教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

理科学習は役に立つ!

2008-06-06 09:33:48 | 授業
<理科学習>「大切」と考える中3、国際比較で最低水準(6月5日23時3分配信 毎日新聞)によると、


「理科の勉強は大切で、将来に役立てたい」と考える中学3年生の割合を07年、経済協力開発機構(OECD)が実施した15歳対象の国際学習到達度(PISA)調査に当てはめたところ57カ国・地域中54位の水準であることが国立教育政策研究所の調査で分かった。「科学は身近で有用」と思う中3の割合も52位と国際水準に達していなかった。「科学を学ぶのが楽しい」と答えた割合は36位と国際水準並みで、中学の授業で理科の大切さや有用性を伝えきれていない実情が浮かんだ。

☆ウム、これは確かに課題ではあるが、問題ではない。よって解決できる。理科の授業がおもしろくなるには、実験だ!の前に、国語は理科ではないのだろうか?算数は理科ではないのだろうか?美術は理科ではないのだろうか?音楽は理科ではないのだろうか?体育は理科ではないのだろうか?・・・・

☆あらゆる教科は、科学が背景にあるし、科学に結びつく。科学はイノベーションにつながる。観光立国、文化立国、金融立国、技術立国・・・いろいろあるが、全部科学が背景にあるはず。

☆科学主義ではなく、先入観を確認し、新しい考え方の発見、それの実用化という流れを科学と考える。大人にとって当たり前でも、子どもにとってはそうではない。どちらの先入観が正当性・妥当性・信頼性があるのか。 検証して、結果的に大人の常識にいきついても構わない。

☆その子どもは科学したのだ。あらゆるところに科学するチャンスはある。いつもアハ体験は可能である。

☆道徳もよいが、科学するマインドを養うと、道徳感情も養える。理科という授業のみに責任をおっつけるその保守主義、偏向主義、リスク隠蔽主義、断片主義にこそモチベーションを下げる雰囲気が蔓延する原因があるのではないか・・・。

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