ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼二番極楽寺

2017年07月08日 21時33分40秒 | ウォーキング

3番金泉寺で井戸を
のぞき込んだりしながら
お参りを済ませました。

もうその頃には雨も
すっかり上がっています。

さあ、ではあと二つのお寺です。

四国第2番の極楽寺を目指しましょう。

バスで走っていると、
こんな看板が目に入りました。



「あせび温泉」かあ、
この先にあるんやなあ・・・
ではなく右上のもじ「やすらぎの郷」です。

いま、昼間にあの倉本聡の
ドラマが連続で放映されています。
架空の老人ホームを作って
「やすらぎの郷」と名付けているのですが、
そのホームの遠景は
模型を使って作られているとのことで、
海にも近くなかなか居心地よさそうだ。

そこで暮らす、
かつてのテレビ関係者に起こる
様々なドラマを物語にしているのだが、
これは微妙に面白い。

ただ、毎日15分単位で
放映されるから見るのがつらくて、
ついついハードディスク録画をして、
いまは10話くらい遅れて
鑑賞しているのだ。

そんなことを考えながら、
すぐに極楽に、いや極楽寺に到着です。



バスを降りて、見事な朱色の
仁王門をこえていきます。



ここには空海お手植えの
長命杉が植わっている。





この八十八カ所は昨年が
開祖1200年だから、
その頃に植えた杉なんですねえ。


幹に紅白のリボンがついており、
霊木の綱を引くことで
いいことがあるという。

いやあそれはぜひとも
触れておきましょう。



この霊木はごつごつしていて、
様々な苦難を目にし活用しつつ、
頑張って生き残ってきたんでしょうねえ。

では本尊に参りましょう。



ここの本尊は阿弥陀如来です。

「おんあみりたていぜいからうん」
と唱えます。

この寺の開基も行基ですが、
空海がこの寺に来た時に
21日間阿弥陀経を読誦したところ
阿弥陀如来が現れて
その像を刻み本尊にしたのだそうだ。

この本堂の右奥が大師堂だ。



この大師堂の前には
テーブルが置かれ、
その上の座布団の上に



「重かるさん、軽かるさん」

といわれる地蔵が置かれてある。
手にもって軽いと考えたら
願いがかない、
重いと考えたら悩みが
長引くそうなのだ。

住𠮷さん近くのおもかる石や
伏見稲荷のおもかる石みたいやね

この2番極楽寺のお寺の絵は、
この地蔵のバックに
大師堂を描くことにいたしましょう。

こんな感じ。



ここでは座布団の描き方がキモですね。
まあまあ厚みがあるように
描けたでしょうかねえ。

ちなみに、バックには坊主頭に
なっている首Dさんの姿も
入れておきました。

そうそうこのお寺のあかりが
漁業の妨げになっていたことがあり、
本堂前に小山を建てて
あかりを遮蔽したことが、
このお寺の山名「日照山」と
なっているのだそうです。

え~なので、キラッと光る頭は
気をつけなくてはいけません。
国会議員に「はげ~」といわれます。

ここのお寺をはじめ、
88の寺もそれぞれに
いろんな習わしや出来事が
あるようですねえ。

さあ、そんな習わしも
四国ではあと一つで終わります。

大師堂でのお参りを終えたら、
さあいよいよ四国最後の
1番霊山寺を目指しましょう。

この寺との距離も短く、
すぐにバスは到着します。

実は、この一番のお寺には
二年くらい前に来たことがあるのです。

四国を旅し、その最後の日でした。
真夏なので暑かった時でしたが、
四国最後に八十八カ所の
霊場ってどんなところかなあ
と寄ってみることにしたのです。

行くと、まずお店があったので
入ってみることにしました。



すると、帽子であるとか
ずだ袋であるとか
いろんなものが売られてましたねえ。

当時は、できればバイクなんかで
四国に行きたいなあ
なんて思っていましたので、
そうかあ、もしお遍路をするなら
ここがスタート地点なんやなあ
と地図を一冊買って
おくことにしました。

そうかあ、ここからお遍路は
始まるのかと感慨深かったのですが、
実はdoiron達は逆回りなので
四国結願の終点となったわけですね。