歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

「日本人が悪い」は、朝日史観の大事な柱

2017-11-11 13:05:04 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

      

  

  いま威勢のいい上念司氏が、韓国の大統領は過激派のリーダーみたいなのが大統領に成って仕舞った。本当はあんな奴選ぶべきでなかったが、北朝鮮ブームが韓国に起こっているという不思議な現象とともに、韓国自身が病んでいるみたいです。そんな中、

    

  高山正之氏の天敵、朝日新聞は高山氏個人の天敵だけに留まらず、この日本国にとっても許されざるべき憎くき、存在であり、日本の為に成らないことを精力的に、やることが彼らの正義感にかなっているかの如く、疑っている素地さえありません。

  純粋な正義感を革命家は煽てて散らせます。朝日新聞社の多くの記者たちは、それなりに正義感に燃えてやって居るかも知れませんが、今まで戦後の経緯を大きく俯瞰すると、全てのやることが一つの目的に集約されます。

  朝日が流したフェイクニュースは、どれも軽いなんてモノではありません。日本を潰す。日本を壊す。日本という長い歴史を持った国を、抹殺してしまうと言う、およそ信じられない目的を秘めているように感じます。

    

  南京大虐殺の捏造記事は、どのような意図をもって、日本人として誇れる仕事でしょうか。もし本当の事なら日本人も甘んじてその責任を取らなければなりませんが、こんな嘘を日本人が日本人に向けて流すというような行為があり得るでしょうか。

  強制連行従軍慰安婦。名前を聞いただけで吐き気がします。良くもこんな白々しいフェイクニュースを創り上げるのに、大学教授や弁護士を動員して朝日新聞がでっち上げました。一体こんな事をして誰が、何処が得をするのか。元はフェイクニュースなのですから。

   

 このフェイクニュースだけではなく、朝日新聞社本社内には

   ●新亜通信社韓国通信社)●朝鮮通信社北朝鮮朝鮮中央通信の日本総代理店)●中国通信社中国新華社の日本総代理店)などが、同じ社屋に入っています。もちろん欧米の主要紙も 支社を置いていますが、特定アジアは日本の敵対国とも言える存在です。

 日本の為に成らない事には一生懸命報道します。森友事件で、朝日にとって危険な人物安倍首相を潰そうとしましたが、籠池氏の詐欺行為がバレてしまいました。すかさず加計問題をスクープの形でぶち込んできました。実にやり方がえげつない。

   

  このフェイクニュースが何処まで安倍首相を追い詰めるか、何でもありの卑劣な手段ですが、社是に沿っての手段ですから、まだまだ、アホな野党を使って、ネチネチ絡むつもりでしょうが、世論はそれをもう許さない所にまで来ています。

 

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  月刊雑誌『正論』平成29年・12月号より

   

  【 折 説 の 記 】  中巻  高山 正之

 「日本人が悪い」は、朝日史観の大事な柱

 

  朝日新聞の話を続ける。この新聞は憲法9条があるから日本人は戦後70年間、何事もなく平和に暮らしてかられたといった。

  これは大嘘だ。その憲法が施工された時期でさえ調達庁調べで2536人が米兵に殺された。

  その後も韓国が李ラインを敷いて日本領土の竹島を取り、日本人漁師員4人を殺し、328隻の漁船を勝手に押収し、4000人を抑留した。人名も財産も自由も奪われて、何もできなかった。

     

  北方でも同じ。ロシア人は日本漁船300隻を拿捕して、自分たちの漁民に分配した。

  海の盗賊だ。漁船員は抑留され、4年間も苦役に使われ、送還時期が来ると別の漁船と漁船員が拿捕された。つい10年前には密猟を口実に漁船員が射殺され、船は取られ、船長は抑留され罰金250万円を強要された。アリババが相手した40人の盗賊よりたちが悪い。

  そして何より北朝鮮の拉致がある。横田めぐみさんは13歳で拉致された。政府は17人が攫われたことは確認しているが、北朝鮮が認めない拉致被害者はこのほかに100人以上も居るのはその家族が知っている。

    

  9条の会とか言う連中は横田夫妻の前で、李ラインで殺された家族の前で、日本はずっと平和だったと言いきれるのか。

  なぜこんな無法を韓国人やロシア人ごときに許してきたのか。朝日はそれに答えられるのか。

  米国は「日本を4つの島に閉じ込めて滅ぼす」(F・ルーズベルト)からと、日本人のせいで植民地を失った欧州諸国に約束した。だから日本人が支那朝鮮あたりに虐められても、もっとやれと放っていた。

    

  横田夫妻がめぐみさんの話を伝えても、クリントンもブッシュもオバマも聞き流した。9条の会とそっくり同じ対応だった。

  しかし品のない習近平が大国風を吹かせ、北朝鮮がミサイルを撃ちだすと空気が少し変わってきた。トランプは初めてめぐみさんの話を真剣に聞いた。

    横田めぐみさんの母早紀江さん(右から2人目)ら拉致被害者の家族と面会するトランプ米大統領(左から2人目)=東京都港区の迎賓館で2017年11月6日、首相官邸のツイッターより

  国連総会で彼は「日本人の可愛い13歳の少女が拉致された」と世界に訴えた。横田早紀江さんが「風が吹いた」と感謝した。

  この一言は「滅ぼすはずの日本」の立ち位置がハッキリ変わったことを示している。戦後70年で初めての大変革と言ってもいい。そこまで把握できなくとも、これが大きなニュースと直感した新聞は、トランプの言葉を9月20日付の紙面で大書した。

  産経新聞も読売新聞も日経も大きく扱った。ただ、朝日は違った。同じ日付の一面本記は扱いも小さく見出しに「めぐみさん」は無かった。この新聞はおよそめぐみさんを報じることに昔からためらいがあった。

  90年代なかば、めぐみさん拉致が公の事実となったとき「拉致問題など障害は多いが、日朝正常化の方が大事」(99年)と書いた。

  5人の拉致被害者が日本に帰り、彼らの口からめぐみさんが語られると「拉致問題を口実に正常化交渉の窓口を閉ざすべきではない」(02年)と息まいた。

    

  その理由は「朝鮮の植民地支配に対する謝罪」という。何より戦後史観が大事で、悪い日本人が拉致されようが気にもしない。今度の北朝鮮の核暴走も「日本人は危機感を煽るな」と論じ、斬首作戦は不可。話せば分かると対話を求める。

  では、どんな対話が過去にあったのか。拉致被害者が帰ってきた02年8月の日朝赤十字会談を朝日はこう報じた。日本側が他の拉致被害者を質すと「北朝鮮側は突っぱねた。

  しかし以前の会談で田口八重子の名を出した途端、席を蹴立てて決裂したような敵対的雰囲気はなかった」と。一体どこまで日本はへりくだれと言うのか。

 

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  朝日新聞の社是です。「安倍晋三を潰す」「日本人は昔から悪い奴らだった」「チャイナやコリアンの悪口は差別だ」「チャイナやコリアンが日本の悪口を言ってもそれは差別ではない、事実だからである」。言っておきますが一応日本の新聞社なのです。

   

  しかもどういう訳か、昔から知識人と称する人々は、この新聞以外を二流と見なし、眉毛をひそめ難しげな顔で読むのです。

  悲しいことにメディアと言う宿命なのでしょうか、アメリカもイギリスもチャイナも、朝日新聞が日本を代表していると勘違いしていて、未だにその誤りを正そうとしません。

     

  外国の事情がそうですから、朝日新聞社の多くの記者は正義感に燃えて朝日の社是に従って、相変わらずトンチンカンナ記事を書きまくっているのです。栄光アル朝日新聞社の伝統ですから、全然気にしません。○○は隣の火事より怖いという諺どおりです。


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1 コメント

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はじめまして (robita)
2017-11-12 09:21:02
「日本が悪い」と言い続ける朝日新聞を購読する人はまだまだいますね。困ったものです。

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