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令和3年度史跡岐阜城跡山上部発掘調査を開始しました

2021年11月28日 | 金華山:岐阜城

山上部の発掘調査開始について

10月29日(金曜日)より、令和3年度の史跡岐阜城跡山上部発掘調査を開始しました。

令和3年度は一ノ門と天守東側の2か所で調査を実施します。






一ノ門の調査

一ノ門は、令和2年度の発掘調査で門の柱を据え付けた痕跡を確認しています。

令和3年度はさらに調査を行い、門の構造解明を目指します。

一ノ門跡

   門があったと伝わります。現在は倒れた巨石や石垣を見ることができます。上の斜面には「伝 太鼓櫓(現 レストラン)」があり、一体となって敵の侵入を防ぐ構造であったと考えられます。







天守東側の調査

天守東側は、大正期の古写真に石垣が築かれていた様子が写っている場所です。

調査では石垣の痕跡を調べ、石垣の構造や築造時期に迫ります。

戦国時代の岐阜城に天守が存在したかは不明ですが、現在の天守の場所には三段の石垣が一部残っていて、象徴的な場所であったことは間違いありません。
 天守からは長良川や濃尾平野を一望できます。信長公もこの光景を見て「天下布武」を目指したのでしょう。








調査について

調査期間

令和3年10月29日(金曜日)から1月中旬頃まで

作業日時

平日9時15分~15時45分 土・日・祝休み 雨天中止

発掘現場は登山道から見学が可能です。

岐阜公園内の発掘調査案内所で当日の調査予定をご案内しておりますので、見学前にあらかじめご確認下さい。

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