黒板は修辞法の説明。「舟」の縁語が「浮かべ」だとか!和歌や文章の中で、ある言葉と意味内容上で関連のある言葉。主に連想により導き出され、相互の照応により表現効果を増す。古今集以降の歌に多い。YAHOO!知恵袋から
前回に続いて苦手な源氏物語。物語は左の光源氏と美男、美女ばかりが出てくるのかと思いきや右の末摘花(すえつむはな )の絵だ(ネットの講談社コミックスから借りて来た)。
末摘花(すえつむはな )は、世間知らずで人一倍の恥ずかしがりや。宮家の娘だが、琴や歌、文筆の才能はないに等しい。ただし、黒髪は豊かで、 身長よりも一尺以上も長く、後姿は美しい。京では、面倒になる親はなく、荒れた家に住む内気な十八・ 九歳の美しい姫君という噂が飛び交っていた。
噂を聞いた宮廷一、二の美青年を争う頭の中将と光源氏から、色めいた文を何度ももらうが、何と返歌して良いのかわからず、 末摘花は文を出さない。頭の中将も末摘花を狙っていると知った光源氏は焦り、乳母子の大輔の命婦に手引きを頼む。 末摘花は屏風越しに光源氏と会うが、初めての身内以外の男性との対面なので緊張し、声ひとつ出すことが出来ない。 大輔の命婦が気を利かせて灯台を消してしまった暗闇の中で、光源氏と一夜を過ごすが、末摘花は恐ろしさのあまり念仏を唱える始末・・・。 後朝の歌や文体はあまりにひどく、光源氏をがっかりさせてしまう。
久しぶりに末摘花を訪問した光源氏は、朝方に格子を開けて雪を眺めた時、初めて彼女を見て仰天!痩せこけた体に変わった衣装、 そして極めつけは整っていない顔に乗っかる彼女の赤い大きな鼻。言葉を失いながらも、あまりのすごさに目をそらすことが出来ない。早々に引き上げた光源氏は、再び足が遠のいた。末摘花を忘れられない光源氏は、二条院で末摘花の絵を描き、 鼻を赤く塗って幼い紫の上とふざけ合う。
末摘花の醜い顔を見た大輔の命婦は愕然とし、光源氏のプレイボーイぶりを話し、諦めさせようとするがすでに遅し。 末摘花は光源氏のとりこになってしまっていた。
正月には、正室が送るはずの衣装を送りつけた末摘花。そんな世間の常識知らずで不器用な彼女に他の男は寄り付かないだろうと、 光源氏は彼女の生活を援助する。
(http://www.asakiyumemisi.com/003sa/sa006.html から)
講義の資料は「思へどもなほあかざりし夕顔の露に後れし心地を、年月経れど思し忘れず、ここもかしこもうちとけぬかぎりの・・・・」と古文が続き解釈と背景などの熱のこもった説明が続く。
紫式部は源氏物語で恋物語を表しているが、この末摘花(すえつむはな )の巻では、男性貴族社会への批判や指摘、つまり人間洞察物語を書いたのではないかとのこと。
日本に帰化する ドナルド・キーン氏はこの文学に英訳本であるが18歳の時に感動したという。小父さんは、まあ高齢者大学という機会がなければ、この日本文化にちらりとも触れることはなかっただろう。今日は隣の席に、たぶん10歳くらい上のご婦人が座られていた。机の上をのぞきみると、この古文の文庫本をめくりながら講義を聴かれていた。いやーたいしたものだと感心した。全体には男性群は感心ない人が多いと思うが、講師のお話に対する反応(ため息とか笑いとか)は、けっこう高齢のご婦人に多かった。
前回に続いて苦手な源氏物語。物語は左の光源氏と美男、美女ばかりが出てくるのかと思いきや右の末摘花(すえつむはな )の絵だ(ネットの講談社コミックスから借りて来た)。
末摘花(すえつむはな )は、世間知らずで人一倍の恥ずかしがりや。宮家の娘だが、琴や歌、文筆の才能はないに等しい。ただし、黒髪は豊かで、 身長よりも一尺以上も長く、後姿は美しい。京では、面倒になる親はなく、荒れた家に住む内気な十八・ 九歳の美しい姫君という噂が飛び交っていた。
噂を聞いた宮廷一、二の美青年を争う頭の中将と光源氏から、色めいた文を何度ももらうが、何と返歌して良いのかわからず、 末摘花は文を出さない。頭の中将も末摘花を狙っていると知った光源氏は焦り、乳母子の大輔の命婦に手引きを頼む。 末摘花は屏風越しに光源氏と会うが、初めての身内以外の男性との対面なので緊張し、声ひとつ出すことが出来ない。 大輔の命婦が気を利かせて灯台を消してしまった暗闇の中で、光源氏と一夜を過ごすが、末摘花は恐ろしさのあまり念仏を唱える始末・・・。 後朝の歌や文体はあまりにひどく、光源氏をがっかりさせてしまう。
久しぶりに末摘花を訪問した光源氏は、朝方に格子を開けて雪を眺めた時、初めて彼女を見て仰天!痩せこけた体に変わった衣装、 そして極めつけは整っていない顔に乗っかる彼女の赤い大きな鼻。言葉を失いながらも、あまりのすごさに目をそらすことが出来ない。早々に引き上げた光源氏は、再び足が遠のいた。末摘花を忘れられない光源氏は、二条院で末摘花の絵を描き、 鼻を赤く塗って幼い紫の上とふざけ合う。
末摘花の醜い顔を見た大輔の命婦は愕然とし、光源氏のプレイボーイぶりを話し、諦めさせようとするがすでに遅し。 末摘花は光源氏のとりこになってしまっていた。
正月には、正室が送るはずの衣装を送りつけた末摘花。そんな世間の常識知らずで不器用な彼女に他の男は寄り付かないだろうと、 光源氏は彼女の生活を援助する。
(http://www.asakiyumemisi.com/003sa/sa006.html から)
講義の資料は「思へどもなほあかざりし夕顔の露に後れし心地を、年月経れど思し忘れず、ここもかしこもうちとけぬかぎりの・・・・」と古文が続き解釈と背景などの熱のこもった説明が続く。
紫式部は源氏物語で恋物語を表しているが、この末摘花(すえつむはな )の巻では、男性貴族社会への批判や指摘、つまり人間洞察物語を書いたのではないかとのこと。
日本に帰化する ドナルド・キーン氏はこの文学に英訳本であるが18歳の時に感動したという。小父さんは、まあ高齢者大学という機会がなければ、この日本文化にちらりとも触れることはなかっただろう。今日は隣の席に、たぶん10歳くらい上のご婦人が座られていた。机の上をのぞきみると、この古文の文庫本をめくりながら講義を聴かれていた。いやーたいしたものだと感心した。全体には男性群は感心ない人が多いと思うが、講師のお話に対する反応(ため息とか笑いとか)は、けっこう高齢のご婦人に多かった。
あと歴史も苦手でした。
あさきゆめみしは好きだったのに・・・。
ドバイの話ですが、外国人の負債って回収出来ないんじゃないですか?
それに自分の負債額を把握してないと言うのには驚きました。
近いうちまとめて記事にしようと思ってますが、先日クレジットカードについて子供と話してたんですよ。
源氏物語とか歴史、私もちょ~~~苦手!
でもこうやって漫画形式のものがあれば
すこしは分かるかな~?と思うのだけど
まずは私は基本が分かってない(笑)
それにきっと、鷲鼻だったみたいですから
ギリシャ系のエキゾチックなお顔立ちじゃないでしょうか?
今の世の中なら、受け顏だったでしょうに…
この末摘花姫…故常陸宮の忘れ形見…ですよね
確かお父上(常陸宮)は琴の名手…じゃなかったかな?
本によっては、末摘花姫も琴が上手とあります
勘違いしないでくださいね、古文が好きなのではなく…
現代に置き換えると、恋愛小説…な訳で
その昔紛い物を囓った…と言うのが本音です(汗)
源氏物語もまったく記憶にないです
こういった漫画も読まないほうでした
レデイーさん お詳しい
高校生の時、名誉あるアダナを頂戴致しまして
それが貴方『ビアフラ』…ですよ
当時ビアフラの難民が、ニュースになってました
つまり私はガリガリに痩せて
まるで栄養失調の『ビアフラ』だった訳
その当時の古典の先生が…
『人間の価値は、外見ではなく心だ!
源氏物語でもそれが証明されている』
…みたいな事を、教壇で熱く話されて
乙女心にも『ビアフラ』に傷ついてた私は
末摘花姫と自分を重ね合わせた訳です
あちらは落ちぶれても…宮家
私の先祖はドン百姓…と違いはあれど
源氏物語のその部分を読んで、未だ覚えてる…と言う訳
お粗末様でした…(汗)
高齢者大学のこの講師さんと高校時代に出会えてたら私も光源氏になっていたかも!(爆)
ドバイのことは詳しく分かりませんが、日本の
建設会社もたくさん出向いていますね。
たぶん皆大損したでしょう。
移動式クレーン屋さんが言っていましたが、中古
のクレーンもどんどんドバイに輸出されたようです。
>クレジットカードについて子供と話してたんですよ
この話題も楽しみです。
いやいや、この漫画シリーズは「あさきゆめみし」
http://amzn.to/ns6UPe
はけっこうはまるかもですよ~。
基本なんてないですよ。
平安時代の好いた惚れたにプレイボーイ光源氏がいるだけだと思いますが・・・。
現代の物語といっしょだと思います。
イギリスのモデル・ツイッギーを思い出しました。
昨日は琴(きん)の説明もありました。
琴(こと)は弦楽器の総称で、琵琶があり筝(そう)
があり、和琴がありと、記事に書き連ねようとしましたが、
メモと検索を合わせてもうまく書けないので止めました(笑)
若き頃『ビアフラ』とは!それはいやな日々だったでしょうね。
よくある拒食症だったのかとも想像します。
それが源氏物語と教師の方に救われたとは、
とっても素敵な青春な気がします。
文学ってそういう力を持っているんですね。
このようなコメントが読めるだけでも源氏物語
との出会いはありがたいです。
少し前に「源氏物語 千年紀」って騒いでましたよね。
はて、接する機会はあるのだろうかと悲観していました。
たくさん書いてくださいました!
私もizyさんと全く同じ人生をほんのこの間まで
歩んでいましたよ。
そうだ、漫画も小学校を卒業するとともに読まなくなりました。
学生運動華やかりころ、そこそこの学生達が皆
漫画を読みあさっていたことも思い出します。
以前に一度書いたかもしれませんが、瀬戸内寂聴さんの
「わたしの源氏物語」を読みました。
長い物語を、解りやすく、ギュッと凝縮して書いてあり、とてもおもしろいです。
末摘花のことは、容姿は醜いが心は純粋なように書いてあったと思います。
こういう話は、もしかしたら男性陣には、ちと退屈かもしれませんね。
それより戦国時代の話の方が、おもしろかったりして?
何となく、時間を持て余して落書きなんかしてる小父さんを想像してしまいました(笑