アンドラゴラスのつぶやき

くる日もくる日もつぶやきつづける。
すきなものとかきらいなものとかどうでもいいものとか。
あとアニメは週40本まで。

ベルセルク 30巻

2009年06月17日 | ベルセルク礼賛
あーなんかこれ書くのも久しぶりだ。なのにまだ30巻。年に一回のペースで書いてれば追いついてしまうことはない。新刊がなかなか出ないから・・・それはさておき。

あらすじ
ガッツとセルピコの対決。宴の会場に妖獣兵が乱入。妖獣兵はヴリタニス全体に広がり、市内は混乱していく。ガッツたちは船に乗るため港へ。


31巻には及ばないものの、29巻とはうってかわって戦闘シーンの多い巻。

あれ、なんか今までと違う、と思う箇所が多い気がする。まずセルピコと戦い終わった後のシーン。ファルネーゼにあってどうするのか、という問いに、ガッツが「とにかく会うと決めた」というところ。これは少年漫画によくある「主人公の度量の大きさに触れて感銘を受ける」というシーンを思わせる。ベルセルクっぽくないし、ガッツは周囲に理解されない孤独を背負ってるところが良いので、ちょっと違和感がある。

あと絵の部分で。虎型の妖獣兵を斬る1ページ前の、アップのガッツ。最初見たとき別人かと思った。顎が太くなって、唇をくっきり厚く描いている。あとぐるぐる目玉。初めてこうなったわけじゃないけど、このコマをきっかけに後のガッツの描き方が決まったような気がする。顎は甲冑についてるチンガード?(狂戦士化したときの下あご)に合わせて、細い顔だとおさまりが悪くて太くなったのかなと思う。

もひとつ、大人の兵士がやられっぱなしなのに、簡単に妖獣兵をたおすイシドロ。慣れてる分だけ落ち着いて対処できるから、という面はあるにしろ、イシドロ>妖獣兵>訓練された兵士 という強さになるのはまだ早いような。
今までと違う、という部分は以上で。

怪異を幻覚と言い切るヴァンディミオン卿。いいキャラだなと思った直後、ガニシュカの登場でビックリ担当のキャラに格下げ。お飾りのはずの教皇がグリフィスの加護を得たのに比べると、実力はあっても人間にすぎない者の悲しさといったら。
後の巻でも現在までいいところないし、復活なるか。

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