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第五十三章 賣渡し申杉桧之事 其の十四

2015年11月06日 09時32分02秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「賣渡し申杉桧之事」第三ページ、上の七行目以下

 

「解読」 埒明ケ貴殿方へ少しニ而も難義懸

     申間敷候。為後日證文依而如件。

           賣主 鶴川村     弥兵衛

読み 埒明け貴殿方へ少しにても難儀懸け

    申す間じく候。後日の為、証文依ってくだんの如し。

           売り主 鶴川村   弥兵衛

解説 本文書き手は、字は上手ですが、崩し方にくせが有り、難読文字が多い様に思います。最初の二文字は解読不能でしたが、解りました。「埒明ケ」・・・『らちあけ』でした。物事を解決する事。別途、コメントでもお知らせします。 「貴殿方へ」・・・「貴」も難しい。「殿」は形で覚える字。 「少しニ而も」・・・ここも難解です。特に「ニ而」が読みにくい。 「難義懸」・・・ここも読むのは困難です。 「申間敷候」・・・ここも文章の流れから読みます。「間敷」は形で覚える。『まじく』と読む。 「為後日」・・・後日の為。後々の為。これも読むのは困難です。定型句として頭へ入れておきましょう。 「證文」・・・「證」は「証」の旧字体です。 「依而」・・・依って。 「如件」・・・くだんの如し。定型句です。「この通りであります」。  売り主は鶴川村の「弥兵衛」と読めますが、本文では「弥平」となっています。 「鶴」の崩し方にも注意。

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1 コメント

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解読不能分の判明について (管理人)
2015-11-13 17:07:04
11月6日付け第53章、其の14のはじめの□□の二文字がわかりました。
「埒明ケ」でした。埒を明ける。物事にかたを付ける事。この場合は「判形人に於いて、問題を解決し、貴殿にはご迷惑をお掛けしません。」と言うこと。

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