NAO日和

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「64-ロクヨン-前編」

2016年05月21日 | 邦画

~犯人は、まだ昭和にいる~

2015年  日本映画  (2016.05.07公開)
配給:東宝   上映時間:121分
監督・脚本:瀬々敬久
原作:横山秀夫  『64(ロクヨン)』(文藝春秋刊)
脚本:久松真一
音楽:村松崇継
主題歌:小田和正 『風は止んだ』
美術:磯見俊裕
出演:佐藤浩市/綾野剛/榮倉奈々/夏川結衣/窪田正孝/金井勇太
    筒井道隆/鶴田真由/赤井秀和/菅田俊/小澤征悦/菅原大吉
    坂口健太郎/瑛太/椎名桔平/遠藤賢一/烏丸せつこ/奥田瑛二
    仲村トオル/吉岡秀隆/永瀬正敏/三浦友和

<見どころ>
『半落ち』などの原作者・横山秀夫が執筆した小説を、佐藤浩市ほか豪華キャストで
映画化した犯罪ドラマの前編。平成へと年号が変わる直前の昭和64年に起きた
未解決の誘拐事件「ロクヨン」をめぐり、県警警務部の広報官を主人公に警察内部
の対立や県警記者クラブとの衝突などを浮き彫りにしていく。
監督は『ヘヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久。主演の佐藤のほか、綾野剛、
榮倉奈々、瑛太らが出演。緊張感あふれる演出と演技で描かれる、お蔵入り事件の
謎や登場人物たちの確執に注目。

<ストーリー>
わずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、
“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの
捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信(佐藤浩市)は、
記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような
誘拐事件に直面し……。(シネマトゥディより)

<感想>
原作=未読  TV版=未見

キャストが主役級の人ばかり出てるから、それだけでも贅沢な映画でしたが
中味も負けずに重厚な感じに仕上がってました。

 
てっきし「64」事件を解明していく刑事ドラマかと思ってましたが、事件を通して
警察内部各部署の対立が前編のメインという印象でした。

 
とりわけ、終盤繰り広げられた県警広報課と記者クラブとのバトルは、見応えがあり
こちらまで息苦しく感じたほどでした。広報課にかみつく記者を演じた瑛太くん、
なかなか良かったですよ。 後編も楽しみです。

少女誘拐殺人事件を追う三上も自身の娘の家出で、悩み事がつきないなど、
事件・警察内部・家庭問題・・・・といろんなことが交錯する人間ドラマに、2時間
釘付け状態でした。

「64」事件は、前編では序章。。。という感じでしたね。

後編で、事件はどう解決するのか?
家出した三上の娘は無事に家に戻るのか?

孤独に戦う三上を見るのは、少々辛いですが、後編もしっかり観たいと思います。

内容は少し難しいかもしれませんが、若い世代の方にも観てほしい作品ですね~

点数:9点 (10点中)


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