中学生からの対話する哲学教室 | |
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玉川大学出版部 |
☆「10代のための哲学」というアメリカの教科書。
☆哲学はもちろんヨーロッパでも10代から学校で実施されている。
☆哲学クラブというのがあるぐらいだ。
☆監訳者の河野哲也さんは、「意識は実在しない」などという
☆要素還元主義から関係総体主義の本を書いているが、
☆今年その本の冒頭部分が東大と早稲田大学の現代文の入試で
☆取り扱われた。
☆かなり厄介な本かもしれないが、
☆今回の10代向けの哲学本は、
☆日本の大人にちょうどいいぐらいだ。
☆監訳者らの説明によると、
☆本書の内容は、新学習指導要領のねらっている
☆言葉力や思考力、批判的思考力に相当し、
☆授業の参考になるそうだ。
☆ただし、対話をしたり共に学ぶことは
☆現場ではまだまだ難しいから、
☆問題を考えてシートに書き込む
☆サイレントダイアローグでまずはじめてみてはいかが?
☆と監訳者が提案している。
☆わたしたちの国の教育がいかに対話が不足してきたか
☆を物語っているではないか。
意識は実在しない 心・知覚・自由 (講談社選書メチエ) | |
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講談社 |