ひまわり博士のウンチク

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杉総ウォーター・ボーイズ

2009年09月13日 | 受験・学校
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 長女の通っている杉並総合高校の文化祭「杉総祭」に行って来た。
 カミさんがPTAの手伝いにいっていて、昼過ぎに終わるというので、それにあわせた。
 長女は来させたくないらしく、「つまらない」「時間の無駄だ」と言っていたが、親としてはそういうものではない。
 面白いかどうかでなく、どんなことをやっているのか見たいのだ。
 
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 仕事の都合でそう長くはいられないので、とりあえず、メインステージともいうべき体育館に行ってみた。
 ここでは、演劇やダンス、大規模のライブ演奏が行われる。
 ちょうど、SSWE(杉総ウィンド・アンサンブル)の演奏が始まったところだった。
 なかなかうまい。
 聞けば、コンクールでも常に上位にいるとのこと。
 『ハリー・ポッター』『崖の上のポニョ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの映画音楽を演奏した。
 演出も全体の構成もいい。(高校生にしては、だが)
 
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 視聴覚室では一日「軽音楽部」の演奏をやっているという。
 長女はとりあえず「軽音楽部」なのだが、どうもメンバーシップがうまくいってないようで、不満なようだ。
 午前中に1曲やっただけだという。
 長女のグループの演奏は聴けなかったが、部員が50人もいるというだけあって、ちょうど演奏中のグループは実にうまい。(これも、高校生にしてはだ)
 ドラム担当の女子がなかなか上手だ。ちゃんとした先生につけばプロになれるかもしれない。
 もう少し筋肉を強くした方がいいけれど、女子はいやがるだろう。
 「パンチの効いたブルース」のグレースみたいなわけにはいかないな。
 しかし、長女に言わせると、もっと、とんでもなくうまいグループがあるという。
 
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 表題の「杉総ウォーター・ボーイズ」はこの学校の名物。
 練習中から見ていると、映画の「ウォーター・ボーイズ」そのもののドラマがあるそうだ。
 教室の窓まではみ出した満員の観衆を前に、つい涙ぐむプレーヤーも。
 観客の中にもらい泣きしている女子もいた。
 
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 セオリーどおり、プールサイドのパフーマンスから。
 美しさより“ひょうきん”さ。
 
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 見事に揃った、良いチームワークだ。
 
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 男子らしく、力強くダイナミックに。
 
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 締めは組体操並みのピラミッド。
 水中なので滑りやすく、地上のピラミッドとは比較にならないくらい、難易度が高い。
 
 満員の観客から万雷の拍手で、感動、また感動。
 アンコールの途中で突然音楽が途切れるハプニングがあったが、観客の手拍子とコーラスで演技を続けた。
 そこでまた拍手。
 
 毎年一番人気の「ウォーター・ボーイズ」だが、出演者がなかなか集まらないらしい。
 今年は3年生と1年生で、2年生がいない。
 来年もぜひやって欲しいけど、大丈夫だろうか。
 たしかに、人気者にはなれるだろうけど、モテるかといわれると、それは……。
 
 水泳部が主催で、部員には女子もいるのだが、なぜか女子のシンクロはない。
 
 クラスごとの催しは(たしかに、時間の無駄の)まるで子どもの遊びだったけれど、この学校の特色である専門技能にかかわる種目はさすがだ。
 したがって、それだけを見に行けばいい。
 長女は1年なので、あと2回楽しめる。
 
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