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「フランス人がときめいた日本の美術館(ソフィー・リチャード)」という本はとてもオススメ!

2017年12月15日 01時00分00秒 | 
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 「フランス人がときめいた日本の美術館」という本は、10年かけて日本各地の美術館を訪ね歩き、綿密に取材を重ねて英語版のガイドブックを出版し高い評価を受けた美術史家のフランス人女性「ソフィー・リチャード」が、日本の読者のために独自の編集を加えたものとなります♪

 ちなみにその彼女は何度も来日し、美術誌に日本美術に関する記事を執筆したり、美術館ツアーガイドを務めるなど日本美術の魅力を欧米諸国へ発信し、その活動が日本でも評価され、2015年度文化庁長官表彰 文化発信部門を受賞しているとは凄いですね♪

 本書によると実は日本には博物館と美術館は5900館以上もあり、そのうち美術館はその5分の1以上を占めるようです。
そんなに数があるとは驚きですね♪

その日本の美術館の特徴は、西欧の美術館は最高の所蔵品を常設展示するのが普通ですが、日本では年間を通じて展示替えが行われるようです。
その理由は大切に保存するには長期の展示を控えるためで、たとえば天然顔料は劣化が起きやすいことから絵画の展示は2年間に8週間までと美術館のガイドラインに定められているためとのことです。

そのため、欧米とは違い日本の美術館は年に4回ほど特に季節に合わせて開催される特別展の比重が大きいようです。

 また、日本で公開されている美術品全体についていえば、信じられないほどレベルが高く、多種多様で、技術を心から愛する人々を惹きつけてやまないようです。
 そのため、世界の展覧会入場者数ランキングでは日本がトップの座を占めることがよくあるようです。

 そのほか著者は美術史家ですので、本書冒頭に日本の美術や歴史年表についても簡単に解説があるのは素晴らしいと思いましたね♪
勉強になります♪
 具体的には、日本古来宗教の神道、6世紀からの仏教、茶道、茶道具、陶磁器、漆器、日本画、屏風、絵巻物、掛け軸、水墨画、書道、彫刻、扇子、肖像画、署名、木版画などについて順に説明があります♪
 年表は縄文時代~弥生時代~古墳時代~飛鳥時代~奈良時代~平安時代~鎌倉時代~室町時代~安土桃山時代~江戸時代~明治時代~大正時代~昭和時代~平成時代です♪

 そして本書のメインですが、紹介されている美術館は以下となります♪
まずは東京都内から攻め、東京周辺、京都周辺、東日本、西日本のすべての美術館をぜひ訪れてみたいですね♪
どれもさすがときめいて素晴らしいです♪

特に都内では「文化学園服飾博物館」「江戸東京博物館」「出光美術館」「旧朝倉家住宅」は気になりましたね♪

なお、東京都内の美術館をいくつか回る予定なら有効期限2ヶ月の「ぐるっとパス」2000円が79の施設の入場券または割引券がつづられていてお得なようですね♪
関西バージョンもあるようです♪

<東京>
・文化学園服飾博物館
・江戸東京博物館
・法隆寺宝物館
・原美術館
・ハラミュージアム アーク
・三の丸尚蔵館
・明治神宮外苑聖徳記念絵画館
・旧朝倉家住宅
・根津美術館
・日本民藝館
・国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
・パナソニック汐留ミュージアム
・サントリー美術館
・菊池寛実記念 智美術館
・ワタリウム美術館
・太田記念美術館
・弥生美術館・竹久夢二美術館

<東京周辺>
・江戸東京たてもの園
・DIC川村記念美術館
・クレマチスの丘
・MOA美術館
・神奈川県立近代美術館
・三溪園
・ポーラ美術館
・彫刻の森美術館
・箱根ラリック美術館

<京都・京都周辺>
・河井寛次郎記念館
・清水三年坂美術館
・龍谷ミュージアム
・重森三玲庭園美術館
・MIHO MUSEUM
・樂美術館
・大西清右衛門美術館
・佐川美術館

<西日本>
・ベネッセアートサイト直島
・大原美術館
・奈義町現代美術館
・植田正治写真美術館
・イサム・ノグチ庭園美術館

<東日本>
・金沢21世紀美術館
・中村キース・ヘリング美術館
・豪商の館 田中本家博物館
・那珂川町馬頭広重美術館
・豊田市美術館
・徳川美術館
・十和田市現代美術館
・青森県立美術館


「フランス人がときめいた日本の美術館」という本は、全国のときめく美術館が網羅され、それらを鑑賞するのに良いガイドとなり、ぜひ一家に一冊とてもオススメです!

良かった本まとめ(2017年上半期)

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