NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「幸せのレシピ」

2007年10月04日 | 洋画

~完璧主義な女シェフに訪れた人生の転機~

他の映画を観る予定でしたが、遠すぎたので断念。
こちらを先に観る事にしました。

2007年 アメリカ作品  ワーナー配給   104分 (07.9.29公開)
[監督]スコット・ヒックス
[出演]キャサリン・ゼタ=ジョーンズ・・・・・ケイト (完壁主義者のシェフ)
    アーロン・エッカート・・・・・・・・・・・・ニック (ひょうひょうとした副料理長)
    アビゲイル・ブレスリン・・・・・・・・・・ゾーイ (ケイトの姪)

<見どころ>
ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」の脚本を基にしたラブ・コメディ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズとアーロン・エッカートが、性格の異なる男女の
恋愛劇を軽妙に演じている。

<あらすじ>
NYでも1、2の人気を誇る高級レストラン“22ブリーカー”。
店の評判を支えるのは、完璧な料理を振る舞う女料理長ケイト

厨房でもプライベートでも隙のない彼女に、突然人生の転機が訪れる。
たった1人の肉親である姉が事故死し、9歳の姪ゾーイを引き取ることになる。
しかも数日ぶりに仕事場へ戻ると、彼女の聖域だった厨房には新たに雇われた
副料理長ニックの姿が。
今までの規則正しい生活を乱され、ケイトは困惑するが・・・・。

<感想>
ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク版。
NAOさん、オリジナルは観てません。^^;

レシピは、元々「処方箋」を示す言葉。
料理のレシピもそうですが、主人公がカウンセラーにかかるあたり
心のレシピも兼ねていた題材なのかもしれません。

主人公は、NYのレストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)
 
実際、彼女は全く料理をしないそうなのですが、この映画への出演をきっかけに
料理を始めたとか。^^;
顔が濃すぎて、どうも好きじゃないのですが、今作に関しては
役に合っていたように感じます。さすが、女優。

完璧主義者の彼女は仕事に対する情熱は人一倍。
オンもオフも仕事のことしか頭にない。
ある日姉を交通事故で失い、残された姪のゾーイを引き取ることになり
そのため、しばらく厨房を離れている間に、副料理長ニックが新たに雇われていた。
これらの出来事で、彼女の完璧だったペースが崩れていくわけです。

姪っ子ゾーイを演じたのは、アビゲイル・ブレスリン。
 
「リトル・ミス・サンシャイン」で天才子役と言われてた子ですが
やっぱ、うまかったです。  11歳には見えん!!
ママを失った悲しさや喪失感が、ほんとよく演じられてウルウルきちゃいました。
ケイトとニックの間を取り持とうと、がんばる姿は好感持てます。

そのニックを演じたのが、アーロン・エッカート。
 
懐のふか~い男を好演していて、意外によかったです。
でも・・・でも!私は、青ぞり男がやっぱりいや!
この青ぞり
さえなかったら、もっとよかったかも?
とにかく、懐深い男性は、私のツボにあたりまくりでした。
服装は「?」でしたが、性格は文句なし!の男性かも!!

料理のシーンが多いのは当たり前なんですが、気になったのが
ケイトは、盛り付けやテイスティングのシーンばかりで
実際に料理を作っているシーンがほとんどなかったんですよね。
この辺が、ちょっと不満です。

ティスティングといえば、後半の目隠しで味見するシーンが印象に残りました。
 
ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の口開き加減が色っぽいこと
思わず、口開けて凝視してしまいましたよ。(あら、恥ずかしい

難を言うなら、ケイトとニックの恋の落ち方が、案外あっさり簡単に・・というのが
腑に落ちませんでした。
その辺、もう少し練って欲しかったですね。
あと、ケイトんちの玄関ドアに「おてもと」を貼ったのは誰??
すご~く気になるんですが。

ストーリーは、至って単純。

親子愛・家族愛・男女の愛、それぞれの「愛」が重なっていますので
カップルで見るのもよし、親子で見るのもよし、万人向きの映画かと思います。

9月にお亡くなりになった、ルチアーノ・パヴァロッティの歌声が作品随所に
響きわたり、映画のよい味付けになっています。

点数:7.5点(10点満点)


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
料理のシーン (ジャン)
2007-10-04 16:44:46
こんにちは。
ケイトは料理してなかったですよね。
でもアメリカでは飲食店の調理は下働きというか、最低ランクの仕事に位置します。
ヨーロッパや日本では当たり前のオーナーシェフみたいに一番偉い人は火の前に立たないんですよ。
だから、実際に調理している人は、他国の移民や有色人種がほとんどです。
映画でも黒人だったでしょ。
最後の3人の店みたいな感じの店は増えてきてるので、だんだん変わってくるとは思いますが、アメリカ映画なんでそういう設定にしてるのかもしれません。
返信する
7.5点ですか~ (ステラ☆)
2007-10-04 19:37:50
 ああ~~ん
 気になってたの、この映画!

 ニック演じる彼のジョリジョリ顎は、私もちょっといただけませんが~
返信する
ジャンさんへ (NAO)
2007-10-04 21:01:05
こんにちは!

料理のシーンで私が不満に思っているところを
解説してくださってありがとうございます。

>一番偉い人は火の前に立たないんですよ。

アメリカじゃそうなんだ!

>他国の移民や有色人種がほとんどです。映画でも黒人だったでしょ。

はい、たしかにそうでした。
ということは、やはり人種差別じゃないですが
少しは残っている・・っていうことなんでしょうね。

うんうん、納得です。
ありがとうございました!
返信する
ステラ☆さんへ (NAO)
2007-10-04 21:05:13
気になってましたか!ステラ☆さん。
単純なので、気軽に楽しめる映画だと思います。

3人の役者が合ってたのがよかったです。

ニック役のアーロン・エッカートの顔は全然タイプじゃないですが
この役の性格みたいな男性がいたらいいな~と本気で思いましたよ。^^;
ちょっとねちっこいけど。^^;(愛情表現で)

ジョリジョリ顎は見てて、「触ったら痛そう」とか思いましたわ。( ̄▽ ̄;)
返信する
見ました~♪ (Mike)
2007-10-04 22:36:16
NAOさんも見てきたんですね~
私も先日主人と一緒に見てきました!
見た後も気分が良くて、
気持ちよく帰途につけた作品でした(*^_^*)

>あと、ケイトんちの玄関ドアに「おてもと」を貼ったのは誰??
すご~く気になるんですが。

これはアパートの下の階に住んでいる男性ではないかと思います。このシーンのあとで
「差し入れをありがとう。」とケイトが彼に御礼を言っているシーンがありましたよ~

これから見たい映画が結構あるので、又、機会があったらご一緒しましょう!!

返信する
Mikeさんへ (NAO)
2007-10-04 23:49:04
はい、秋休みに入るのでその前にとっとと行ってきました。^^;
ご主人と行かれたんですね。
うちは相方とは映画の好みがちょっと違うので
こういうのは行かないんですよ。
うらやましいです。

>「差し入れをありがとう。」とケイトが彼に御礼を言っているシーンがありましたよ~

あ~そうか。
やっぱりそのことを言ってたんですね。
でもなんで「おてもと」だったのだろう?
日本食が好きだったのかしら。

>これから見たい映画が結構あるので、又、機会があったらご一緒しましょう!!

そうなんですよ!
これから見たいのがけっこう出てきますよね。
気になるのが、「クローズZERO」「スターダスト」「未来予想図」です。
しばらく一緒に行ってないものね。
今度は、ぜひ時間を合わせていきましょう。
返信する
おてもとを貼ったのは? (ベル)
2007-10-26 18:26:30
NAOさん、こんにちは^^
私も、「幸せのレシピ」すごく見たかったのですが、フランスに言ってる間に終わっちゃうな・・・と諦めておりました。でもでも、まだ、上映していたので、先日、行ってきましたよv
ニックの懐の広さに、ちょっとトキメキながらも、確かに、NAOさんの仰るとおり、二人の関係が恋愛に発展する過程が、いきなりでしたよねA^^;;
でも、二人で、ティラミスを食べるシーンや、目隠しして味見をするシーンは、すごくドキドキっでした。

さてさて。
ケイトの家のドアに「おてもと」を貼ったのは誰か??ということですが★

ケイトの階下の男性(冒頭でケイトをデートに誘ったり、また、後半では、ケイトがぞー胃を預かって貰ったり、ベビーシッターを紹介して貰ったりした人)ですよ^^
確か、「おてもと」と一緒に、テイクアウトの食べ物が、ドアにぶら下がっていました。なので、その袋の中身が、日本食、もしくは、中華だったのかもしれませんね。アメリカでは、中華のテイクアウトが多い(人気?)なのか、映画などを観ていると、よく、中華のテイクアウトを食べているシーンとか、差し入れに持っていったりするシーン、出前を取るシーンなどなどを見ます。
で、次の日に、彼がコーヒーを貰いに来たとき、「差し入れありがとう」って言ってましたから^^b
多分、間違いないと思うデス~。水曜日に見たところなので、記憶もまだ鮮明vv

ではでは、お邪魔いたしました~。
返信する
ベルさんへ (NAO)
2007-10-27 00:26:12
こんばんは!
行かれたんですね♪
そうか~そういうことですね。

どうも、お箸のイメージが全然なかったので
突然なんではし?と思いましたが、そうか~最近
向こうでも、アジア食流行ってるんですね。

納得です。
脳内サプリじゃないけど、モヤットからすっきりになりました。
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