春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

2020 大晦日

2020年12月31日 | 工房の庭


地面に近いところ(草丈10㎝~15㎝くらい)で
次々と花を咲かせる寒咲き菖蒲(カンザキアヤメ)

別名のウィンターアイリスは
花の特徴そのままの奇麗な名前。

5月ごろに咲くアヤメと違って
冬に咲くアヤメ。

いつもは1月に入ってから咲き始める「春告げ花」だけど
今年は早くて、一緒に年越し。

2021年もよろしくお願いします♪

博多織小物・手織りの帯地で「名刺入れ」

2020年12月30日 | 手織りの小物
 
 
絹糸がギュッと詰まった手織りの帯地で「名刺入れ」
 
 
 
 
小物は専門外なうえ
しっかりと織られた手織りの帯地では
針がなかなか通らず、凝ったものは作れません。
 
 
 
 
なので、自分で作る名刺入れは
飾り糸を使った、シンプルなこの形。
 
 
 
 
小さなものでも、帯地をけっこう使うので
残り少ない帯地で、作れるときに少しづつ。
 
 
 
 
亀甲柄に献上柄
「マーメイド」や「祈り」の帯など
思い入れのある帯地で作る名刺入れ。
 
楽しい出会いと良いご縁。
良いことたくさんありますように。
 
 
 
 

新芽のおしゃべり

2020年12月29日 | 工房の庭


春に咲く水仙の花の中でも
ちょっと特別な曾祖母の水仙。

その水仙の芽が、土をかき分け地上に、ひょい。
春に向かって、庭のあちこちが、今楽しい。




それぞれが土から出てきて
「はじめまして」のご挨拶。

毎朝、朝日が昇ると
顔を見合わせ「今日もよろしく」
なんて、そんな声が聞こえてきそう。

一日どんな話をしているのか
考えると可愛い、水仙の芽。

信じる者の幸せ

2020年12月28日 | 工房の庭


いつもは、年が明けてから咲く寒咲きアヤメ。
庭一番の、春告げ花。

その寒咲きアヤメが、今年は早くも咲いています。

何が違うんだろう?
いつもとそんなに変わらない冬なのに・・・。
そう言えば、雪!
初雪がちらちら。
それに今年は、何故か足指にしもやけ。

寒いから咲くのか、ちょっと早い春告げ花。
花言葉は「信じる者の幸せ」「良き便り」など。

花が咲くもの、嬉しい便り。
なんだか気分の良い花言葉♪

手織りの小物「365日の幸せ」ペンケース&がま口

2020年12月21日 | 手織りの小物
 
 
帯「365日の幸せ」を使って作ったペンケースとがま口。
 
小さながま口は、手の平サイズ。
何を入れようかと迷ってしまう。
 
 
 
 
作っている帯に、楽しい帯は少ないけれど
小さな幸せを散りばめたこの帯なら・・・と
残った帯地で作ってみました。
 
 
 
 
 
「365日の幸せ」で描いた好きなものは・・・
緑の木々や、海や山。
魚介に卵に、花、リンゴ。
空、星、太陽、雨や雪。
コーヒー豆の他、レンコンなんかも
探せば帯柄の中に入っています。
 
 
 
 
帯地があまり残っていないので
作れる小物は、小さなものがあと少し。
 
 
 
 
ちょっと可愛いものができました♪
 
 

冬場の作業

2020年12月20日 | 手仕事


寒さの増した冷たい12月。
乾燥した冬の機場では、絹糸の扱いが難しい。

糸繰り、管巻き、整経、経継ぎ、織りの作業・・・と
全てが糸との作業だというのに
糸が全く言うことをきかず、困ってしまう。

なので冬場の作業は
まず機場と織り機の水拭きから。

加湿器は好きじゃないので
ストーブの上で、お湯をぐらぐら。
しっとり落ち着いたところで、糸作業。




なかなか進まない冬の作業だけど
絹糸のご機嫌をうかがいながら
今年最後の帯を織っています。



庭の絨毯

2020年12月16日 | 工房の庭


楓の下は、紅葉の絨毯。

風が吹く度、はらはらと散るので
残っている葉っぱも、あとわずか。





毎年違う、楓の紅葉。
今年の紅葉は、優しい色あい。


古い家の古い庭だけど
春夏秋冬、それなりに楽しい。




手織り博多織 帯地の小物・・・平袋

2020年12月15日 | 手織りの小物


手織りの帯地を使った平袋。
小物は、たまにしか作れないけど
この平袋は、帯地があれば作る定番のポーチ。




化粧ポーチや通帳入れなど
カバンに入るサイズで、手ごろな入れ物。




自分で作る博多織の帯地なので
華やかなものや可愛らしいものはないけど
今回は、少し色があって楽しいものができました♪




旅立ち

2020年12月12日 | 工房の庭


きれいに色づいた楓の葉。
この葉が全部散り終える頃には
春にできた種も独り立ち。

少しの風にも、ハラハラと散る葉。
プロペラを持った種の旅立ちは、そろそろかな。




色づき

2020年12月07日 | 工房の庭


父お気に入りの楓が
真っ赤とは言えないけれど
今年もそれなりにきれいな色づき。




春の芽吹いたばかりの柔らかな葉から、新緑の青。
夏の緑に、秋の紅葉。
一年を一緒に過ごして、楽しい楓♪

十両

2020年12月05日 | 工房の庭


地面にぐっと顔を寄せると
高さ15㎝~20㎝の小さな木に、艶やかな赤い実。

藪柑子 (ヤブコウジ)
別名、十両

庭の縁起木。
今、オレンジ色の千両の実の下で赤い実をつけています♪