主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

香川県高松市で研修会

2014-10-19 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
青少年のインターネット安全利用の啓発活動は、行政主導で講師を養成し、学校等に派遣している自治体が多くあります。

香川県も平成21年より「インターネット有害情報対策事業」として保護者を対象に「さぬきっ子安全安心ネット指導員」を組織し、活動されているとのことで、このたび指導員の皆様を対象としたスキルアップ学習会の講師として、声をかけていただきました。



まずは、イーランチの活動紹介。
続いて、通常イーランチで保護者向けに実施している講演を聞いていただきました。
地域が違っても、子どもたちのネット利用の課題に大きな差はありません。
違いがあるとすれば、その表現方法だったりアプローチ方法ではないでしょうか。
イーランチが通常行っている母親目線を大切にした講演を聞いていいただくことで、何かしら参考にしていただけるところがあれば嬉しいです。



午後に入って、親子のコミュニケーション演習に取り組んでいただきました。
はじめてみると、そこは「指導員さん」だけあって、演習もとても滑らかで非常にお上手。
親役になって子どもに語りかける言葉はとても深く、さすがです。
さまざまな課題のある子どものネット利用ですが、家庭でできる対策の根幹には、やはり親子のコミュニケーションがあります。
子どもを慈しみ、愛しているという親の気持ちを、子どもにいつも伝え続けていれば、ネットの問題のみならず、解決できることはもっとあるはずだと思うのです。



続いて、昨年度、文科省の委託事業として実施した「ネット依存を考える中学生ワークショップ」のプログラムを体験していただきました。
これは、大人がやっても、とても気付きの多いワークショップです。
人によって「ネット依存」に対する感じ方が、こんなにも違うということで「これじゃ、まだ自分をコントロールできない子どもたちがもめるのは当然。」という声も出ました。
まずは「違い」を知ることが、第一歩なのですよね。



ワークショップの成果をグループ別に発表していただいているところです。
指導員さんたちの発表、堂々としていてわかりやすく、本当にお上手!!



その後、中学生が考えた「ネット依存度チェックアプリ」を、体験していただきました。
「きゃ~、私○点だってー。」
「中学生に”もっと家庭での時間を作りましょう”ってアドバイスされちゃった~。」など、非常に盛り上がりました。

午前、午後、合わせて5時間という、長時間にわたる研修にもかかわらず、終わってみればあっという間。
演習やワークショップでは、話が大変深いところにまで及び、私も新しい視点をいただくなど学ばせていただきました。
ご参加いただいた「さぬきっ子安全安心ネット指導員」の皆様、本当にありがとうございました。



ところで今回の研修会場は、高松駅から直結の「高松シンボルタワー」の中にある「e-とぴあ・かがわ」という施設の一室。
大変眺めも良く、すばらしいデザインの建物でした。



そして香川県といえばもちろん「讃岐うどん」。
1泊2日の間に、2回、おうどんをいただきました。
聞きしに勝るおいしさは、さすが本場でした。



四国に渡ったのは、初めてだったので、少しだけでも高松の良さを見たいと、研修前に「高松市立玉藻公園 史跡高松城跡」へ行きました。



さわやかな秋晴れの下、手入れの行き届いた立派な公園を散策していると気持ちも晴ればれ。



帰途、高松駅から岡山駅へ向かうマリンライナーは、瀬戸大橋を渡ります。
ちょうど日没の時間帯だったので、瀬戸内海に沈む夕陽をみることができました。
頭の中では ♪瀬戸は日暮れて 夕波小波~♪ の歌がリフレイン(笑)
遠方への出張研修をがんばったご褒美でしょうか、本当に美しい風景でした。

今回、研修の講師にと声をかけていただいた香川県教育委員会事務局のM様、研修からランチタイムまでお付き合いいただき、駅まで送って下さったダンディなA様、そして、今日の日まで細かに打ち合わせをして下さり、研修中も細やかなご配慮をいただいたO様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

香川県、とてもいいところですね。機会があればまた訪れたいです。
ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿