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先日の「メガCD」実機環境復活を受け,過去にレビューしたゲームに再トライ。
過去の記事においては,PC向けのエミュレータを使用してメガCDのゲームディスクを直接起動していましたが,
ようやく実機でプレイできるようになりました。今回は「ナイトストライカー」をプレイします。

※過去の記事(2011/12/02

ゲームの解説は前回同様,過去の記事に記載しているので割愛します。メガCD版「ナイトストライカー」は,ドットが激粗でグラフィックが相当汚く見えることから,見た目で勘違いされがちですが,特にスピード感と操作性という点においては,後のセガサターン版を凌ぐほどの完成度を誇っています。アーケード筐体が独特の操作性を持っていたこともあり,どの移植作品も「アーケードとの違い」に苦しんだように思います。メガCD版「ナイトストライカー」に関しても例外ではなく,通常のパッドプレイにおいてはやはり操作性の違和感が拭い切れていません。しかしながら「XE-1AP」との組み合わせによって,かなりアーケードに近いテイストが再現できていると思っています。一応「XE-1AP」公式対応ソフトなのでマニュアル等にも対応の記載がありますが,セッティング方法が少々特殊。「XE-1AP」は2コン側に接続し「アナログモード」にしておきます。1コン側のパッドでメニューを操作し,「CONFIG MODE」の「CONTROL」を「ANALOG」に変更後,ゲームを開始します。以降は「XE-1AP」でのアナログ操作が可能になります。

アーケード筐体が大き目の操縦桿での操作なので根本的な操作感覚の違いはどうしようもありませんが,アーケード版をプレイしたことがある人であれば,ゲームスタート直後に,操縦桿を前に倒して「インターグレイが地面にドヒュッドヒュッとぶつかる(?)」感じや「インターグレイを空中でぐるぐる振り回す」感じで,それなりに「近い」完成度であることは判ると思います。「XE-1AP」での操作性は悪くなく,本作の醍醐味でもある「ホーミングミサイル回避」をアーケードばりに行えるのが非常に気持ち良いです。スピード感についても十分で,スピードは速いけどFPSが低くてガクガク・・・なんてことはなく,普通にプレイできるレベルでスムースな仕上がりになっています。特筆できるのは「トンネル」のステージ。スピード感がアーケードレベルと言っても過言ではありません。処理落ちも少なく非常に良作だと言えると思います。

あえて言うなら,ステージ間でディスクアクセスが入ってゲームが止まるのはちょっと残念。
まあ・・・この頃はゲーム動かしながらデータ先読みなんて無理だったでしょうし,仕方ないですよね。

いや~久々に堪能しました。が,このままプレイし続けたら「XE-1AP」が壊れます(笑)。
どっかで予備をゲットしておかないとヤバイかなあ。(´・ω・`)


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