは、ユーザーへの情報提供はどうあるべきか、お客様満足度No.1の名にかけて、ユーザーの立場に立った再検討を行うべきだ。

メジャーアップデートのアップデート確認で「新しいバージョンがリリースされています」の表示 メジャーアップデート実行中のSH-03Cの画面


 もう一点、重要な論点がある。
 今回のAndroid2.1から2.2へのバージョンアップには、目に見えるパフォーマンス向上と機能向上があり、多くのユーザーがSH-03Cの実質的な製品寿命が延びたこと、言い換えれば「当面、機能的な制約はなくなり、十分に使える」ことを実感したはずだ。
 本来なら、これは喜ぶべき事なのだが、すでに直接の後継機であるAQUOS PHONE SH-12Cが発売され、SH-03Cは生産終了品としてカタログ落ちしてしまった。このことはOSアップデートを含めた形で製品のライフサイクルが企画・設計されていなかったことを明確に示している。
 事業者にとっては、これが従来通りの商品サイクルではあろうが、一方の端末販売の現場では、2年間継続して同一端末を利用することを前提に「端末購入サポート」や「月々サポート」などの購入にかかる割引施策がとられている。すでに機能的な成熟がみられるフィーチャーフォンならともかく、現在も半年程度の短い周期で大幅な機能向上が図られているスマートフォンに関しては、こうした販売手法は既購入者の製品に対する満足度を大きく下げる要因になり得る。何らかの解決策が打ち出せないものだろうか。

 なお、今回のOSアップデートの結果そのものについては、私自身、非常に満足していることを末筆ながら書き添えておく。

【参考】
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SH-03CとインターナビをCobaltBlueでBluetooth接続

2011年05月29日 14時32分45秒 | LYNX3D SH-03C
 2010/12/23のエントリー「SH-03CとインターナビをBluetooth接続」で、SH-03C(LYNX 3D)ではBluetoothのをプロファイルのうち「DUN(Dial-up Networking Profile)」がサポートされていないため、インターナビVICS接続等のインターナビデータ通信ができない旨を記した。
 さらに、ソフトウェアでDUNサービスを実現する「PdaNet」というアプリを試してみてもSH-03Cではエラーが発生して接続できないこと。さらには、そもそもの「spモードご利用規則」の中でテザリング行為を禁止しており、この行為は規則違反になると思われることを指摘した。

 この状況は2011/05/29現在も変わっていない。
 ドコモは2011年夏モデルとして発表されたスマートフォンの一部機種からWi-Fiテザリングをサポートすることになり、spモードご利用規則のうち「別途当社が指定する方法」でのテザリングが禁止事項から除外されたが、Bluetoothについては解放が見送られたままだ。さらにやっかいなのは、Wi-Fiテザリングによる通信には別料金が請求されることになり、こっそり行うBluetoothのDUN接続の罪悪感がより一層増してしまった。

 以下に、「CobaltBlue」というアプリを利用して、SH-03CとインターナビをBluetooth接続しインターナビデータ通信を行ってみたことについて記載するが、現状ではどうみても、spモードご利用規則の禁止行為に該当すると私は判断する。このエントリーを基に実施した行為について発生する責任やその結果についての保証は一切負いかねる。以上、念のため記しておく。


CobaltBlue(正式版)


 「CobaltBlue」は、JavaでBluetoothのDUNをエミューションしてテザリングを行うアプリである。機能制限のあるTrail版と、有償の正式版が公開されている。root権限の取得等安全ではない操作は不要であるし、PdaNetではエラーが発生して動作しなかったSH-03Cでも正しく動作するのが嬉しい。開発者様のご努力に感謝したい。
 なお、Trial版の機能制限は、アプリ1起動ごとの接続回数が2回、最大接続時間が20分、広告表示などで、インストールして、動作を検証する分には支障は無い。絶妙の機能制限だ。

【2011/5/31追記】
 CobaltBlueは、その後、価格改定が行われている。購入の際は、Androidマーケットで価格をご確認いただきたい。

【2011/6/15追記】
 2011/6/13に、Androidマーケットでの公開が停止された模様。 → 作者様の当該ツイート

【2011/6/27追記】
  作者様のWebサイトにおいて再公開された。

【2011/8/10追記】
  Androidマーケットにおいて、2011/8/1からCobaltBlue2が公開された。

 使い方は簡単だ。
 インストール後、アプリを起動すると、BluetoothをONにしてよいかどうかの確認画面が出るので「OK」をタップする。この画面は、事前にBluethoothをオンにしている場合には表示されない。
 そして、「Start」をタップすれば、カーナビからの接続要求を待機する状態になる。

アプリケーションがBluetoothをONにする許可をリクエストしています。許可しますか? Startをタップして接続待機


 CobaltBlueが接続待機状態でインターナビからの接続要求があると、自動的にダイアルアップ接続が起動され、接続確立時にはステータスバーに「Connected」の表示が数秒間表示される。

接続完了で「Connected」が表示


 そして、何事もなかったようにインターナビデータ通信が開始される。通信速度はやや遅いかもしれないが、通信量のさほど多くないインターナビでは支障のないレベルだ。通信が完了すれば、正常に切断される。
 繋がってしまえば、なんてことはない。インターナビVICSの交通情報やインターナビウェザーでは正常に情報を取得できた。一方で、自分自身は未検証だが、CDのタイトルや曲名の情報を取得するCDDBへのアクセスは出来ないという情報もあるが、これはどうやらCobaltBlueの問題ではないようだ。

 現時点のスマートフォンにおけるWi-Fiテザリングは、設定画面からテザリング機能をONにして「これからテザリング機能を利用します」と明確に宣言させることで、それ以降のパケット通信をすべて、テザリング機能を利用した通信と見なして課金する方式で実現されている。ただ、この方式をBluetooth接続したカーナビでのインターネット接続に準用することは難しい。カーナビにおける通信は、通信時間が短時間でパケット量も少ない上、さらに数分の時間間隔を空けて通信を繰り返すという、特殊な形態の接続を要求するからだ。
 こうした状況を鑑みてか、ここのところ、専用の通信モジュールを搭載またはオプションで用意するという動きが広がりつつある。通信料金は、各社とも1か月当たり1,000円〜2,000円程度で、私的には許容範囲だ。

 カーナビとスマートフォンのBluetooth DUN接続の課題は、サービス面を含めたスマートフォン側での解決がされるものと思っていたが、今後は、スマートフォンでの利用は諦め、専用通信モジュールでの対応に移行していくのかも知れない。

【参考】その後の紆余曲折について
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アップデート予告は福音か、それとも不信の火種か。

2011年05月02日 00時10分48秒 | LYNX3D SH-03C
 2010/12/3に発売されたSH-03C(LYNX 3D)はAndroid2.1を搭載しつつも、カタログ等では、2011年春にAndroid2.2にバージョンアップする予定が明らかにされた上で発売された。
 発売の直後には、複数のニュースサイトに製造元であるシャープの開発担当者のインタビュー記事が掲載された。それらによれば、製品の品質や安定性を重視するため検証期間が長くとれるバージョン2.1を採用して発売したことや、バージョンアップしやすいようAndroidの基本フレームワークには必要以上に手を入れずに設計したことなどが明らかになり、バージョンアップに対する購入者の期待は高まった。

 2011/1/28に行われたNTTドコモの2011年3月期 第3四半期決算説明会説明会資料中(リンク先はPDFファイル)には、SH-03Cが3〜4月にAndroid2.2にバージョンアップを予定している旨の記載があり、これまで「2011年春」とだけされていたバージョンアップ時期が若干具体化された。この情報は、各ニュースサイトでも取り上げられ、多くの購入者が知るところとなった。

SH-03Cのアップデート予定は3〜4月(NTTドコモ2011年3月期 第3四半期決算説明会資料)
(NTTドコモ 2011年3月期 第3四半期決算説明会資料より引用)


 さらに、2010/11/26に発売された兄弟機とも言える、同じシャープ製のau IS03は2011/4/14からAndroid2.2へのメジャーバージョンアップサービスが開始された。となれば、IS03の1週間後に発売されたSH-03Cのバージョンアップ開始日も近い、とネット上はいやが上に盛り上がったところである。

SHARP Android端末用メジャーアップデートツールを起動


 しかし、ついに4月中に、SH-03Cのバージョンアップに関するリリースが出されることはなかった。
 ユーザーの脳裏には、「総統閣下のお怒りを買った」au IS01及びSH-10Bのバージョンアップ断念の記憶が否応なしにもよみがえる。

 Android2.2へのバージョンアップには、アプリ実行速度の高速化やAdobe FLASH 10.1への対応、一部アプリのmicroSDへの待避など、いくつかのメリットがあるとされているが、ユーザーがその恩恵を実感できる場面は少ないかも知れない。そもそも、OSのバージョンに強い関心を持つのは、アーリーアダプター層に属するような少数の購入者に限られるという指摘もある。
 アップデートに向けた準備作業には、未曾有の大災害となった東日本大震災の影響は大なり小なりあっただろうし、実際に作業を進める上で明らかになった事象により意図せざる遅延もあったかもしれない
 以上のことを勘案したとしても、「5月に提供できるよう準備中です」といったアナウンスはあってしかるべきだ。

 こうした情報不足から生まれた不信感がネット上で渦巻き始め、4月も中旬を過ぎる頃には、アプリの追加により本体の空き容量が低下して警告画面が出ているといった報告のほか、総統閣下の「台詞」をなぞるようかのような「SHARPのAndroidは2度と買いたくない」といった過激な書き込みも見られるようになってきた。

SH-03Cのメジャーバージョンアップメニュー SH-03Cの本体空き容量を確認


 2011年5月のドコモ携帯電話カタログには、SH-03Cの紹介欄に「2011年5月 Android OSバージョンアップ予定(2.1→2.2)」との記載がある。ネット掲示板やTwitter等では連休明け早々にも開始されるのではないかという願望にも似た書き込みも見られる。
 しかし、いつからカタログがユーザーへの周知媒体になったというのか。これより先に、まず購入者に対して、ニュースリリースの形などでしっかりと通知すべきだろう。

2011年5月ドコモ総合カタログ中、SH-03Cの「2011年5月 Android OSバージョンアップ予定(2.1→2.2)」の記載
(NTTドコモ 2011年5月携帯電話カタログより引用)


 スマートフォンではOSのバージョンがユーザーに見える形になり、最新バージョンでないOSを搭載して発売される場合、バージョンアップを予告することが必須になりつつある。
 予告をするからには、継続的な情報提供を欠かしてはならない。SH-03CのOSバージョンアップは「予告通りに」まもなく提供されるであろうが、一連の情報開示の不足は購入者に不信感を与えてしまった。今後のプロモーション戦略に活かしていただきたい。


【参考】
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