Zooey's Diary

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メゾン・ポール・ボキューズ

2008年07月28日 | グルメ
ミシュランにも載った、メゾン・ポール・ボキューズに行って来ました。

代官山フォーラムの地下一階にそのお店はありますが
地下といっても開口部が広いので、半地下のような感じです。
広いフロアを深紅の色調のウエィティング・バーを始め、いくつかのコンパートメントに分け、長い廊下で各部屋を結んでいます。
全体的にはアール・ヌーボー調のインテリア。
ウエイティング・バーでしばし待たされた後私が通されたのは、赤と黒を基調色としたゴージャスな一番奥の大きな部屋でした。

最初にテーブルにセッティングしてあったのは、Paul Bocuiseの名前入りのナプキン!(写真)
これを拡げて膝にかけると、金の柄のお皿も恭しく下げられました。
してみると、このお皿はナプキン専用であったのか!?

ガスパッチョ
ガンバス海老のポワレ・リゾットと共に
牛頬肉のエストゥーファッド 爽やかなヴィガラードソース
ムッシュ ポール・ボキューズのクリームブリュレ

私は特にガンバス海老のポワレが気に入りました。
牛頬肉の料理は、要するにオレンジソース煮込みのようでしたが、とろけるように柔らかく仕上がっていました。
デザートは三種類の中から一つ選ぶようになっていて迷ったのですが
シェフの名前を冠したクリームブリュレを頼んでみました。
10cmほどの平たいお皿に入ったそれは、水深1cmほど。
パリパリのキャラメルをつつくと、バニラビーンズがたっぷり入ったトローリ濃厚なクリーム。確かに美味しく頂きました(ちょっと単調でしたが…)。

私が頂いたのはプリフィクス・ランチコースでしたが、ここは前菜・メイン・デザートで2680円のコースからあるようです。
しかしこちら、水も有料のようなのです。
私は最初にピーチシャンパンのカクテルを頂いて、口当たりがよくて美味しかったものですから、思わず飲んで少し酔ってしまったので、その後ワインを勧められたとき、丁重に断ってお水を頼んだのですが…
ガスありですか、ガス抜きですか?と訊かれました。
おまけに、コーヒー・紅茶も別料金。

このレストランのゴージャスな雰囲気は、中々のものだと思うのです。
普段の生活とまるで別世界の雰囲気を味わってみたいという、主婦のささやかな願望は、たやすく叶えられます。
お料理も堪能致しました。
しかしこの、料金設定というのは…
例えば、ランチで5千円の店であれば、水が有料であるのは仕方ないと思うのですが、ここは少々中途半端。
2千円台からのランチ・コースを用意して、いかにも庶民にも優しいような顔をして、そのくせ水代やコーヒー代も取るというようなことはやめて欲しいと思うのです。

メゾン・ポール・ボキューズ
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