曼珠沙華(彼岸花）が咲き乱れる季節となりました。今年は９月上旬から開花がスタートしました。これまでは一気に開花して枯れるのですが、今年は開花時期がまちまちで、これから開花する彼岸花も多いです。異常気象のためでしょうか。下の写真は市道１９号線沿いに咲いている彼岸花です。
昔はモグラ避け、飢饉の時の非常食として田んぼのあぜ道に球根が植えられ、観賞用の花ではありませんでした。現在は、チューリップの歌ではありませんが、赤、白、黄色と彼岸花のバリエーションも増え、庭に植える家庭も増えてきました。彼岸花は花が枯れると葉っぱが出て来ます。１０月から５月まで葉っぱだけ地表に現れ、球根に養分を取り入れています。５月から９月の開花までは地面に潜んでいます。
植物染料はインド茜で４枚の綿ポリストールを染めました。媒染剤の種類によって微妙に色合いが違ってきます。向かって左側から錫・アルミ・銅・鉄になります。
「瀬戸のさぎりに燃えてくる あかねの雲にむねはって」
これは光小中附属学園の校歌１番の歌い出しの一文です。
ちなみに室積西ノ庄地区にある如宝寺の横の団地は「あかね台」といいます。秋の夕暮れはとてもきれいです。
ストールのあかね色はまさにこの色ですね。
裂織りが仕上がりました。下の写真は糸始末と整形を終えたものです。
縦糸は作業で染めた草木染めの糸です。何色か使用しています。横糸は着物の糸ほどきした布を裂いたものです。２種類の布を使用しています。この裂織りの布が、ボランティアの手でバッグになります。
コチニールという染料で綿ポリのストールの草木染めを行いました。
左側から媒染剤は錫・鉄・アルミ・銅となります。
少し幅の狭いものは絹のストールです。
ランチバッグ、ペットボトル入れ、ブックカバーの藍染めを昨日行いました。
本日は綿白抜の藍模様糊を付け、藍染めの抜染を行いました。抜染作業の一連の作業の流れを紹介してみます。
【藍模様糊を付けて天日干し】
【天日干しで乾燥した藍模様糊】
【水洗いで藍模様糊を除去】
【日陰干し】
お月見食事会と称して、作業所近くにある「海の隠れ家ボートハウス」で昼食をとりました。スパゲティとピザを中心としたメニューですが、おいしくいただきました。
昨年１２月からスタートした平康頼の偉人伝カレンダーのパソコン絵画の下絵が完成し、いよいよ今日から絵付けがスタートしました。１１月中旬の完成を予定しています。
下は田中義男に描いてもらった原画です。
みたらい湾花火大会が近づいてきました。
室積でいつから花火大会が始まったのか？室積商店街作成のタウン誌によると、戦前のことはわかりませんが、ある人の日記によると戦後は昭和２７年からのようです。近年の花火は「華麗なる４カ所同時打ち上げ」が自慢になっています。下の写真はアネックススポーツランド近くにある白雲稲荷大明神跡で昨年撮影されたものです。
今年は早長八幡宮の秋祭り開始前日に予定されています。
午前１１時に光市花壇コンクールの審査がありました。今年は天候不順で、どこの花壇もサルビアの咲き具合、マリーゴールドの花芽の付き具合もよくないそうです。もしかすると今年度は最優秀になるかもしれません。ちなみに昨年は優秀賞でした。１０月２１日に審査発表があります。
今、外に出るといい風が吹いて、気持ちがいいですね。もう汗もあまりかかなくなりました。今までが暑かったので、ぼくは
火曜日は利用者９名とボランティアの方２名で作業をしています。以下、下請け作業のない、日々の作業風景を紹介します。
偉人伝カレンダーを制作中です。あと１枚で７枚の下絵完成目前です。
とても根気のいる作業ですが、大好きなZARDの曲をパソコンで聞きながら楽しく作業しています。
ふだんは名刺、香典礼状の作成をしています。時間に余裕がある時は、ブログ「いりこ」に日々の思いを綴る作業を通して思考活動に励んでいます。
にぎにぎ棒の製作、刺繍、着物の糸ほどきの作業を日常的にやっています。今日は着物の糸ほどきです。これが裂き織りの大切な材料になります。
ピーラーで銅線の皮膜?離の作業をやっています。１キロあたりの銅線の値段は約３００円前後と高収益をあげることができます。電気コードは近所の電機屋さんからいただいています。エアコン取り替え工事の時に廃棄される電気コードが多いです。
染めた糸を巻いています。くるくると糸を短時間にきれいに巻き取る作業は年季が必要です。彼はとても上手で器用です。
４人とも裂き織りをしています。この布はトートバッグ、ショルダーバッグになります。
最後はボランティアの方です。利用者の織った布を活用してすてきな製品に仕上げてもらっています。下は最近の作品です。
バッグの表地は裂き織り。裏地も糸ほどき着物の布なのでとても美しく、上品に見えます。
