古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十八章 「乍恐奉願口上書付」 其の四十三

2016年02月17日 08時49分32秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

 

「乍恐奉願口上書付」八行目と次の欠行分を同時に行います。悪しからず御免!

 

解読 八行目 相達候處、御呼寄被下候上、私与里

    九行目(画面無し)御達申候口上之趣御申聞被下候處

読み 八行目 相達し候処、お呼び寄せ下され候上、私より

    九行目 お達し申し候口上の趣、御申し聞き下され候処

 

説明 (村役人へ)「相達候處」・・・村の役人へ状況をお届けした所。 「御呼寄被下候上」・・・お呼び寄せ下さった上。 「私与里」・・・私より。私から。この行は用紙の折れ目か、文字の真ん中が折れ目の様な線が入っています。 「御達申候口上之趣」・・・お届けした言い分の趣旨。 「御申聞被下候處」・・・申し分をよく聞いてくだされた上。