初音ミク史上初の快挙!『ボカロジェネシス』がオリコン週間1位を獲得!
(MSNミュージックニュース)
まあ、2ちゃんを見ていて知ったわけですが。
今どきオリコンといってももはや何の神通力もないような気もするものの、今回のようなケースはやはり日本の歌謡界が重要な転換期を迎えている証し(?)ということなのでしょう。
初音ミクといえば言わずと知れたPC用ボーカル音源ソフトなわけで、ただしバーチャルアイドル的なキャラクターを設定して発売されたことから、マスコミでは妙にヲタク商品的な色彩を帯びて紹介されてきたりしました。
そして盛り上がっている場もニコニコ動画という、やはり広く一般的とは言い難いサイトですし。
(YouTubeにも結構転載されてはいますが)
しかしVocaloidという商品は、もちろんそれ自体が画期的な技術であることは間違いないですが、それ以上にキャラクター設定を持ったことがアマチュアの音楽活動を活性化させる場面を劇的に拡げたとも言えます。
たとえば無名の一個人もしくはバンドがオリジナル曲を作った場合、それを他人に耳にしてもらうには相当な労力を必要とします。(たぶん)
そこへ初音ミクなりKAITOなり、ボーカロイドのキャラクター名を冠すれば、その時点でメジャーなボーカリストを迎えたも同然。
とりあえず興味を持って聴いてみてもらえる可能性が俄然高まり、作者自身の知名度よりも曲や詞そのものが評価される機会がぐんと増えるというわけです。
もっとも初音ミクの声質はいささか高音寄りなのとやや人工的な印象で、いまひとつ普遍性がないように感じていたのですが、先日聴いたMegpoidの表現力には驚かされました。
(これはカバー曲ですが)
打ち込みでこれほど自然な感じに歌わせられるのなら、楽器からボーカルまで普通にDTMで完結してしまいます。
男性ボーカルですとGackpoidのこれ。
(音源提供者がGACKTなので、本記事で引き合いに出すにはやや趣旨がズレますが…
ソフトでこれだけ表現できるという意味で載せてみました)
自然さの点ではこちらもすごいと思います。
こうなると、そもそも"アーティスト"の歌唱力よりもキャラクター性に重きを置いてきた日本の歌謡界は、一体「生身の人間である」点以外の何をもってボーカロイド達と差別化を図っていけるのでしょうか…
(というかそこにしか活路を見出せない気が…)
(MSNミュージックニュース)
まあ、2ちゃんを見ていて知ったわけですが。
今どきオリコンといってももはや何の神通力もないような気もするものの、今回のようなケースはやはり日本の歌謡界が重要な転換期を迎えている証し(?)ということなのでしょう。
初音ミクといえば言わずと知れたPC用ボーカル音源ソフトなわけで、ただしバーチャルアイドル的なキャラクターを設定して発売されたことから、マスコミでは妙にヲタク商品的な色彩を帯びて紹介されてきたりしました。
そして盛り上がっている場もニコニコ動画という、やはり広く一般的とは言い難いサイトですし。
(YouTubeにも結構転載されてはいますが)
しかしVocaloidという商品は、もちろんそれ自体が画期的な技術であることは間違いないですが、それ以上にキャラクター設定を持ったことがアマチュアの音楽活動を活性化させる場面を劇的に拡げたとも言えます。
たとえば無名の一個人もしくはバンドがオリジナル曲を作った場合、それを他人に耳にしてもらうには相当な労力を必要とします。(たぶん)
そこへ初音ミクなりKAITOなり、ボーカロイドのキャラクター名を冠すれば、その時点でメジャーなボーカリストを迎えたも同然。
とりあえず興味を持って聴いてみてもらえる可能性が俄然高まり、作者自身の知名度よりも曲や詞そのものが評価される機会がぐんと増えるというわけです。
もっとも初音ミクの声質はいささか高音寄りなのとやや人工的な印象で、いまひとつ普遍性がないように感じていたのですが、先日聴いたMegpoidの表現力には驚かされました。
(これはカバー曲ですが)
打ち込みでこれほど自然な感じに歌わせられるのなら、楽器からボーカルまで普通にDTMで完結してしまいます。
男性ボーカルですとGackpoidのこれ。
(音源提供者がGACKTなので、本記事で引き合いに出すにはやや趣旨がズレますが…
ソフトでこれだけ表現できるという意味で載せてみました)
自然さの点ではこちらもすごいと思います。
こうなると、そもそも"アーティスト"の歌唱力よりもキャラクター性に重きを置いてきた日本の歌謡界は、一体「生身の人間である」点以外の何をもってボーカロイド達と差別化を図っていけるのでしょうか…
(というかそこにしか活路を見出せない気が…)