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やっとかめ文化祭では

2018-11-18 | 思い遥かに

まちなか寺子屋、金鯱の話を聞いた。数奇な運命というべく、金シャチは東へ西へと旅する。初代の命運は戦争で尽きた。2代目に待つのは何か、愛知万博の活躍は初代から受け継がれた遺伝子による。金シャチのはばからぬ威容はなお、名古屋の象徴である。



ウィーン万国博覧会と名古屋城―海を渡った金シャチ
講師: 井上瞳(愛知学院大学文学部 准教授)
1873(明治6)年に開催されたウィーン万国博覧会は、明治政府が初めて公式参加した博覧会でした。新しい日本を世界にアピールする重要な万博に、名古屋城の金鯱が出品され注目を集めました。この金鯱と博覧会をめぐる興味深いエピソードの数々を紹介します。


鯱のみる夢 ~名古屋の空とともに、これまでとこれから~
講師: 木村有作(名古屋城総合事務所学芸員)
名古屋城大天守に鎮座する金鯱きんしゃち(金のシャチホコ)は、名古屋の街のシンボルとして永く親しまれてきています。独創的なデザインと他に類例を見ない輝きを放ち、全国的にみても傑作な造形物といえるでしょう。今回、金鯱きんしゃちのプロフィールを紹介するとともに、波乱万丈な経歴の一部を振り返ります。金鯱きんしゃちとともにこれからの名古屋で私たちは何を夢見れるのでしょうか。

https://yattokame.jp/2018/about

企画趣旨

都市の物語空間のために。
Polyphonic Narratives for Urban Life Space
やっとかめ文化祭は今年で6年目を迎えます。
まちの記憶を丁寧に紐解き、失われた物語を再生する。
微かすかな予感とともに旅は始まり、
覚束おぼつかない足跡は、緩やかに軌跡を描き始めました。

膨張を続けるグローバリゼーションの時代。
ボーダレス化する経済と文化。夥おびただしい情報と記号。加速する忘却。
単調なイメージが覆う世界で、
都市は断片化され、商品化された空間が止め処なく消費されます。

わたしたちは都市を行き来する旅人です。
耳を澄まし、カケラを探し、遠くから響く声を聴く。
街角のささやかな詩うたは、
風に乗り、多様に芽吹き、小さな物語を宿します。

旅人は語り始める。
いま、確かな手ざわりとともに、
虹のような物語を語り継ぐために。



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