突如として「SwanCrystal」を入手してみたりしました。
「SwanCrystal(スワンクリスタル)」は,1999年に当時のバンダイが発売した携帯ゲーム機「WonderSwan(ワンダースワン)」のシリーズ最終機種です。WonderSwan は,バンダイが対ゲームボーイの旗頭として市場に送り出した携帯ゲーム機であり,事実,音楽再生アダプタの発売や,GPS連動など,かなり早い段階から 現在の携帯ゲーム機にみられるような製品の登場が期待されていました。しかしながら,TFT液晶を搭載する「ゲームボーイアドバンス」の大ヒットに対し,STN液晶搭載の「WonderSwan Color(ワンダースワンカラー)」は販売不振に泣き,大物ソフト(FF3,聖剣伝説2など)の発売中止も連鎖して発生。他社からかなり遅れて TFT液晶搭載機種「SwanCrystal」を投入するも,結局復活することなく消滅してしまった悲運のゲーム機なのです。
「SwanCrystal」は,バックライトなしの仕様ながら TFT液晶を搭載し,単三乾電池1本で連続約15時間は駆動するスグレモノ。TFT液晶化されている事と サウンドがステレオ化されている事以外に,WonderSwan Color と性能的な差はありません。液晶の視認性は ゲームボーイアドバンスのそれとほぼ同等なので,この機種が WonderSwan Color として発売されていれば,もしかしたら時代が変わっていたのかもしれませんね。(WonderSwan Color の方が アドバンスより先に発売されているのです)縦画面プレイスタイルを公式にサポートするなど先進的なデザインも盛り込まれていただけに,本当はどのように進化するはずだったのかが非常に気になるところです。
今になっていろいろと探してみると,結構近い時代に発売されたゲーム機の割に,本体や周辺パーツがあまり残っていないように思います。本体は「程度」を選ばなければ比較的簡単に手に入りますが,純正バッテリーパックと充電器などは ほとんど見かける事がありません。自分の場合,本体以外では 辛うじて「ヘッドホンアダプタ」をゲットした程度です。まあ・・・これ以上,環境を充実させても仕方がない気がしますが,せっかく買ったので(笑)。
こんなものを急に買ったのは理由があります。
わかるひとなら,次に出てくるものが予想できるでしょう。
続報を待て。(≧∇≦)
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近所のゲームショップでノーマルWSが100円で出ていたのはちょっとだけ苦笑でした。
色々な意味でおもしろそうなワンダーウィッチが欲しかったです。
さすがに白黒の初代は買えませんよね(笑)。
地元では中古品すら売ってないので,しばらくの間は
手持ちのラインナップの更新はなさそう。