春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

その香りは・・・クリスマス

2021年11月29日 | 工房の庭


どこからともなく柑橘系の良い香り。
この香りは・・・と近づいていくと
ギザギザの葉が特徴のヒイラギの花。





5ミリくらいの小さな花。
その香りはというと
金木犀のような・・・・
でもどちらかというと橙の花に似た
華やかな香り。

切り花にすると、部屋中に良い香りが漂います。





ヒイラギ(柊)
モクセイ科というだけあって
花の香りは、強く、華やか。

クリスマスのイメージの他
魔除け、厄除けの意味もある縁起木です。

花言葉には
「用心深さ」「先見の明」「保護」「防衛」など

お試しショルダー

2021年11月28日 | 手織りの小物


使ってみると結構便利なポシェットやサコッシュ。
今回はお試しで作ったショルダーをご紹介。

どこに博多織を使っているかというと
ファスナーを覆うふたの部分で
あとは帆布で作っています。

色は深緑で、使っている帯は「祈り」





ちょっと変わっているけど
眺めて使えば、見慣れてきます♪

※写真が下手で、色がだいぶ違うみたい。
 帆布(帯地以外)の色は深緑です。



折り鶴の応援

2021年11月17日 | 手仕事


思いがけずいただいた折り鶴の応援。
先日、呉服の専門店「和わ」さんが届けてくださいました。

作り手の方へ・・・と
たくさんの方の手で作られた美濃和紙の折り鶴。

可愛らしく、華やかな千代紙の折り鶴に
気持ちも機場も明るくなります。




織機からも見えるところに、飾っています。
ありがとうございました♪

七色の元気

2021年11月14日 | 工房の庭


先週初めのお天気といったら
雨、晴、雨、晴、雨、雨、晴、雨、時々雷・・・で、あと曇り。
と大荒れのお天気。




雨雲が去った日曜日の今日は
赤く色づく前に散った柿の葉を、朝からお掃除。




ここ数日の荒れたお天気のおかげで
数年ぶりに見ることができた七色の虹。
それも3日続けて毎日です。

住宅街の虹なんて、建物や電線に邪魔され
やっと撮れてもこんな感じ。
でも、自分の目で見た虹には
喜びじわじわ。

空を見上げると
踏ん張る元気を時々もらえる♪

手織り 博多織の帯地ポシェット

2021年11月07日 | 手織りの小物


帯地を使ったポシェットです。
大事なもの、必要なものだけを入れるシンプルなポシェットです。




使っている帯地は、手織りの「祈り」

サイズは以前作ったものと同じだけど
帯地以外の生地やポケット、紐の部分を少々改良。



縦 (約)18~18.5㎝
横 (約)17㎝
底のマチ 4㎝
 
詳しくはこちらよりご覧ください




烏城紬と後楽園

2021年11月01日 | イベントのお知らせ


岡山の後楽園で、三年に一度開催しているという
「烏城紬(うじょうつむぎ)」の展示会に
昨日、行ってきました。

烏城紬四代目織元、須本雅子先生と
そのお弟子さん達の作品展です。

手染め、手紡ぎ、手織りの絹織物は、全て手作業。
他では見かけない特殊な紡ぎ糸を使って織り上げた着物は
光沢のある、ふんわりとした優しい印象。

以前から気になっていた紬だったので
今回は、思い切って日帰りで岡山へ。

※烏城紬(ウジョウツムギ)のウは
 「鳥」より線が一本少ないカラスの  




会場は、後楽園内、鶴鳴館本館
作品展は、11月1日まででしたけれど
岡山の烏城紬について、詳しくお知りになりたい方は



さて、その後はというと
江戸時代を代表する大名庭園で
日本三名園の一つ後楽園を、ぶらりと散歩。




園内各所に配された幾つもの建物、茶室や能舞台他
山、池、田んぼ、梅林などなど
キンモクセイの香る園内を散策。






草木の香りに
鳥の鳴き声




結婚式の写真撮りも幾つかあったようで
日本髪に色打掛の花嫁さんを久しぶりに見かけました。




深呼吸をしながら、てくてく、てくてく。




きれいな池には、大きな鯉も。




季節季節で楽しめるお庭は
どこもよく手入れがされていて、空気もきれい。





裏の方へ行くと、小さな水車。




あちこちで香る金木犀や色づき始めた楓の葉
美味しい空気で、体と心をリフレッシュ。


丁寧につくられた烏城紬のお着物と
美しい日本庭園。
気持ちのよい一日でした。