歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

大臣失言・安倍首相の謝罪は真摯で、誠実

2017-04-27 00:43:26 | 産経ニュースから記事を拾う

 

  安倍晋三首相に辞表を提出後、報道陣を前に謝罪する今村雅弘復興相=26日午前、首相官邸(桐原正道撮影)

安倍晋三首相に辞表を提出後、報道陣を前に謝罪する今村雅弘復興相=26日午前、首相官邸(桐原正道撮影)

  

  安倍政権のアラ探しに、血眼になっているメディアや民進党以下野党四党は、普段なら聞き逃してしまうような一言に飛びついて、ソレっとばかりに、攻撃の材料にしようとしてきましたが、安倍首相の即断と真摯な謝罪と決意によって、一件落着とはなりました。

  ここに、ブログ『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』の冒頭に次のような記事が載っていますが、本当に聞きたい話は、この話ではなかったでしょうか。・・・・

  ◆・・・・安倍首相は一度は機会を与えるのですが、その与えられたで余計な事を言って足を引っ張って今村大臣が辞任しました。
  安倍首相が一緒に東北に謝罪に行ってくれたばかりでこれはもう
どうやってもフォローできない話です。
  西川公也、鶴保庸介、今村雅弘と、二階派からの起用はどれもこれもハズレばかりで、派閥拡大のためにダボハゼ状態になっている、二階派はなんというか本当にひどいのしかいないように思います。

   

  ・・・親中派で本当は安倍首相とは合わないはずの二階俊博氏が、今幹事長です。そこが自民党という党の抱える最大の弱点かも知れませんが、党を纏める為の、苦肉の策かもしれません。

  自民党には二階派という派閥があります。非常に面倒見のいい派閥だという評判です。二階氏は江沢民の銅像を自分の選挙区にいくつか建てようとした人物で、チャイナとの間に太いパイプがあると聞きますが、自民党の中のリベラルな連中の拠り所でもあります。

  自民党も様々な考えを持つより集まりであることには、人間集団の世の常ですが、安倍晋三という強力なリーダーの前に、今は表立って逆らえない状況ですし、それ自体が自民党の躍進の基にもなっています。皆それを知っていますから、一枚岩に見えるだけです。

   

  しかし、二階派から推された今村雅弘という人物は、大臣待望組のベテラン議員だったのでしょうが、お粗末で失敗しました。しかし安倍首相の国民に対する謝罪は、まさに見事の一言でした。ここまできちんと謝った安倍政権に抗議すると、支持率を下げるでしょう。

  ここで民進党はじめ野党が騒げば、ブーメランがまた帰ってきますが、頭が悪いというのか全く懲りない連中で、もっと大変な事態が迫っているのに、自分たちの事しか頭にないのでしょうか。東北復興を願うのは、与党、野党変わりはない筈です

 

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 産経ニュース・平成29年4月26日 付

【復興相辞任】
「決して許せない」安倍晋三首相、怒り心頭 早期決着も問われる任命責任

  今村雅弘復興相の辞任が事実上決まったのは、今村氏が25日夜、自民党二階派のパーティーでの講演で失言した直後だった。

  「首相として、おわびをさせていただきたい」

  復興相の辞任について、記者の質問に答える安倍晋三首相=26日午前、首相官邸(桐原正道撮影)

 

 復興相の辞任について、記者の質問に答える安倍晋三首相=26日午前、首相官邸(桐原正道撮影)


  安倍晋三首相は同じパーティーのあいさつ冒頭で、今村氏の発言に不快感を示すと同時に東北の人々に即座に謝罪した。これは、今村氏をもうかばうつもりはないとの意思表示だった。

  「今回はアウトだった。被災者にとって、決して許せない言葉だった」

  今村氏の後任に、吉野正芳・衆院東日本大震災復興特別委員長を選び、事態の早期決着を図った後の同日深夜、安倍首相は周囲にこう語った。

  もともと安倍首相は、平成24年12月の第2次安倍内閣発足時の記者会見では次のように述べ、激烈な被害を受けた被災地の復旧・復興に全力を尽くす覚悟を表明していた。

  「閣僚全員が復興相であるという意識を共有し、(被災地再生に)あらゆる政策を総動員する」

  にもかかわらず、肝心要の復興相当人が内閣の方針を理解していないかのような失言をしたのだから、怒り心頭だったのだ。

  安倍首相自身、一議員として雌伏中だった震災発生直後の23年3月中から、自費で救援物資を集めて自らトラックで福島県や宮城県、岩手県と幾度も被災地をめぐり、膝詰めで被災者の話を聞き、その要望の実現を図ってきた。

  それだけに、安倍首相は今村氏が今月4日の記者会見で、福島第1原子力発電所事故の自主避難問題でフリー記者の執拗(しつよう)な質問に感情的となり、「二度と来ないでください」「うるさい」などと発言をしたことにも、周囲にこんな不満を漏らしている。

  「挑発に見事に乗ってしまった。もっとうまくいなさなきゃダメだ」

  ただ、いかに今村氏の失言が安倍首相の真意とは異なろうと、復興相に任命した責任は首相にあり、野党は当然そこを攻めてくる。安倍内閣への大きな打撃となったことは間違いない。

  安倍内閣の復興相では、今村氏の前任の高木毅前復興相も女性の下着にかかわる週刊誌報道で野党の追及を受けた。また、務台俊介元内閣府・復興政務官は豪雨被害視察の際に職員におんぶされて水たまりを渡ったことが批判された。

   

  これで吉野氏が再び舌禍事件を起こすようだと、安倍内閣の復興に対する姿勢そのものに疑心が向けられかねない。内閣は正念場を迎えた。(阿比留瑠比)

 

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  あまりに安倍政権の支持率が良いのを、自民党は少し謙虚さに欠けるきらいがあります。野党の下手な戦いのまずさに野党が勝手に自滅しているのを勘定に入れなければなりません。自民党にとって一番怖いのは安倍チルドレンと言われる一年生議員です。

  政治の社会も一種の業界のようなものになり、日本の将来や、日本の国益などより、職業としての政治家を願っている人々もいて、此れだけの立派な国にふさわしくない考えの人も混じってきました。

  いま自民党の中に安倍首相を正当に評価している議員はどのくらいいるのでしょうか。戦後体制からの脱却、憲法改正に対して、賛同して自民党に入った証拠をどんどん示してもらいたい気がします。

  少なくとも日本を愛する、日本の先人に対しての感謝と、日本の国益を第一に考える議員が多くなってもらいたいと思っています。次の選挙でも国民はそれを見守っているはずです。


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