ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

「仇討ち」・「決断の3時10分」・「パットン大戦車軍団」

2012-11-16 09:39:11 | 映画(記憶に残したい映画、シーンなど)

仇討ち 昭和39年 1964年、東映映画。 中村錦之介 田村高広 丹波哲郎 三田佳子 48年前の映画であるだけに、錦之介も丹波哲郎も亡くなっている。仇討ちは、明治の初め頃に禁止されていたそうであるが、この映画の批評をみてみると、『決闘が藩の禁制であったにも関わらず果し合いで相手を殺した男が仇討ちに合う悲劇を、陰惨に描いており、日本の社会派映画監督を代表する今井正の武士社会の残酷さを描いた時代劇の傑作。』である。たしかに、仇討ちしようとする武士が逆に殺されてしまう悲劇ではあるが、陰湿さはなく興味ある映画であった。

決断の3時10分 1957年 グレン・フォード 原題は“3:10 To Yuma” ジョン・ウェインや、リチャード・ウィドマークならわかるが、グレン・フォードは名前は聞いてはいたが、記憶にない俳優である。この映画は“仇討ち”よりもさらに7年も前の古い映画であるだけに、OK牧場の決闘などのように、激しい決闘シーンはなく、決闘に至るまでの心理を面白くさせた映画であった。

パットン大戦車軍団 1970年 ジョージ・スコット パットン将軍は実在の人で、そのパットン将軍の映画である。アメリカは、第2次世界大戦は、日本だけが相手でない。パットンは、北アフリカから始まってベルリンまでの、彼のたどった戦時中の経歴記録映画のようなものである。故に戦争における戦略や、戦場シーンよりもパットンの人物像を追いかけた。彼が兵士を殴ったとか暴言を吐いたとか、戦争が終わった後のベルリンでの祝勝会でソ連の将軍を侮辱するシーンなどが記憶に残り、今ひとつ戦争映画としての盛り上がりに欠けた感がした。



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