エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

ミクスペリア購入(その9)~050plusその後

2014-04-13 | ボカロ物
その7の時にご報告した050plusについて。


もとから携帯通話は頻繁に使うことはないので、感想というほどのものでもありませんが…


使い勝手としてはそう悪いものでもなく、無料期間終了後も継続することにしました。
自宅のWi-FiやLTE環境下ではまあまあ、という感じ。
音質は良くもないが悪くもなく、まずまず実用的、というか。

場合によってはむかぁしの携帯電話もしくは国際通話のような、遅延がちょっと気になる(相手との間が明らかに変になる)ことも。
その辺は、現代の電話がそれじゃ困る、という方には安かろう悪かろう(基本料は毎月きっちりかかるのが問題ですが)と受け止められるかも。
ただ、うまく着信できなかった時でも一応履歴は残るし、留守電メッセージがあればメールに音声ファイルが添付されて送られてきますので、少なくとも連絡の取りこぼしはなさそう。

「そもそも電話なんてそんなもんだ」
「用件さえ伝われば良し」
「それ以前に電話そのものをなるべく避けたいw」
という向きには十分アリではないかと。

※とはいえ、Google Play Storeでの評価が☆1~☆5まで満遍なくバラついていることにご注意。
使用環境によっては全く実用に耐えない事態も十分あり得ます。



決めるにあたり一応もうひとつ、
Fusion IP-Phone SMARTも試してみました。
こちらは基本料0円というのが最大の魅力。

ただ、両方のアプリを常駐させるのもややアレなので、Fusionの方は標準アプリで使えるように設定してテスト。
この標準アプリの設定がちょっと分かりにくかった。
例えば「通話設定」-「通話方法」の選択肢とか。
「常に確認する」は、発信時に通常の電話かIP電話かをそのつど選ぶ、ということでしょう。
自分のはデータ通信端末だから「ネットワークアクセスでSIPを使用」か?
何より、残る「SIPアドレスにのみ」というのが一番わからない。

で、探したらNexusのヘルプページに解説があり、「SIPアドレスにのみ」は「インターネット通話アドレスへの発信のみに使用する」という意味だそうです。(?)
050番号ではなくて英数字羅列みたいなアドレスに向けてかける、ということでしょうか?
何にせよ、050のみ使用なら「ネットワークアクセスでSIPを使用」でOKということですね。


試用の結果、どちらも絶対の安定感がないことには変わりはないようで。
強いて言えば基本料無料なFusionと、固定電話あて3分8円な050plusのどちらがより魅力的か?
──ということなのですが、
「背景がカスタマイズできるから」
という実に周辺的な要素で050plusを選んでしまいました。
でもせっかくのミクスペリアですし、そういう要素は案外大切かと。


050plusを選んだとはいえ、Fuisionの方も別に維持費がかかるわけでもないので、とりあえずそのままに置いてあります。
ただし12ヶ月間請求が発生しないと契約解除になってしまうようです。



というわけで。

IP電話がそこそこ使えるレベルだと判明したので、2台持ちの通話専用機は縛りの切れ目で解約しようかなと。
ミクスペリアの方も、恐らく2年縛りが終わる頃には初音ミク方面のサポートも終わってしまっていると思いますので、そのあたりがついにドコモとの縁の切れ目になるのかなぁ、と。
(切り替え先がドコモのMVNOだったら、また契約者数にはカウントされる?)

あとは、もし緊急通報を考えるならスマホ電話SIM フリーDataのような音声通話付きSIMにすべきか、とか。
現状のガラケーならFOMAカードが入ってさえいれば契約してなくても緊急通報だけは可能、という話があり(確かめたことはありませんが)、しかしそれはそれで見た目だけは2台持ちが続くことになってしまうなぁ、とも。





つい先日発表されたドコモの「カケホーダイ&パケあえる」
家族みんながスマホやケータイをフル活用していれば朗報ですが、そうでなければ今までよりもむしろ割高になってしまうという残念なプランでした。
何とか割を併用して実質おトク、というパターンも変わりません。
3大キャリアとしては、先細りの契機にしかならない基本単価の切り下げは何としても避けたい、という事情は分かるのですが…
スマホも自分のようなレイトマジョリティかラガードか、という層がついに手にする段階に来ているわけだし、もう少し何とかしないといけないんじゃないかと思いますけどね。





……と、3大キャリアの阿漕なやり方に腹を立てつつも、ふと思ったこと。
「ミクスペリア」なんてフザケた企画こそ、潤沢な資金を持つキャリアならではの、何でもアリ思想の恩恵だったりするのかなと。
イオンのスマホ的な競争ばかりだったらこんな端末はまず出てこなかったろうし、と。

もちろん、そんな商策に踊らされることの是非は置いといて、ですが。
コメント
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