「漂流外国物語」第六十七ページ、上の一~二行目
解読 初太良茂同伴ニ而罷越候との事故、互ニ暇乞致濱邊へ
送り参り申候。
一、右初太良居申候家之主人「チヨウサ」歳五拾七才位、女房
読み 初太郎も同伴にて罷り越し候との事故、互いに暇乞い致し浜辺へ
送り参り申し候。
一つ、右初太郎居り申し候家の主人「チョウサ」歳五十七才位女房
説明 「初太良」・・・「初太郎」と同じ。 「茂」・・・「も」。 「同伴ニ而」・・・文字が
薄くて読めません。 「罷越候との事故」・・・ここも字が薄い。 「互ニ」・・・
形で覚える字。 「暇乞致」・・・特に「乞」の字が読みにくい。 「濱邊へ」・・・
此の字も難解です。 「送り参り申候」・・・「参り」が難しい。 三行目、
「主人」・・・簡単な文字ですが、難しい。 「歳五拾七歳位」・・・「五」が最も読みにくい。