エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

特に意味はありませんが…

2006-08-24 | 大田区
久々に実家に行った時に発見したので載せてみます。


まずは在りし日の内外無線の包装紙。
「内外無線オーディオ館」があるので大昔というわけでもないですが、局番が3ケタですからそれなりの頃のものでしょう。

描かれている家電製品が当時からレトロチックだったので何となく保管してあったもの。




もう一発。
こちらもすでに今はない、大森トーイの包装紙。
今みると家紋を配した意匠が古風で、全然プラモ屋さんという雰囲気ではないですね。

コメント (3)
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ピザボックス筐体の件

2006-08-23 | PC・小物
PowerMac6100。
Centris610に始まったというこの筐体には、実はそれほど魅力を感じておりませんでした。
何しろ当時、Macといったら一体型との認識が強くあったので…
(という割には8100など使ってましたが)

しかしこの6100、CRTモニタを上に乗せるとよく調和しますね。
見れば見るほどパソコンパソコンしていない、面白い形状です。


もっとも液晶モニタが主流となった現在では、本体は設置面積を減らすため縦置きするのが普通。
従ってこういう「横置きの薄型」デザインは多分、もう出てこないのでしょう。
そういう意味では歴史に残る貴重なデザインなのかも知れません。



今なら、上に乗せるのはインクジェットプリンタぐらいしかなさそう。

実際、自分は最初プリンタを乗せました。
というのも、昔の雑誌とかで、このピザボックス筐体の強度が取りざたされていたんですね。

上に重いディスプレイを乗せると天板がたわむぞ、と。

確かに見た目にいかにもヤワそうで、さすがにおよそ20kgの物体(CRT)を乗せるのははばかられます。
それで一応の配慮をしてみたわけです。



ですが、そのヤワな蓋を開けて中身をよーく見てみるとですね。



手前側はCD-ROMドライブ両側に隔壁があり、これが天板を支えているようです。
そして後方は、つっかい棒と電源箱が荷重を受け止める役目を担っているようです。

特に手前の隔壁は上から押してみても結構強固で、明らかに上に重量物を乗せても耐えられるように設計されている…と思えます。

そんなわけで思い切って乗せてみたのがこの写真。



アップル16インチディスプレイでは、うまい具合に前足が隔壁のあたりに、後足がつっかい棒のあたりに行くようになっています。
あるいは純正ならではの配慮なのでしょうか。
(写真では遠近感が出過ぎていて前足のゴムがかなり内寄りに見えますが、実際は左右それぞれゴム1個分くらい外側に離れている感じです)


これでしばらく使っていますが、筐体自体特にたわむ様子もなく問題ないようです。
もし異変が起きたら改めてご報告します(!)
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6100/G3雇用計画(後編)

2006-08-21 | PC・小物
無事稼動し始めた6100。

まあいくらキビキビ、サクサクと言っても冷静に見たらやっぱり遅いんですけどね。
職場の500MHz級機+W2Kの方がフットワークははるかに良い。

でも8100/100の(今となっては)気を失いそうな遅さに比べれば、6100/G3-240はどうにか実用域に足を踏み入れています。
当初想定していたweb閲覧程度の軽い用途としては、現状何とか役に立っています。



使い始めて早々に悩まされたのが旧Mac名物のフリーズでした。
メモリが少なめのせいか、複数のアプリ起動とかIEでもウィンドウを2つ3つ開くとすぐ固まります。
それでなくとも何かの拍子にカーソルが動かなくなる。
そしてweb閲覧用と言いながら、GyaOなんかはアクセスしただけで確実に死にます。
つまり動画はまず不可ということ。

旧Macとしては定番の(もう忘れていた)アプリ毎のメモリ割り当てやら、ディスクキャッシュの制限やら、あれこれ設定をいじっていたらようやくそこそこ安定してきましたが。
(そこそこ、というのは少なくとも1~2時間は死なない、という意味)
しかし相変わらず動画はほとんどダメです。
そういう分野を避けた上での「実用域」です。
(それって結局…)



ところで旧機種使い回しの利点は、やはり周辺機器を無駄にせずに済むことでしょう。
昔のシャープJX-250M3なんていうフラットベッドスキャナを、なおもしつこく使い続けられる。
まあWin用の新品を買っても1万円もしませんが…
(ジャンクなら数百円だ)
でも使用頻度の少ないものは、たとえ安価でもわざわざ買うのは勿体ない気がして。

Macでスキャンした画像は、OS9標準の「Web共有」機能でもってWin機に送れる。
ファイルをWin機に送る手段があるということは、Mac側のMOやFDドライブもそのまま生かせるということで。
(実はうちのWinにはFDDがありません)


こうして書いているとなんだかとてもケチ臭い気分になってきますが、実際そういう性分なのだからまあ仕方ない。
そもそも使われなくなって残っていたものをまた使おうという動機自体がケチなんだから…
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PM8100/100、転じて6100/G3雇用計画

2006-08-14 | PC・小物
さて。

そもそも部品取りに入手した6100/66+2GBHDD+72MBRAM+G3/240+AVカード機。
バックアップ電池が駄目になっていたせいか、なかなか起動せず、ようやっと起動してもG3機能拡張のところでフリーズ。
やっぱこりゃ部品取りだわ、という扱いで終わるはずだったのです。


それが8100再雇用計画がコケてしまったために突如、6100を生かす方向で検討を始めたわけです。

…8100にG3カードを差してみたいのはやまやまなのですが、それにはVCカードを追い出さねばならず、そうすると今時256色(16インチモニタ)でネットを見るのも嫌だし、それを避けるにはG3カード→VCカードの接続アダプタか、Nubus用のビデオカードを新たに買わねばなりません。
そんな事をしてたら、そもそも安易に手持ち機器を生かすはずの再雇用計画がどんどん本来の趣旨から外れていきますので…


で、とにかく6100の正常起動に力を注いでみることにします。
例によってネットで調べると、6100というのは結構人気があるらしく事例に事欠きません。
それで得た情報(Vintage Computer様のBBS)によれば、6100/66に初期型SonnetG3(症状からするとうちのはそうらしい)とAVカードの相性は良くないらしく、VCカードなら大丈夫らしい。
早速8100からVCカードを引っこ抜いて交換。

この場合、AVカードよりVCカードの方が若干長いためHDDと干渉してしまうといいます。
しかしそれも「いつまでも Power Macintosh 6100」様が紹介されていた手法(HDD取り付けを若干ずらす)によりクリア可能。

これだけ情報が十分にあると、ほとんど何も自分で考える必要がありません。


そんなこんなで電源投入すると、今度は「Sonnet」のアニメーションが登場、デスクトップ表示まで無事たどりつきました。


とりあえず動かしてみたら、いや~速い速い。
素の8100/100とは雲泥の差。
昔の日経MACで「6100/60にG3/240を載せるとベンチで約8倍速くなる」とかいう記事がありましたが、確かに実感できます。
webブラウザ(IE5.17)もそこそこキビキビ動くし、お絵かきソフト(Photoshop3.05J)もサクサク。

嬉しさのあまり8100のバックアップデータを全部入れ、ささっと本番機に任命してしまいました。

メモリが72MBしかないのは少々悲しいですが、これも初心忘るるべからず?であえて仮想メモリONで対応することにします。
(つづく)
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男は黙ってクールポコ

2006-08-13 | TV・音楽
昨晩の日テレ「エンタの神様」で久々に見られた「クールポコ」。
二人組の男が臼と杵を持って現れ、
「もてようとして……している男がいるんですよぉ」
「なぁ~にぃぃ?? 男は黙って……」
と餅をつきながら男のあるべき姿を主張するというパターンのコント。

そのアナクロニズム(をまた絶妙に踏み外している)がおかしい。
ネタはここで文章で書くよりも実際に見た方がはるかにおかしいので書きませんが、検索してみるとけっこう無料動画が見られるようです。

ちょっと前に出てきた時ツボにハマったのですがコンビ名を忘れてどうにもできず、このたびやっと判明して良かった良かったという次第。
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100ドルPCの問題点

2006-08-12 | 思考


100ドルPCというのが少し前から計画されているようです。
超低消費電力、そして何よりも発展途上国の子供達の学習に寄与するという美しいコンセプト。




しかし…
一方では以前書いたパソコンの無料回収業者なんかが、その発展途上国に中古PCを輸出しているわけです。


発展途上国の人々はモノを非常に大事にし、とことん使い倒します(このあたり、かなり想像を含んでますが)。

家電製品など直して使うのが当たり前だし、曲がったクギすらまっすぐにして売る(!)し、鍋は子供がアルミ板を切り出して作ったりしてます。
(いろんな国の断片的な情報を適当にくっつけてるなぁ)

そんな彼らにとっては専用PCをいきなり寄付されるより、中古PCを安く仕入れて修理・流通させる方が、その生活スタイルからしてよほど自然なのではないでしょうか。

中古PCならきっと本当に最後の最後まで使い尽くして、その上で最終的には何かの原料としてさらに再利用してくれるでしょう。
これが本当のリサイクル。
日本のリサイクル法なんぞ糞食らえ、てなもんです。


ところが中古PCリサイクル方式の欠点は、製造企業や国家にメリットが全くないことですね。
企業にとっては新製品が売れず、国家にとっては税金が入らない。

この点、100ドルPCというのは、発電機能やボランティア精神によって一見エコロジカルかつ慈愛に溢れた企画に見えながら、実は優れて資本主義的な思想の枠内にしっかり収まっているわけです。


それより何より、子供の学習道具としてノート型を持たせる、という点がまず危ないのでは。
貧しさに負けて売り飛ばされたりしないのか。
個人に持たせるよりも学校にまとめて置く方が、習熟の点でもネットワーク構築の点でもはるかに合理的。

そもそも寄付されたPCが本当に目的とする人々の元へ届くのかどうかも疑わしいのだし。
(それを言ったら元も子もないか…)
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真夏の夜もさだまさし

2006-08-05 | TV・音楽
昨夜NHK総合でやっていた「真夏の夜もさだまさし」
だらだらチャンネルを回してたら偶然見かけて、そのまま見入ってしまいました。
要はラジオ番組をテレビでやってしまうという体裁で、今となってはとりたてて珍しいというわけではありません。
まあNHKがよーやるなという感想はすぐ出てきますが。
とはいっても最近のNHKはずいぶんやわらかくなってますから、それとて驚くほどではありません。

でも昔ちょっと文化放送の「セイ!ヤング」を耳にした者にとっては、この雰囲気はとても心地よかったのではないでしょうか。
リスナーからのハガキを読むだけ、ではありますが、それは慣れ親しんだパーソナリティあっての面白さなわけで。
同じ内容のハガキでも読み手によって全く違うものになりますもんね。

NHKのラジオは「ラジオ深夜便」が中高年を中心に大当たりしましたが、テレビでもこの手の企画、なかなかいいんじゃないかと。
バラエティも底が尽きかけてきた今日この頃、たとえ内容は目新しくなくてもNHKがやるのなら、中年向け癒し番組として立派に成立し得ますよ。
ぜひ定期化して、日替わりで懐かしのパーソナリティを寄せ集めてやってみて欲しい。
(ラジオでの復活も悪くないけど、今やるならテレビの方がかえって面白さが出る気がします)


てなわけで、久々にゆったりした気持ちになれました。感謝。
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