北の風に吹かれて~独り漫遊記~

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土方歳三最期の地碑~再掲~

2024-04-13 17:35:16 | 函館

 

 

土方の最期 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

函館駅から徒歩10~15分の所に、「あいよる21」という福祉施設があるが、その前の広場、「若松緑地公園」の一角に、一つの碑が建てられている。新撰組副長であった、...

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12年前に紹介したスポットの再掲になりますが、近くまで行く用事があったので、改めて紹介したいと思います。

かの新撰組副長、土方歳三が、箱館戦争において壮烈な最期を遂げたとされている場所です。

 

 

 

これが、その地であることを示す碑。

 

 

飾られている花は、日本全国から訪れる土方歳三のファンが手向けているものだそうです。

箱館戦争で土方が最期を遂げたのは、明治2年(1869年)の旧暦5月11日(現在の暦で6月20日)。それから155年経った今でも、このようにこの地を訪れるファンが多いことに驚かされます。

 

 

と言いつつ、実は土方が最期を遂げた場所には諸説あり、この地は諸説ある中の一つに過ぎないそうなのですが、この門は、当時この地にあったされる、「一本木関門」という、関所を兼ねた門を再現したものです。

この地は、旧幕府脱走軍の休憩所だったとされているそうです。

 

 

この碑が、いつどのような経緯で建立されたのかが書かれていませんが、昭和33年(1958年)に市民有志の手で建立されたという記述を見つけました。

恐らく公式情報だろうと思いますが、今後ここをガイドする可能性もあるので、調べてみます。

 

 

碑があるのは、「若松緑地」という緑地の一角なのだけど、同じ緑地内にはこのような柱も建立されています。

 

 

 

 

 

 

 

この解説柱は、以前私が函館にいたときにはまだなかったような気がしますが、この「大野右仲(おおの・うちゅう)」という人物のことも今回初めて知りました。

唐津藩(現在の佐賀県)出身の新撰組隊士で、箱館戦争では、「陸軍奉行並」という役職に就いていた土方直属の部下として、その補佐役を務めていたそうです。

 

 

この人物は、名前は聞いたことがあったしますが、詳細は今回初めて知ったと思います。

 

 

 

この人物も同様です。

箱館戦争終結から155年経ちましたが、土方のように広く知られている人物だけでなく、あまりその存在が知られていない人物にもこうしてスポットが当てられているというのは、函館の歴史を語り継ぐ上で、とても重要なことだと思います。

 

 

紹介してきた碑や解説柱は、「函館市総合福祉センター あいよる21」という施設の前にあります。

 

コメント (2)
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