NAO日和

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「ソウル・サーファー」

2012年06月15日 | 洋画

~あきらめない~

2011年  アメリカ映画   (2012.06.09公開)
配給:ディズニー      上映時間:106分
監督:ショーン・マクナマラ
脚本:ショーン・マクナマラ、デボラ・シュワルツ、ダグラス・シュワルツ、マイケル・パーク
原作:ベサニー・ハミルトン 
    『ソウル・サーファー サメに片腕を奪われた13歳』(ヴィレッジブックス刊)
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:アナソフィア・ロブ/ヘレン・ハント/デニス・クエイド/ロレイン・ニコルソン
    キャリー・アンダーウッド/クレイグ・T・ネルソン

 <見どころ>
サメに襲われ片腕を失いながらもプロを目指して再起した実在のサーファー、ベサニー・ハミルトン
の実話を映画化した感動作。突然の悲劇に絶望しサーフィンと決別しようとするものの、競技者と
して復活を果たした彼女の不屈の精神と家族のきずなを描く。主演は、『テラビシアにかける橋』の
アナソフィア・ロブ。共演には『恋愛小説家』でオスカーを受賞したヘレン・ハント、
デニス・クエイド、名優ジャック・ニコルソンの娘ロレイン・ニコルソンらがそろう。

<ストーリー>
透き通るような美しいハワイの海を愛し、幼少時代からプロのサーファーになることを目指してきた
ベサニー(アナソフィア・ロブ)は、13歳のときにサメに襲われ左腕を失う。
絶望した彼女はサーフィンを断念し別の道を歩もうとするが、どうしてもサーフィンをあきらめること
はできなかった。
そして、家族に支えられながら想像を絶するような特訓を重ね、再びプロを目指す。

<感想>
これも実話もの。 

数年前、確か「アンビリバボー」だったかな?(
そこはうろ覚え
ベサミー・ハミルトンさんのドキュメンタリー番組を観たので、この映画が公開されると聞いて
絶対見に行こうと思っていました。
しかも、そのベサミーを演じるのが、「チャーリーとチョコレート工場」 「テラビシアにかける橋」
出演したアナソフィア・ロブと聞けば、もぅ決まり!です。

 
プロサーファーになることを夢見た天才少女が、これから!という時に突然サメに襲われ
片腕を失ってしまう・・・。順風満帆だった毎日からの
絶望、そして復活の兆しが・・と思えば
大きな挫折を味わってしまう。普通ならここでサーフィンを諦めてしまうのに、不屈の闘志で
それを乗り越えていってしまう。更に、海やサメの恐怖というトラウマさえ克服してしまう
彼女の精神の強さには、恐れ入った!というほかないです。

 
主人公に感銘を受けたのは言うまでもありませんが、彼女の家族・周りの大人・友達の
深い愛情・絆にも感動を受けました。サメに襲われた直後の周りの冷静な判断と行動。
普通なら、パニックになってしまいます。それを努めて冷静に運んだ周りの適切な処置の
おかげで彼女は一命を取り留めることが出来ました。
また両親の愛情の深さには、涙が出てきましたね。

父親役のデニス・クエイドの演技は自然体で悩める父親を演じていましたし
母親役のヘレン・ハントの演技も懐深い母親をうまく表現していたと思いました。
退院した初日に言った「長男を産んだ時、最初は何もわからなかった。あの時に戻っただけ」
というセリフは、グっと来ましたね。私が母親でも同じこと言えるのだろうか・・・・?
海のように深い愛情があったからこそベサニーは、前向きにケガと向き合えるようになったのでしょう。


 
映画ではあまりトレーニングについて詳しくは描いていませんでしたが、「アンビリバボー」で観た
時に話していたのは、片腕を失ったことで最大の苦労したことがバランス感覚だそうです。
サーフィンでは足もそうですが、手で知らず知らずバランスをとってるんだそうです。
トレーニングも想像を絶する過酷さだったと思います。

そばにいる人たちの支え、そして腕を失っても対等にみてくれたライバルの存在。
人は、人で支えて生きていってるんだな、と思わずにいられない映画でした。

エンドロールで登場する本人の映像の数々に、また大きな感動。
そして映画が実際に忠実に再現していたんだ・・・というのもわかります。

ドキュメンタリー映画っぽくなっていますが、サーフィンも絡んでいるので見ようによっては
スポコン映画にも見えるかも?どちらに転んでも、ちゃんとした出来栄えになっていますね。
映画終了間際、ベサミーが素晴らしい言葉で締めくくっていました。

「終わりは、次の始まりに過ぎない」

これ、オススメです。ぜひ映画館でご覧下さい。

点数:10点  (満点)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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大きくなった~ (cyaz)
2012-06-21 08:23:17
NAOさん、おはようございます^^

いい意味で感動モノで、
でもどこかスポ根モノで
アナソフィアちゃん、大きく(笑)なりましたねぇ
あのガム噛み噛み少女が(笑)
デニス・クエイドもヘレン・ハントも
旬は過ぎましたが、でもやはり味がありますよね
サーフィンはやったことがないですが、
あのパイプライン、経験してみたいです
返信する
cyazさんへ (NAO)
2012-06-21 10:55:35
cyazさん、こんにちは♪

そうそう、感動作なんだけど、スポ根も入ってましたよね
アナソフィアちゃん、いい感じに成長していますね。
うちの娘と同じような年頃だから、つい贔屓目で見てしまいます^^
両親役をやった2人も、味のある演技でしたよね。
ヘレンの演技は、同じ母としてとても共感がもてました。

>サーフィン

私もやったことないですが、あの映像をみると
この風景みてみたい~と思いましたね
返信する

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