毎年若葉の美しいこの時期に行われる「聖光学院 吹奏楽部定期演奏会」に今年も行ってきました。
先日の島田交響吹奏楽団の演奏会を聞いたばかりだけれど、こんな風に身近で生の演奏が楽しめる機会って、春には結構あるものですね。
テレビやCDと違って、コンサート会場に足を運んで生の音を聴くというのは、心を豊かにしてくれるような気がします。嬉しい限りです。
さて、今日は男子校の中高生による演奏。
”若々しく一生懸命”っていう雰囲気ならどこにも負けないって感じがビンビン伝わってきます。
第1部では、昨年亡くなったピエールロバート初代校長先生への追悼の意が込められた「主よ、人の望みの喜びよ」が良かったな。バッハらしい重厚感が心迫るものがありました。
第2部は楽しいポピュラーな選曲。
特にジャズのスタンダードナンバー「シング・シング・シング」では思わずノリノリ♪
そして毎年の事ながら、最後はこの演奏会で引退する高3生代表の涙・涙のごあいさつ。
今日を境に、5年間打ち込んできた楽器を触る事もなくなってしまうんでしょう。
これから受験一色に染まる高3生活。そして部活へのピリオド。
私自身、部活に明け暮れた高校生活だったので、その思い出とだぶって思わずもらい泣きしちゃうんです。毎年・・・。
すてきな音楽と、青春の1ページを垣間見せてくれるこのコンサートはなんともいえない魅力を持っています。
きっと来年の新緑の季節には、また足を運んでいる事でしょう。
聖光学院吹奏楽部の皆さん、お疲れさまでした。