ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

マスクを着けてトレーニングをする際の注意点について

2020-07-27 14:10:19 | Weblog
こんにちは。

ご無沙汰しております。

パーソナルトレーナーのゴリ髙梨です。

今日は、ジムでマスクを着けてトレーニングをする際の

注意点について書きたいと思います。

実は、6月27日にマスクを着けて胸のトレーニングを

行っていた際に左肩を痛めてしまいました。

原因はマスクを着けたことにより、背中が丸まり、

大円筋が使えなくなり、肩に大きな負担をかけてしまったためです。

現在はだいぶ回復してきており、胸、肩、二頭の種目で

やや制限を受けるものの、トレーニングはなんとか

出来ております。

マスクを着けると、自分で自覚があまりなくとも、

だんだん背中が丸まってきてしまいます。

背中が丸まると胸郭が下がってきます。

この状態になると肩の位置も下がってきて、

トレーニングを行う際に体幹が使いにくくなります。

こうした体のバランスでトレーニングを行うと、

肩や肘が痛くなったりしてきます。

無理をすると大きな怪我につながります。

そこでマスクを着けてトレーニングを行う際に、

怪我の防止、体幹を使った効果的なトレーニングに

するために、いくつか種目をご紹介しようと

思います。

一つ目はケーブルマシンで行うワイドグリップの

プルオーバーです。

ケーブルマシンの一番上にラットマシンで使う

バーをセットします。

バーは握るのではなく、拳をグーにした状態で

親指の下の手首との境目の部分でバーを抑える

ようにします。

この状態でワイドグリップでバーを抑えて

一番上から胸を張り、肩をしっかり上げた状態で

バーをへその辺りまで下ろします。

下したバーを一番上まで戻して1回です。

これを20回程行い1セットとします。

3-4セット行うといいかと思います。

このやり方で行うと大円筋が使われる感覚が

得られると思います。

大円筋が張ってくると、肩と胸郭が上がってきて

このバランスだと怪我のリスクを下げることが

出来ます。また体幹を使った良いトレーニングが

出来ます。

二つ目は、ワイドグリップのチンニングです。

これはチンニングのアシストマシンを使うといいと

思います。

グリップはワイドですが、マシンの一番外側の

部分を握るといいです。

大円筋を使うことが目的なので、

バーを握った際に肘と前腕がやや前に出るように

します。

体はやや前にもってくる(横から見た時に

体幹と前腕のラインが同じになるように)

ようにすると体を上げてくる際に

大円筋を使いやすくなります。

これも20回程を1セットとし、3-4セット

行うといいと思います。

トレーニング効果、怪我の防止を考えると、

マスクは着けないほうがいいですが、

今のご時世、それは難しいですね。

皆さん、怪我に気を付けてトレーニングに

励んで下さい。

それではまた。

ウホッ

ゴリ