小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

カトリーヌ・ドヌーヴの映画『シェルブールの雨傘』1964年・仏、西独合作 / NHK BS

2024年04月05日 | 映画
全編音楽のみで他の台詞が一切ないミュージカルであり、映画としては画期的な形式であった。ルグランによる音楽が大評判となり、特に主題曲は世界中で大ヒットした。

ストーリー 抜粋
第一部 旅立ち 1957年11月
ギイ(左)とジュヌヴィエーヴ 

アルジェリア戦争ただ中のフランス。港町シェルブールに住む20歳の自動車整備工ギイと17歳のジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は結婚を誓い合った恋人同士。ギイは病身の伯母エリーズと、ジュヌヴィエーヴはシェルブール雨傘店を営む母エムリ夫人と暮らしている。エムリ夫人は2人が若過ぎる事を理由に結婚に反対するが、2人は将来生まれて来る子供の名前(女の子だったらフランソワーズ)を考えたり、自分たちのガソリンスタンドを持つ夢を語り合ったりと、幸福な恋愛を謳歌していた。

左からジュヌヴィエーヴの母・エムリ夫人、ジュヌヴィエーヴと宝石商ローラン・カサール
 そんなある日、エムリ夫人に莫大な額の納税通知書が届く。切羽詰まっていたエムリ夫人は、娘に説得され、大切なネックレスを売る決心をして、娘を連れて宝石店へ行った。店主との交渉はうまく進まなかったが、たまたま居合わせた宝石商ローラン・カサールが、その場でネックレスを購入してくれた。

 やがてギイに召集令状が届き、アルジェリア戦争において2年間の兵役をつとめることになった。尽きる事無く別れを惜しむギイとジュヌヴィエーヴ。その夜、2人は結ばれた。ギイは幼馴染みのマドレーヌに伯母の世話を頼み、ジュヌヴィエーヴと永遠の愛を誓い合って、シェルブール駅で別れを告げ入営する。


 随分前に観たことがあり、お洒落な映画だったとの印象だけが残っていた。ところが台詞がすべて歌で、途中でなんだか退屈になってしまった(笑)。さて以前にブログに書いていたんだろうと思って探したが「ない!(汗)」。でもせっかく見始めたのだからと最後まで見ようと頑張った。

 しかし、下に載せている動画(エンディングシーン)は涙ぐみこそしなかったが良かったね。ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、宝石商ローラン・カサールと結婚してしまっていて、ガソリンスタンドの店主・ギイと再開するのだ。お洒落な終わり方だと思う。



シェルブールの雨傘・エンディングシーン 日本語字幕
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