春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

燃える炎

2021年06月29日 | 工房の庭


ジ~ジャワジャワジャワと
蝋燭の炎のような夏色の花が咲き始めたとたん
初蝉の声。

梅雨も明けないうちに
もう夏です。




鮮やかなオレンジの花は
光に透けると、ゆらゆらと揺れる炎みたい。

姫檜扇水仙(ヒメヒオウギスセン)
花言葉には「良い便り」「楽しい思い出」「陽気 」など

元気に過ごしたい夏らしい花言葉です

夏薔薇のコサージュ

2021年06月27日 | 工房の庭


博多織の手織りの帯地は
厚地で張りがあって
とてもしっかりとした絹織物。

そんな絹の帯地を使って
時々作っているのが、お花のブローチ。
シンプルなコサージュ。

でも、伝統の技法で織った帯地は
たくさんの絹糸をギュッと詰め込んでいるため
ハサミを入れると、糸がホロホロとほどけ
生地を重ねると、針を通すのも大変です。

手織りであればなお更のこと。




細やかで繊細なコサージュは作れないけれど
気取らないシンプルなものを、少しずつ。

初夏と秋に咲く、庭のバラ。
ほとんど野バラだけど
せめてこれくらいのコサージュは作りたいかな。

雨の百合

2021年06月26日 | 工房の庭


レインリリーが、ぐぐんと伸びて
パッと開くと、そこには雨。

ゼフィランサス
別名、雨の百合で「レインリリー」

今週、晴れ間が続いていたけど
そろそろまた雨。




空を見上げて雨乞い中。

万葉の花

2021年06月21日 | 工房の庭


織りの作業が思うようにいかず
鬱々とした日が続く、梅雨の晴れ間。

気分転換に大きな洗濯をして庭に出ると
ちょっと嬉しい花が咲いていました。

藪萱草 (ヤブカンゾウ)
別名、忘れ草

憂いを忘れる、忘れ草。
万葉植物で、大好きな花の一つ。




次々と、咲いてはしおれる一日花。
今年もたくさん咲きますように。

喜びの実

2021年06月15日 | 工房の庭


パチンコ玉くらいの小さな実。
毎年、20粒くらいの実をつけます。




山桜桃梅(ユスラウメ)によく似た
これは庭梅(ニワウメ)。

もう何年も庭にあるのに
いっこうに大きくならず
実をつけても気持ちだけ。




食べられる実だというけど
たくさんはないので
父お気に入りのこれは、観賞用。

花言葉は「喜び」「願望」など

難を転じる

2021年06月14日 | 工房の庭


難を転じる

難転(なんてん)

南天(なんてん)





厄除け、魔除け
火災除け・・・

防腐効果があって
食あたりに効き
薬効あるため
生薬に・・・と

縁起が良いため
庭のあちこちに植えられた南天。




昔は、玄関やトイレ付近他
家を囲むように、あっちこっちに植えてあり
冬、赤い実をつけると
お正月飾りにも重宝。




昔ほどはないけれど
南天の花が今、満開。

※花言葉には「良い家庭」「福をなす」など