NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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映画の点数は自分の満足度で評価

「どろろ」

2007年02月03日 | 邦画

手塚治虫の最高傑作、ついに映画化!

2007年 日本映画(東宝配給)  1月27日公開  PG-12指定

監督:塩田明彦
アクション監督:チン・シウトン
原作: 手塚治虫
脚本: NAKA雅MURA / 塩田明彦
撮影: 柴主高秀
音楽: 安川午朗 / 福岡ユタカ
出演: 妻夫木 聡・・・・・百鬼丸     柴咲コウ・・・・・どろろ
     瑛太・・・・・・・・・・多宝丸     中井貴一・・・・・醍醐景光(実の父)
     原田美枝子・・・・百合       原田芳雄・・・・・寿海(育ての父)
 
<見どころ>
昭和42年「週刊少年サンデー」で発表された手塚治虫の最高傑作とも
言われている怪奇漫画を実写映画化したアクション時代劇。
体の48か所を魔物に奪われた百鬼丸が、体を取り戻すために男装した
女泥棒“どろろ”とともに魔物退治の旅に出る。
主演の百鬼丸役に『涙そうそう』の妻夫木聡、どろろ役に『県庁の星』の
柴咲コウを迎え、初の本格的なアクションを披露する。
総製作費20億円以上を投入した驚異の映像がみどころ。

<あらすじ>
戦国の世を憂う武将の醍醐景光(中井貴一)は、乱世を治める力を得るため、
自分の子である百鬼丸(妻夫木聡)の体から48か所を魔物に差し出してしまう。
やがて体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、魔物退治の旅に出る。
一方、コソ泥のどろろ(柴咲コウ)は、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を
奪う為彼を追いかけ始める。
 
<感想>
「どろろ」ってタイトルなんですが、主人公は“百鬼丸”なんですよね~。
原作ではどろろが実は女の子だった。。というのが最後に分かるんですが
映画では、最初から分かってます。
原作が昭和42年なので、60前後のおっちゃんがかなり多かったです。^^;

主人公、“百鬼丸”は妻夫木聡さん。
実の父によって、身体の48か所を魔物に捧げられてしまう設定。
この妻夫木くんが、めっちゃ良い。
  
NAOさん、妻夫木くんの顔立ちは好みではないのですが
この作品に関しては、もぅかっこよくて、恋してしまいそうでした!

笑顔を見せないクールでストイックな役を見事に演じきっていました。
ポワンとした印象しかなかったのですが、いや~御見それしました。
こんな演技もできるんですね。

“どろろ”は、売れっ子の柴咲コウさん。
  原作では、子供なんですが。。。
見てると「リボンの騎士」のサファイヤを思い出します。彼女も男装でしたよね。
妖怪をやっつけたときに飛び散る、返り血を何度も浴びた時のリアクション。
これは、かなり面白くてよかったです。 会場内も笑いが出たほど。(^▽^)
おどろおどろした画面の中で、和む?シーンです。
上手い演技とは思わないけど、好感持てました。
 
父 “醍醐景光”の中井貴一さん  弟 “多宝丸”の瑛太さん
  
中井さん、父親を演じる歳になったんですね~。
天下を取るためには、実の子でも魔物の取引道具にするという冷酷な役。
「悔いはない」、怖かったです。(--;)
ラスト近くの百鬼丸との殺陣シーンは、かなり見ごたえがありました。
さすが剣さばき見事です。 太刀姿の美しさにはホレボレします。
瑛太さんは、売れっ子ですね。「のだめ」の峰くんはないです。さすが役者。


まさに、娯楽映画って感じでした。
大きなテーマとして「親と子の情愛」、「親子の絆」などが描かれててましたが
今の時代に、少しマッチしているような気がしました。
ただ、その描き方がちょっとドライだったかな?というのも否めませんでしたが。

R12指定になってましたが、見て納得。
確かに矢がサクザク身体に刺さったり、刀でバッサリ切られたりするシーンも
けっこうありましたしね。。。 私もそれは子供に見せたくないです。(><)

あと、20億もかけた割には、CGがもう一つでした。
がんばってる所もあったんですけどねぇ・・・・。
あきらかに「CGじゃん」っていうのがけっこうあり。
ニュージーランドロケの方にお金かけちゃったの?と思っちゃいます。
そのニュージーランドの風景は、文句なく美しい。
しかし、なんと言っても今回は妻夫木くんのカッコよさに軍配!
  ラストの笑顔は、あ~やられた!
どろろの蹴りが見事に百鬼丸の“アレ”に命中!妻夫木くん悶えます。
いや~それが実にかわゆくて。。。痛いの分かりますが。(^◇^;)

生身の体に戻るまで、あと24体!

ということは・・続編やるんですか?やるんでしたら、魔物はもう少し何とかして。

点数:7点 (10点満点)

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どろろって (ここち)
2007-02-03 09:49:19
怖い映画だったんですね……。
妖怪ってことですか?
番宣に出まくっていた二人ですが、妻夫木君も演技派俳優になってきたんでしょうね。ただたんにかわいい、癒し系というだけじゃなく。
わたし、見れるかなぁ。
もしDVDでも、ジュジュが寝てからしかだめですね。
返信する
ここちさんへ (NAO)
2007-02-03 14:12:48
怖い・・っていうよりは、少しエグイ?かな?
ホラーではないですよ。
刀で切りつけるシーンが、リアルでして・・・。
スパッ!血がバァ~~~って感じ。。。。
血がいっぱい・・・というのがお子様にはちと。。。

大人は十分見れますよ。ジュジュちゃんには、まだだめですね。
夜、夫婦でご覧下さい。とにかく妻夫木くんが良かったです。
返信する
ぶっきぃ (kossy)
2007-02-03 16:24:02
たしかに妻夫木くんの演技はだんだん良くなってきていますね~色んな役にチャレンジしてもらいたいものです。
“アレ”を蹴られて痛いということは、そこは取り戻したってことですね・・・その“アレ”を取り戻したシーンがあれば・・・(笑)
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そういうタイプの! (ここち)
2007-02-03 16:57:34
そういうのなら、仁侠映画で多少は見たことが……。
妻夫木くんだから、大丈夫♪(どんな理由や)
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同じですね (かっぱ)
2007-02-03 17:47:30
NAOさんも同じですね。
妻夫木くんに惚れましたね。

私も妻夫木くんの事、いい人キャラってだけで、好きでも嫌いでもなかったのですが、この映画では本当にカッコよかったですね

素敵

それにCGは本当に今ひとつでした。
もっと力入れて欲しかったです。残念です。

返信する
kossyさんへ (NAO)
2007-02-03 20:26:25
コメントありがとうございました!

>その“アレ”を取り戻したシーンがあれば・・・(笑)

ほんとに。^^;
「あれ?いつのまに取り戻したの?」なんて思ってしまいました。
妻夫木くんは、あんな演技もできるんだ!と感心してしまいました。
次は、悪役とか汚れ役?にチャレンジしてほしいです☆
返信する
ここちさんへ (NAO)
2007-02-03 20:27:59
妻夫木くんだから大丈夫よ~。
冒頭のシーンは、「陰陽師」かと思ったけど。^^;
とにかく妻夫木くんに萌えでした。
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かっぱさんへ (NAO)
2007-02-03 20:30:38
はい、かっぱさんと同じでした。
妻夫木くんにノックアウト!されちゃいました。

好みの顔ではなかったのですが、もぅ~目がハートになってしまいました~。
あんな役もできるんですね!

CGはもぅひとつでしたね。^^;
海外ロケで投資しすぎたのかしらん???
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どろろ (よしはる)
2007-02-04 00:05:14
ぼくは、どろろの映画は見ていないけど本を買いました。どろろって最初はおもしろそうだったけど、ちょっとぐろいシーンがありますよね。
返信する
よしはるくんへ (NAO)
2007-02-04 00:23:30
へぇ!原作買ったのね!(^-^)

>ちょっとぐろいシーンがありますよね。

そうなの。。。^^;
結局、「親殺し子殺し」の内容なので、ちょっとヘビーな題材です。
映画見ながら私も「うぇ~」って感じたシーン何箇所かありました。

でも、妻夫木くん演じる百鬼丸の姿で立ち直ったけど。
返信する

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