主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

笑った!考えた!作った!「ゲームやスマホのルール」

2015-02-23 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
小学生の親子を対象としたゲームやスマホのルールを考えるセミナーが、午前の部・午後の部の2回、静岡市葵生涯学習センターで開催されました。



まずは20分ほどのミニセミナーで、子どもたちのネット利用の現状とフィルタリングの説明などを。



次に「おやこであそぼうサイコロゲーム」で、ゲーム機やスマホとの付き合い方を考えます。
とにかくこれが小学生には大人気!
各チームから笑い声や拍手が起きながら、要所要所ではきちんとルールについて考えます。



さらに親子で「ゲームをしてはいけない場面」を○×クイズで考えます。
親子で○や×が一致すれば、それはそのままルールとなりますし、そもそも意見が一致してればルール化する必要のない項目ともいえます。
問題なのは、親子の意見が分かれたとき。

「雨のときは?」

「旅行のときは?」

このあたりが、考え方にずれの起きやすい項目なのですが、ここが話し合いのポイントになります。
それぞれの意見をきちんと出し合い、どちらかに同意するのか、折衷案にするのかをしっかり話し合いました。



そして最後には○×クイズを踏まえて、子どもたち自身が考え、自分で決めたルールをシートに書き込んで、今日のおみやげ(成果)となりました。
お母さんが作ったルールは、「お母さんのルール」であって「自分のルール」じゃない。自分で考え、自分で宣言したルールは、守らなくちゃいけないのですよね。



今回集まって下さった親子は、小学校1年生から6年生までと年齢幅が広くなりましたが、低学年親子にはサイコロゲームで楽しんでいただき、高学年親子には、ぶつかりあいながらもルールを考える機会を提供することができました。

参加者数は決して多くはありませんでしたが、価値ある時間だったと思いますし、(自画自賛ではありますが)90分を3部構成にした今回のプログラムはなかなか良かったと思います。

尚、こちらの事業は静岡市青少年育成課と葵生涯学習センターとの共催事業でした。
子どもの安全なネット利用について、様々な立場の方が関わって下さるのは、本当にありがたいです。

この講座は3月7日(土)、清水ま・あ・るでも開催されますので、関心のある方はぜひお申込み下さいませ。

 ◆ ま・あ・るイベント・講座情報
   「親子でつくろう ゲームやスマホのルール」

楽しかった!熊本旅行記

2015-02-13 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
現在、イーランチは「スマホのある子育てを考えよう」セミナーを、全国20ヶ所で展開中です。
もちろん出張ではありますが、楽しかった先日の熊本出張を振り返ってみたいと思います。

夜明けの富士山静岡空港です。7:45発で福岡を目指します。
飛行機って、何度乗ってもワクワクしますね~。



早朝便のFDAでは、クロワッサンとドリンクのサービスがありました。
空の上では、パンがパンパン!(笑)



福岡空港から地下鉄で博多へ移動。そしていよいよ、九州新幹線の初乗りです。
これがまぁ、すばらしい車両で大感激!
普通座席が、2×2のゆとり空間の上、クッションはグリーン車並み~\(^o^)/

ず~っと乗っていたいほど、居心地のいい空間だったのに、博多から熊本までわずか30分なのですね。
ちなみに博多から鹿児島だって1時間半ほどだそうです。
早過ぎ~、九州新幹線。



熊本といえば、なんといってもゆるキャラキングのくまモンです!
とりあえず駅長コスプレのくまモンとツーショット。
(最近、くまさんとのツーショットが多くなってきました♪)



そしてさらに、ちょうど熊本駅が妖怪ジャックされていて、構内には毛馬本駅(けまもとえき)まで建てられていました。
子どもたちのみならず、大人も駅に入ってみたり写真を撮ったり楽しんでいます。
くまモンのヒットといい、熊本県はプロモーションがお上手ですねぇ。



さて今回のセミナー会場は、真新しい貸会議室「コ・ワーキングスペース 未来会議室」
日本一の長さという賑やかなアーケード街からすぐそばでした。

セミナーの詳しい様子はこちらからどうぞ



セミナーが終わって街中を歩いていると、巨大なくまモン発見!!
「お~!」と歓声をあげながら写真を撮りまくる私たち。
このビルは、熊本信用金庫の建物だそうで、熊本城(←今回は行けなかった)のすぐそばでした。
観光客へのサービス精神を感じます。



夜は、今回のセミナー開催にあたって大変お世話になったK先生を囲んで、ママそらさんたちとの情報交換会となりました。
熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン「九曜杏(くようあん)」のビュッフェは、本格的な中華料理が中心で、メニューも豊富!
メッチャおいしかったです。
お話も弾んで楽しいひとときとなりました。



着陸間近の飛行機からは、地図のとおりの御前崎が見えます。

終わってみればあっという間の2日間でしたけれど、学びの多いとても有意義な出張でした。
今回のセミナーに関わって下さったすべての皆様に感謝の思いと共に、お茶畑の中の空港に降り立ちました。

熊本でセミナー実施しました

2015-02-13 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
熊本県でのセミナーにお声掛けいただいた「ママそら☆くまもと」さんは、ママの輝きから明るい未来を創造する全国組織のプロジェクト「ママそら」の熊本支部です。
今回のご縁でその存在を初めて知ったわけですが、ママそらさんの想いは、イーランチ設立当初の想いと重なるところが多々あり、とても楽しみなセミナーとなりました。



会場は、新しくできたばかりの貸会議室「コ・ワーキングスペース 未来会議室」。
創造性が掻き立てられるような、斬新なデザインの空間で、まずは前半1時間、「スマホのある子育てを考えよう」にご参加いただきました。
参加者は「ママそら☆くまもと」のメンバーさんを中心に、保育園協会、医療関係者、啓発活動者、教育関係者など、様々なお立場の方々がずらり。
大変意識の高い皆さんですので、セミナーを聞く姿勢やまなざしも真剣で、いつにまして緊張しながらお話させていただきました。
幼児のスマホ利用実態調査の中でも、特に親と子のスマホ利用時間の相関関係は関心が高く、勉強会後半のグループワークへの問題提起となったようです。



 カスペルスキーの籔内さんからは、悪意のあるアプリを使うと、どのように個人情報(電話番号)が抜かれてしまうのか、実際の画面を示しながら説明していただきました。
また、その時にセキュリティソフトが、どのように私たちを守ってくれるのかを画面で確認することで、参加者のセキュリティに対する意識が高まったようです。



 セミナー後は、休憩をはさんで、グループワークにつながりました。
子育て世代には認知度の高いアプリ「鬼から電話」の是非や、公園で子どもだけ遊ばせておいて母親はベンチでスマホをやっている現状など、親のスマホ依存を問題とする意見が相次ぎました。



さらに、そうなってしまう背景には、子育て支援が足りないのではないか、というところにまで踏み込んだ意見もあり、議論が深まったところで「幼児スマホ問題における保護者のあり方、五箇条」の提言に結び付けました。



 このテーマは、入り口は確かに幼児のスマホ利用ではあるけれど、話せば話すほど、「子育てそのものの話」なのだということに行きつきます。参加者の誰もが、真剣に子どもたちの未来を考え、議論する姿が印象的でした。



 尚、今回の勉強会には、テレビ熊本と熊本放送の取材が入り、この課題を広く知っていただく機会となりました。
 最後に、今回の勉強会開催にあたり、九州で活動されている多くの皆さまにご尽力いただきましたことに改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

社会教育カフェ「一緒に語ろう これからのコミュニティ」

2015-02-09 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
あなたに「居場所」はありますか?
そんな問いかけからはじまった社会教育カフェ。
2月7日、焼津公民館大集会室に、20代から80代と世代を超え、様々な背景をお持ちの皆さん60余名の皆さまがお集まり下さいました。



まずは、ミニシンポジウム「居場所」の現状を語る
大学生を含む5名の方々にそれぞれの「居場所」語っていただき、会場の暖機運転バッチリです。



続いて、出席者全員参加によるグループワーク”「私の居場所」から「地域ぐるみの居場所」を創る”です。
ここでは私は進行役。
皆さんの熱いトークが盛り上がれば盛り上がるほど、時間で作業を区切るのは忍びなく、難しいお役目となりました。
「誰とも会話をしない日が続く」「困ったことがあったときに、相談できる人がいない」
そんな淋しさのない、安心して暮らせる地域を目指して、まずは何ができるかを語り合うことから始めたいですね。



ところで今回の社会教育カフェは、社会教育委員の自主的な活動として企画された催しですが、副委員長を拝命しているにも関わらず、打ち合わせ会にもなかなか出席できず、準備のほとんどをH委員長にお願いしてしまいました。

H委員長には改めて感謝申し上げます。

福島県の幼稚園で「スマホのある子育てを考えよう」セミナー開催

2015-02-03 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動
1月28日に、福島県いわき市にあるかしま幼稚園様を訪ねました。



上野駅から、新しくて快適な特急スーパーひたちに乗って2時間20分。



東北らしい素朴な温かさにあふれる幼稚園の園庭からは、冬の寒さにも負けない元気な子どもたちの声があふれていました。



 セミナー冒頭、園長先生からのご挨拶では「子どもがスマホを離さなくなっちゃって・・」というお母さんの悩みを10月の保育参観後の懇談会で多く聞き、モラルやセキュリティ対策に関する啓発や教育活動の必要性を感じてセミナー開催を考えたという、お申込みまでの経緯をお話いただきました。



園長先生には、その後、グループワークを含むセミナーにご参加いただき、保護者の皆さまとの意見交換も活発に。
お忙しい中、ありがとうございました。



ワークブックに自分の思いを書き込み、最初に自分の今の気持ちや思いを整理することで、その後のグループワークが活性化します。
他のご家庭での子どものスマホの様子や利用ルールを共有する事で、日頃の我が家での使わせ方を振り返り、ルールの必要性を改めて感じていただけます。



カスペルスキーの籔内さんのお話を聞いたお母さんからは「スマホは、自分でセキュリティをやらなければならないことが多いというのが驚きでした。」という感想をいただきました。
スマートフォンは、小さなパソコンです。
パソコンと同じようにセキュリティ対策が必要だという気付きを持っていただける機会になったようです。

兄弟で小学生のお子さんのいるご家庭も多く、「スマホだけでなく、ゲームのセキュリティ対策も考えたいと思います。」という感想もいただきました。
小学生の多くは、インターネットに接続できる携帯ゲーム機を所持しています。
ゲーム機といえど、情報機器のひとつと考えれば、子どもに買い与える前に、「保護者による使用制限機能」は確認しておきたいですね。

その他の感想をまとめたアンケート結果を含め、これまでのセミナーの様子やこれからの開催予定もご覧いただけるサイトはこちらになります。
 ▲ スマホのある子育てを考えよう


お忙しい中ご参加いただいた保護者の皆さま、かしま幼稚園の先生方、そしてセミナー開催に関わって下さった皆さま、ありがとうございました。



尚、ただいま開催中のセミナーにご参加いただいた皆さまには、書き込みのできるワークブック、セキュリティとモラルについてわかりやすくまとめられたガイドブックをはじめ、かわいいグリーンベアポーチなど、盛りだくさんのおみやげを配らせていただいております。