小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画 『西部開拓史』(How the West Was Won 1962年・米)

2011年09月24日 | 映画
 ビーバーの猟をして毛皮をカヌーに山のように積んでいる山男・ジェームズ・スチュアートは姉のキャロル・ベイカーに一目惚れされる。 

解説
1830年から80年代に至る50年間に、ある開拓一家が3代にわたって経験した西部開拓の物語でシネラマ劇映画第1作である。ライフ誌に連載された絵物語にヒントを得たジェームズ・R・ウェッブが195冊の歴史書をもとに脚本を書いた。監督は第1、第2、第5話が「アラスカ魂(1960)」のヘンリー・ハサウェイ、第3話が「リバティ・バランスを射った男」のジョン・フォード、第4話を「嬉し泣き」のジョージ・マーシャルが担当。出演は「太陽にかける橋」のキャロル・ベイカー、「ママは二挺拳銃」のデビー・レイノルズ、「ロープ」のジェームズ・スチュアート、「恐怖の岬」のグレゴリー・ペック、「ハタリ!」のジョン・ウェイン、「ティファニーで朝食を」のジョージ・ペパード、「フロッグメン」のリチャード・ウィドマーク、「怒りの葡萄」のヘンリー・フォンダ、「終身犯」のカール・マルデン、同じくセルマ・リッターなど。撮影は「黙示録の四騎士(1961)」のミルトン・クラスナー、「硫黄島の英雄」のジョセフ・ラシェル、「ブルー・ハワイ」のチャールズ・ラング、「九月になれば」のウィリアム・ダニエルスの4人が担当。音楽は「偽の売国奴」のアルフレッド・ニューマンである。「エルマー・ガントリー 魅せられた男」のバーナード・スミスが製作した。


キャスト
キャロル・ベイカー、リー・J・コッブ、ヘンリー・フォンダ、キャロリン・ジョーンズ、カール・マルデン、グレゴリー・ペック、ジョージ・ペパード、ロバート・プレストン 、デビー・レイノルズ、ジェームズ・スチュアート、イーライ・ウォラック、ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマーク、ブリジッド・バズレン、ウォルター・ブレナン、 デイヴィッド・ブライアン、レイモンド・マッセイ、アグネス・ムーアヘッド、ヘンリー・ハリー・モーガン、セルマ・リッター、ミッキー・ショーネシー、ラス・タンブリン

スタッフ
監督 ヘンリー・ハサウェイ 、ジョン・フォード 、ジョージ・マーシャル
製作 バーナード・スミス   脚本 ジェームズ・R・ウェッブ
音楽 アルフレッド・ニューマン
                                goo映画 http://movie.goo.ne.jp/index.html                

  
歯の浮いたようなお世辞を誰にでも言う博打打ちのグレゴリー・ペック。でも妹のデビー・レイノルズに生涯惚れぬかれる。
 

 

 この映画、高校時代に映画館でシネラマ映像を観て、6~7回はテレビ録画で見たと思う。携帯メールを打てるようになって、この映画をイメージして「週末は ホームシアターに 涙して」と知人に五七五を送ったものだ。

 この壮大なドラマは本当にすばらしい。ラストシーンでほろりと来るつもりだったが、今日は一体何回涙が頬をぬらしたことか。いやー、名作は観れば見るほど味わいが出てくる。アメリカにいらっしゃる方でまだご覧になっていない方には是非お勧めしたい。いや日本の方でも素晴らしいです。ただDVDで観たら時間と179 分 ちと長いが、5話で構成されているから絶対に退屈しない。最後に出てくる保安官が、「ティファニーで朝食を」のジョージ・ペパードだったのか!

 Home In The Meadow の詩もいいなー。


(Debbie Reynolds  Home In The Meadow (How The West Was Won) lyrics)

Away, Away                    はるか はるか
Come away with me                    遠くへ行こう
Where the grass grows wild, where the winds blow free  緑豊かで 風が舞う土地へ
Away, Away                        はるか はるか
Come away with me    遠くへ行こう
And I'll build you a home in the meadow そして草原に家を建てよう

Come, Come        いざ いかん
There's a wondrous land  希望の土地へ
For the hopeful heart, for the willing hand       夢を追い 明日を切り開く者よ
Come, Come        いざ いかん
There's a wondrous land  希望の土地へ
Where I'll build you a home in the meadow        そして草原に家を建てよう

The stars, the stars 星たちは 
Oh how bright they'll shine               まばゆくきらめく
On a world that the Lord must have helped design     主が つくりたもうた 美しい世界で
The stars, the stars                   星たちは 
Oh how bright they'll shine まばゆくきらめく
On that home we will build in the meadow 草原に建つ 私たちの家の上で

Come, Come                        いざ いかん
There's a wondrous land 希望の土地へ
For the hopeful heart, for the willing hand 夢を追い 明日を切り開く者よ
Come. Come                        いざ いかん
There's a wondrous land                 希望の土地へ
Where I'll build you a home in the meadow        そして草原に家を建てよう


  
   


  


 今日はツイッターでも運動会の話題があったが、プールの帰りがけ田んぼの右手にも元気な子供たちの歓声があがっていた。家の近くでもやっていたので門まで行くと運動会ではなく「体育大会」となっていた。今日はたぶん熱中症はなかったと思う。プールで水の中を泳ぎながら、この歳で高山に登り、こうやって泳げる幸せを感じた。

  


  
【13日目】白鵬(左)を寄り切りで破る琴奨菊=両国国技館で2011年9月23日、手塚耕一郎撮影、毎日JP http://mainichi.jp/  


 ありゃ!白鵬も琴奨菊もこれで2敗。どっちを応援すべきだろうか?やっぱり琴奨菊だろう。優勝するかも!! 

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10 コメント

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おはよう (wood)
2011-09-24 06:15:39
むかしは体育祭(運動会)10月だったですよね、こちらは春に行われてます。
新学期迎え、そんなにクラスのまとまりもない次期に春の体育祭とは辺ですよね、先生方の都合かと思う

今場所、隆の山を応援と思ってましたが忘れてました、ブログに書いたのにね
それで、今場所負け越し決定したようで残念です。

映画が観れば思い出すかも・・・
Unknown (ree)
2011-09-24 06:36:26
ごめんなさい!!
この映画は全く知りません・・・だって生まれてないんです・・・。
父ちゃんの祖父が西部物が大好きだったんで、もしかしたらビデオがあるかもしれないです。
おはようございます (shoppgirl)
2011-09-24 07:51:02
 小父さん、おはようございます。

西部劇映画は一本も観ていない様な気がします。
よくわかりませんがアメリカの方から見るとこちらの「時代劇」のイメージなのかな?

稲刈りの終えた田んぼの向こう側には「体育大会」の小学校。
のどかな日常に感謝。
そして健康は宝ですね。
woodさんへ (小父さん)
2011-09-24 12:52:19
そちらは春ですか。
私は昨日、日曜日にやらないでなんで祭日にするのかな?と思っていましたが、今カレンダー観たら、先生は土日と連休できますね。

>新学期迎え、そんなにクラスのまとまりもない次期に・・・

なるほど、何か小学校のすべてが変わっていく気がします。
第一生徒数がどんどん減って行っていますね。

私も大相撲はほとんど観ていないのですが、隆の山人気はすごいです。
高見盛を抜いたんじゃーないでしょうか。

“九月場所 来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」”ここに名がたくさんあがっていますね。
http://sumo.goo.ne.jp/hon_basho/torikumi/index.html
reeさんへ (小父さん)
2011-09-24 13:06:59
はっはっは
この映画観た日本人も少ないと思いますよ。
映画館でシネラマ方式で上映された時以外は話題にもならなかったような気がします。
昨日はBSプレミアムで昼の1時から放送していたんです。

父ちゃんも観たことないですかね?
この映画は西部劇というよりもアメリカのフロンティアスピリットの故郷のような気がします。
たしか、フロリダという土地名も出てきたような?
むしろ、もうしばらくしてチャー坊君やにんにんちゃんがご覧になっても良さそうな気がします。

神話に近いでしょうか?
shoppgirlさんへ (小父さん)
2011-09-24 13:21:36
はっはっは
この映画は、時代劇じゃーないですよ(笑)

日本で言ったら、そう、大大大大、大河ドラマです。
そこに人の情もあり歴史ありで壮大ななスケールで作られています。
忠臣蔵の拡大版かな。
これだけの人材、お金、ロケは早々ないでしょう。

今通ってるプールは、加古郡稲美町営なんですが、
イオンにあるコナミスポーツより安いし
回りにある厚生施設もすばらしいんです。

博多の私の中学校の分校がこんな田んぼの中にありましたが、
今では見る影もなく住宅化してしまいました。
このような場所で写生出来る子供は恵まれいますよ。
ルソーやミレーと友達になれる!(笑)
こんばんは (はちきんイジー)
2011-09-24 13:43:40
こうして 紹介されると見てみたくなりますよ

俳優さんたちも 豪華なかたがた

私が見たいといったら きっとバッキーも一緒に

喜んで見ることでしょう

日本は3連休なんですね

運動会も 多いんじゃ


当たり前だったことへの感謝は 年とともに 多く感じるようになりますね

病院で勤めていたころも そんな感謝を感じさせてもらいました

深呼吸が出来ることとか、、、。

はちきんイジーさんへ (小父さん)
2011-09-24 15:13:35
いやー、この映画のこと何回も書いていますよね。
VHSのビデオテープからダビングしたDVDは持っているんですが、昨日の放送は高画質だったので
映像も綺麗でした。
音楽もいいです。
俳優も亡くなった人も多いのでしょうが、間違いなく大スペクタクルです。
アメリカの歴史そのものですよ!
もし、ご覧になったら是非ブログにも載せてください。

なぜか、昨日は3つの運動会に出くわしましたね。

>深呼吸が出来ることとか、、、。

そうですね、健康って空気みたいなものだと忘れがちです。
健康に優る幸せはないです!
こんばんは (pinky)
2011-09-24 21:51:25
超大作の西部劇なんですね。
グレゴリーペックは、生まれて初めて映画の中で印象に残った俳優さんです。
ブログを始めたばかりの頃に想いを綴っています。
映画入門が西部劇でしたから、お決まりのスタイル
馬で駆けるところや、投げ縄や、決闘シーン
保安官のバッチなどを見ると血が騒ぎます。(笑)
先日「シルバラード」を観ました。
西部劇を再びと作られた映画らしいですが、子供の頃に観ていたいろんな場面が蘇り
ワクワクしながら楽しむことが出来ました。

最近涙した映画は、「最後の忠臣蔵」でした。
西部劇って、日本の時代劇に通ずるところが
満載です。
映画って本当にいいものですよね~。

こちらの小学校も市内一斉運動会でした。
近くの高校は、夏休みから受験体制にはいるため
6月に体育祭をするようになりました。
都会の中学校もそうなりつつあるようです。
秋の風物詩だった運動会も様変わりしているようです。


pinkyさんへ (小父さん)
2011-09-24 23:22:18
 グレゴリー・ペックもありとあらゆる役で日本人には馴染みの俳優ですね。

 ここでは、ちょっとにやけた感じの博打打ちで
身も全然構わないおばちゃんに、髪がきれいとか
なんとか言って煽てあげた結果、西部へ移動する幌馬車隊におばちゃんの救いで潜り込みます。

 ところが、器用なんでしょう、ぬかるみに嵌まった幌馬車を引っ張り出したり、先住民の襲撃でも活躍します。

 ところが、彼の本当の目的はデビー・レイノルズがもらったという金鉱だったりします。

 映画の舞台は西部なんですが、開拓者の物語なんで鉄道の敷設やら南北戦争などなど幅広い歴史を描いています。

 そして分かれた5話も見事に繋げています。はじめから終わりまで出てくるのはデビー・レイノルズだけです。
 この映画のテンポが私に非常に合っているのでしょう。

 「最後の忠臣蔵」は面白かったけど涙でたかな~?ちょっと忘れました。

 そちらでも運動会やっていましたか!
子供の熱中症もたくさん聞かれましたが、ふと
思うに先生方も、生徒をうまく動かす必要と彼ら
の健康も考えてのけっこうな重労働な気がします。
 諸外国はこのような催しはあるのかな?なんて考えました。

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