エンドウの花

３０日、谷山中央で写す。

    快き風の吹きくる花豌豆          晴子

楤若葉

先日芽吹いた楤の木は,摘まれずに若葉の季節を迎えた。
２９日、谷山中央で写す。

    燦々と日裏日表風若葉           コウ子

日伯競艶

ブラジルの名花イペーが桜と一緒に咲いていた。
２８日、谷山中央で写す。

    艶競ふ日伯の花ここ薩摩

諸葛菜

２６日、谷山中央にて写す。

    東京を一日歩き諸葛菜         悟朗

お茶の水で地下鉄が地上にでたとき、諸葛菜が咲いていたことを思い出した。

桃の花

２５日、谷山中央にて写す。

    きのふけふ歩いて桃の花ざかり         双魚

花鳥～鵯、椋鳥、目白

２５日、谷山中央で写す。

    蜜を吸ふ花鳥花をこぼしけり          栄子

蘇枋の花

２４日、谷山中央で撮影。

    蘇枋花を尽しぬ為せしこと少なし         友二

桜を撮る

２３日、谷山中央で撮影。

    桜撮る地味な身なりのをみなかな

若楓

今朝、谷山中央で撮影。

    木洩日を更にちらしぬ若楓         ひろし

初燕

１８日、谷山中央で撮影。

    黒雲から黒鮮やかに初燕         草田男

鶸渡る

小鳥の群れが裸木を訪れて、すぐに去った。
撮って液晶画面を拡大すると、鶸らしかった。
１８日、谷山中央で撮影。

    峡の空四五羽渡るを鶸と見き         占魚

フリージア

今朝、ベランダで写す。

    賑しく見舞はれし夜のフリージア          昌治

鳥の恋

電線に多くの椋鳥が集まっていた。
群れからすこし離れたところに二羽がとまっていた。
１８日谷山中央で撮影。

    電線の揺れを共にす鳥の恋          ゆう子

帰宅して調べると、頭の黒さの濃い方が雄、淡い方が雌だそうだ。

河原鶸

１７日谷山中央で撮影。

    鶸は地に親しむ日脚伸びにけり         裕子

鵯の声

１４日谷山中央で撮影。

    鵯の声松籟松を離れ澄む         茅舎

鵯は一声だけ、あとは寂寞界。