NAO日和

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「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

2017年10月07日 | 洋画

~英雄か。怪物か~

2016年  アメリカ映画  (2017.07.29公開)
配給:KADOKAWA     上映時間:1時間55分
監督:ジョン・リー・ハンコック
プロデューサー:アーロン・ライダー/ドン・ハンドフィールド
脚本:ロバート・シーゲル
衣装デザイン:ダニエル・オーランディ
音楽:カーター・バーウェル
出演:マイケル・キートン/ ニック・オファーマンジョン・キャロル・リンチローラ・ダーン
        リンダ・カーデリーニパトリック・ウィルソンB・J・ノヴァク

<見どころ>
マクドナルド・コーポレーションの創業者、レイ・クロックの伝記ドラマ。1軒のレストランを
世界最大規模のファストフード・チェーンにした彼の辣腕ぶりや苦悩を描く。監督は、
『ウォルト・ディズニーの約束』などのジョン・リー・ハンコック。『バードマン あるいは(無知がもたらす
予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートン、『ロング・トレイル!』などのニック・オファーマン、
『わたしに会うまでの1600キロ』などのローラ・ダーンらが出演。レイの並外れた経営術に注目。

<ストーリー>
1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック
(マイケル・キートン)は、8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブイン
レストランに興味を覚え訪ねてみる。そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、
コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。
契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき・・。

<感想>
やっと観ることが出来ましたよ
7月に公開だったのを今頃見たので、感想はさくっと。

 
「マクドナルド」を作ったのは、マクドナルド兄弟っていうのは知っていましたが、
こういう経緯があったんですね。てっきりサクセスストーリーかと思っていただけに
びっくり仰天です。

 
マクドナルドがあそこまでの巨大チェーン店になったのは、どう見てもレイ・クロックの
おかげだが、売り上げ重視のレイと顧客重視の兄弟対立し、最終的には奪いとっちゃう
のはなぁ・・・・・。資本主義からみたら、クロック氏の行動は正しんだけれど、日本人の
心情からすると、マクドナルド兄弟が気の毒に見えてしまいます。

レイ・クロックを出会わなければ、兄弟はお店を失わずに済んだでしょうが
今のような世界的企業にはなってなかったでしょう。
成功映画なのに、なんだか素直に喜べない映画でした。

今後マクドナルドを口にする時、この兄弟を思い出し、しんみりしてしまうかも?

点数:8点 (10点中)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Nakaji)
2017-10-08 22:25:25
この映画見ました。
なんかこの成功家は、企業では成功したけど、人としてどうなのかと思ってしまう映画でしたよね。。。
あの兄弟が不憫だわ。。。って思ってしまいました。
Nakajiさんへ (NAO)
2017-10-08 23:58:14
企業人としては有能だったかもしれませんが
人としては、うーーんですよねぇ。

あんないい奥さんを捨てて、ビジネスパートナーの奥様を
略奪するなんて。
兄弟がほんとに不憫に思います。

観終った後、なんとも複雑な感情がーー;

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