教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

橋本武先生 灘校の伝説の教師 死去

2013-09-12 11:45:28 | 教育政策
☆時事通信 9月12日(木)0時58分配信 によると、

神戸市の私立灘中・高校で、中勘助の小説「銀の匙(さじ)」を3年間読み込むというユニークな授業を行い、「伝説の国語教師」と呼ばれた橋本武(はしもと・たけし)氏が11日午後、神戸市の病院で死去した。101歳だった。京都府出身。
 
☆銀の匙を教材にして

☆3年間いかに教養を

☆膨らませて行ったか。

☆多くの本で語られ、テレビで放映されてきた。

☆橋本先生の授業を行うには

☆学問への自由と情熱が必要。

☆古き良き時代で済ますわけにはいかない。

学力幻想とは政治経済から切り離された考え方

2013-09-02 19:31:09 | 
学力幻想 (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


☆学力とは何かの論争は

☆1958年以降、

☆教育の背景に国家の統制がしっかりあるのに、

☆それを見えなくするために「学力幻想」のファンタジーの

☆中に押し込められたということらしい。

☆学力は教える側がつけるのか

☆子どもの側がつけるのか

☆科学主義なのか

☆経験主義なのか

☆という二元論論争の結界をつくったというもののようだ。

☆ここまではよい。

☆しかし、89年以降の東西冷戦の枠組みが壊れた

☆政治経済情勢を

☆新国家統一対福祉国家再定義

☆の文脈でとらえ、

☆学力幻想から目覚め

☆後者の社会的枠組みの中で

☆カリキュラムイノベーションをやらなくてはという話は、

☆どこか自家撞着ではないか。

☆コンサバかリベラルかが

☆ニューコンサバかニューリベラルかに

☆かわったぐらいで、学力幻想から解かれることは

☆ない。