富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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建国宝

2014年07月23日 | 建国宝
やる気無し男のなせる性か一旦止まるとなかなか進まないブログです。
この間、花切り、枯れた下葉の整理、ちょこっと植え替えなどで遊んでました。
花はすべて切り終えようやく棚に静けさが戻ってきました。
スズメガが入り込んで夜な夜な交配しまくっていましたので
実をたくさん実らせてごめんなさいといった感じです。

そういえば花切りしていて気付いたのですが
湿度と気温の高い今頃から発生するカイガラムシが今年は皆無。
春に遮光ネットをダイオミラーに替えてみたのですがそのせいかもしれません。
アブラムシやアザミウマはキラキラ光るものを敬遠するという話ですが
カイガラムシも始めは成虫がどっかから飛んでくるわけですから
これも光るものを嫌うのかもしれません。
何しろお天気の良い日は外から見ると光を反射してまぶしい位ですから・・・。
そっちの効果は想定外でしたので何か得した気分です。
殺虫剤を使わないので棚に毒気が無くアマガエルは超元気。
良く肥えていますのでハエか何かの虫を食べてくれているんだろうと思います。









ということで建国宝です。
あれから1ヵ月半。
天葉は白く伸び出していますがまだ時期が早いのか冴えは今一歩。







しかし特筆すべきはこの根色。
建国殿や金牡丹などでも春先と違って今の時期、鮮やかさが無くなりますが
これは通年(と言っても生育期だけですが)濃いルビーを維持しています。
いくらご機嫌とはいえ根冠が急に成長速度を増すわけではなく
ゆっくりと伸びるためなのでしょう。
普通、この根色で出る品種はちょっと伸びて止まってしまいますので
これはそれとの中間、絶妙な塩梅ではあります。






ところで気になるのはこのアタリ。
花芽予定位置から出ていますので花芽になるに違いありませんが
これが仔で伸びてくれるようならまさに天地の差。
そうなるように毎年挑戦しているのですがほとんど跳ね返されてしまいます。
とはいってもいつものごとく期待を込めて眺めてはいるのですが・・・。

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