Zooey's Diary

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ノルウェイの木材?ABBEYROAD@六本木

2016年11月18日 | 劇、オペラ、コンサート


階段を降りて緑のドアを開けると、そこはビートルズ一色の世界です。
ここは六本木のビートルズのコピーバンドが毎晩、生演奏しているお店。
昨夜の演奏はThe Parrots、このバンドは世界最大のビートルズ・フェスティバル
「ビートルズ・コンベンション」に何度も出場して喝采を浴びたのだそうです。
2013年ポールが来日した折には、プライベートパーティに招かれて
共演も果たしたとのことで、その写真が飾ってありました。



ビートルズがデビューしたというクラブ、リバプールのCavernClubに
7年ほど前に行きました。
ジョンの言葉によれば「汗の匂いが満ちた労働者のための酒屋」というそこは
思ったよりも広いが、確かに天井の低い、地下の穴倉のような店でした。
ちょっと雰囲気が似ているが、そこよりも狭くて綺麗な東京の「アビーロード」。
次から次へと、ビートルズ・ナンバーを堪能しました。

彼らのナンバーで好きな曲を語り出したらキリがないのですが
昨夜聴いた中で心に残った歌のひとつ、「ノルウェイの森」について。
この歌の題名や歌詞の意味を巡っては、長年ファンの間で論争が続いているようです。
有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
結局のところ、「Norwegian Wood ノルウェイの森」は誤訳だったという意見が強いようです。

”I once had a girl or should I say she once had me
She showed me her room
Isn't it good, Norwegian wood

She asked me to stay
And she told me to sit anywhere
So I looked around And I noticed there wasn't a chair”

”あるとき 女の子と仲良くなった
彼女に引っかかったというべきか
彼女は僕を部屋に招き入れた
素敵な内装でしょ ノルウェーの木材よ

彼女は僕に泊まっていってと言い
好きなところに座ってと言った
僕は部屋を見回してみたが椅子なんてなかった”



この英文の歌詞と訳詞は下のサイトから頂きました。
「ノルウェイの森」は正しくは「ノルウェイ産の木材」とするべきだ、と。
男が女の部屋に泊まって、やらせてくれるかと思ったができなかったので
火をつけてやったと、こう言ってしまうと身も蓋もない内容…

十代の頃、意味も知らずに夢中で聴いていました。
シタールの独特な響きと共に、霧にけむる、深いノルウェイの森を想像していました。
深遠で幻想的で哲学的なイメージすら抱きながら。
まあ本当のところは、この歌を作ったジョンとポールにしか分からないことでしょうけれど。

「ノルウェイの森? 何じゃそりゃ?」 
http://ameblo.jp/assistantprofkeyaki/entry-10793775161.html
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2 コメント

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ノルウェイの森 (ノルウェーまだ~む)
2016-11-19 17:57:53
zooeyさん☆
すっごく勉強になりました!
リンクしてくださったサイトとても興味深く読ませていただきました。
先生の訳が見事に解決してくれたようですが、ファンの間でもその訳を巡って未だに論争が続いて迷走している=彷徨っているという事で、『ノルウェイの森』としてもいいような気がします(笑)
返信する
まだ~むさま (zooey)
2016-11-20 00:18:55
「ノルウェイの木材」じゃあんまりですものねえ?
誤訳の方がよかったのかもと思ったり。
Lucy in the skay with Diamondが薬LSDを表しているというように
言葉で遊んでいるのかもしれませんね?
返信する

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