NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「マリー・アントワネット」

2007年01月25日 | 洋画

2007年、最初の映画はこの作品を見てきました。
「ベルバラ」ファンは必見!?

2006年 アメリカ・フランス・日本製作    2007年1月20日公開
[監督・製作・脚本] ソフィア・コッポラ
[原作] アントニア・フレイザー
[総指揮] フランシス・フォード・コッポラほか
[出演] キルスティン・ダンスト・・・・・・・・・・・マリー・アントワネット
     ジェーソン・シュワルツマン・・・・・・・ルイ16世
      ジェイミー・ドーナン・・・・・・・・・・・・・フェルゼン伯爵

<見どころ >
政略結婚でフランス王妃となり、37歳の若さで生涯を閉じたマリー・アントワネット。
「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が
キルスティン・ダンスト主演で彼女の心の軌跡を描く。
マリー・アントワネット生誕250周年の年に撮影された記念碑的な本作は
フランス政府の全面協力の下、ベルサイユ宮殿での撮影が実現したのも見所。

<ストーリー>
オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王大子ルイ16世の元へ嫁ぐことに。
期待を胸に馬車に乗り込んだ彼女だったが、国境では衣装から下着までを
フランス製のものに変えさせられ、愛犬まで取り上げられてしまう。
独りぼっちになった彼女を待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕った
ベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。
空しさを紛らわせるかのように、やがて彼女は贅沢なドレスやパーティーに
夢中になり……。

<感想>
「ベルサイユのバラ」を知っているものは、必見でしょう。
ベルサイユ宮殿で撮影され、衣装も食べ物も絢爛豪華。
お菓子の「マカロン」あの色まんまの配色。
視覚的には、かなり満足いきました。(^▽^)
  アントワネット(キルスティン・ダンスト)
なかなか合ってました。なによりキュート。
自由奔放なマリーさが感じられました。
豪華な衣装に目を奪われっぱなし・・・女性は、やはりこういうのは憧れます。

そして、「世継ぎ」のエピソードなんて、日本の皇室にも近いんじゃないの?
と思いながら見てました。
「産め」だの「ヤレ」だの、今の時代じゃ大きなおせわ!といいたいとこだが
この時代はそうじゃないのね・・・。(--;)
結婚初夜の寝室に、あんな人の山。
出産の、大きく足広げているあんな姿まで、大勢の前にさらされるなんて・・・。
王妃も大変だったのね・・・。
でも、「早くヤリなさい」。。。という催促のくだりで、かなりの時間割きすぎです。

そんな中、弟夫婦に先を越された彼女の悲痛の涙が印象的でした。

目玉の、衣装の絢爛豪華さ&お菓子にはビックリしました。
  
華やかな衣装に目を奪われ、これでもかというお菓子のオンパレード!
映画が見終わった後、ケーキが食べたくなります。
もちろん、NAOさん鑑賞後、しっかりケーキ食べました。

ベルバラ世代としては、視覚的には楽しめましたが、難点もあり。
*デュ・バリー夫人との確執が描ききれてない。
*有名な「首飾り事件」がスルー。
*フランス革命がどうやって起きたのかが、さっぱり描かれてず。唐突すぎ。
 (せめて3部会のくだりは欲しかった)
*民衆がベルサイユへ押し寄せたとき、バルコニーでお辞儀をするシーン。
 どういう経緯で、バルコニーに出る決意をしたのか?この辺はもっと詳しく
 描いて欲しかった。

フランシス・コッポラらしく、音楽はロック調で全編通していたが、私はダメでした。
斬新さは買いますけど。
せっかくの映像が、全て軽く感じてしまいます。

結局、肝心の人間像が、ひじょ~に浅く、見終わった後
「で、何が言いたかったの?」とツッコミ入れたくなるほどでした。

印象に残るのは、豪華な衣装とお菓子とワンコだけ。(T▽T)
改めて「ベルサイユのバラ」は凄い作品だった!と感じさせてくれる映画でした。

点数:5点  (10点満点)


コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もぞもぞ・・・ | トップ | NANA#38 »

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
気になってた映画 (めるめる)
2007-01-25 07:41:08
やっぱりベルバラを読んでた世代やもんね~。
で、採点きびし~~~~!!
それも、ベルバラで知り尽くしたせいやろね~。
なんせ、これでフランス革命は乗り切った人多かったやろうし。
けど、ゴージャスなんは必見か。どないしよ~。/}
返信する
ちょうど昨晩 (アバン)
2007-01-25 10:53:12
MX東京テレビでベルバラを見ていました。やっぱりそのイメージって強いですよね~日本人には。

ソフィアはゴッドファーザーⅢのイメージが強くて嫌いなんですよね~私的には。
NAOさんを参考にさせていただき、DVDで気が向いたら見るかな?ぐらいです。
返信する
めるめるさんへ (NAO)
2007-01-25 11:16:35
映画館も、私たち世代が多かった。(女性が)
ベルバラやフランス革命を知っている人は、内容がなくてもわかるのだが
若い世代はどうなの?って思ってしまいました。
それぐらい、話の内容が浅い。^^;

でも、華麗な衣装・実際にベルサイユ宮殿で撮った豪華な建物&調度品・まばゆいばかりのお菓子のオンパレード。
これは必見!
女性なら、「あんな風なドレスきたい~」とか「お菓子あんなにほおばりたい~」という衝動にかられます。
ピンク・薄いブルーの色彩がこれでもか!って入ってきますわ~。
内容がなくても、アントワネットの生涯を熟知している人は、大丈夫です。
目の保養にご覧下さい。
返信する
アバンさんへ (NAO)
2007-01-25 11:20:41
女性はいいですが、男性にはかなり厳しいと思います。^^;
話の内容が浅いし、国外逃亡するくだりで終わってしまってます。
逃亡以後の話はまったくなく・・・・それからがまた劇的なのに。
フェルゼンとの愛も、映画ではたんなる束の間の愛・・っていうふうなかんじにも見えましたし。(--;)
期待していったんですけど、肩すかしに終わってしまいました。
返信する
ん~なるほど (みゃー)
2007-01-25 12:39:22
NAOさん、こんにちは!
予告編をやたらと観すぎて、すごく気になっていた映画です。私も月に1度は映画館へ行きます。やっぱり自宅でのDVD(うちはパソコンでしかDVD観れないので・・・イライラします)より、映画館ですよね。こういうスケールの大きそうな内容の映画はやっぱり足を運んでも観るべき?なんて思っていたのですが、NAOさんのレポートを読んでちょっと考えてしまいました。内容薄いんですか・・・帰りにケーキ食べたくなる・・・なるほど
「マリーアントワネット」はやっぱり「ベルばら」。
ちなみに今私は長めの髪にパーマがかかっており、「オスカルヘア」とお友達に言われてます
映画、もうちょっと検討してみまーす
返信する
ベルばら世代としては (mayumi)
2007-01-25 18:46:17
気になるところだけど...フェルゼンもバッチリ出るみたいだし...。
でも、何となくこんな映画が出来たのね、ってなところでいいのかな...。
NAOさんも 5点だし...。

それにしても、殿上人の皆様は お世継ぎ問題をはじめとし大変なのね。
返信する
TBありがと♪ (まーじょ)
2007-01-25 23:05:12
NAOさん、こんばんわ。

同じ日に観に行ったみたいですね。
愛の殿堂(だっけ?)もちょこっと映っただけで、
フェルゼンとの愛はそれだけか~でしたね。
ホント、不完全燃焼。
『それでもボクはやってない』と迷ったんだけど、
今回は選択を誤ったかも??
TB返ししてみました~。
返信する
みゃーさんへ (NAO)
2007-01-25 23:16:21
みゃーさん、こんばんは☆

内容はないですが、視覚的にはよかったです♪
絢爛豪華なベルサイユ、衣装、そしてお菓子!
タイムスリップしたかのようでした。
色彩はほんとうに鮮やかで、女性好みです。ピンク・ブルーの多いこと!

オスカルヘアー!見てみたい!
オスカル・アンドレは出ませんが、見てください。(^^)
返信する
mayumiさんへ (NAO)
2007-01-25 23:20:59
フェルゼン役の男優さん、かなりのイケメンでした☆

でも、フェルゼンとの関わりが、思ってたより少なかったのが不満・・・。
束の間の愛・・って感じにしか見受けられませんでした。それが私的には物足りなかったです。

>殿上人の皆様は お世継ぎ問題をはじめとし大変なのね。

あれを見てると、浪費に走るのもわかるような気がしました。^^;
周りにあ~だこ~だ言われ、夫には相手もされず。
私も、同じ立場だったらそうなりますね。ストレスたまります。
返信する
まーじょさんへ (NAO)
2007-01-25 23:23:19
こんばんは~まーじょさん♪

わ~同じだったんですね☆
フェルゼンとの愛は、「えっ?これだけかい?」って感じでしたよね。(--;)

視覚面では、良かったのにナァ~。
内容が、あまりにもなくて・・・・・・。
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事